太陽光パネルを設置しすぎて、需要を上回って、買い取ってくれなくなってる九州電力管内。

他の電力管内でも電力が余り始めて、受電を止めることが多くなってきた日本なんだが。

ドイツでは、その電力の買い取り価格がどんどん下がってるらしい。

日本もドイツも太陽光パネルが増えすぎて、破産する太陽光発電業者が破産するケースが増えるんじゃないかねえ。

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ドイツは太陽光パネルを設置しすぎた…供給が需要を上回ると電力価格はマイナスに(海外)
5/30(木) 8:10

ドイツでは消費者の需要を上回る太陽光発電パネルが設置されていることがSEBリサーチの調査でわかった。

太陽光発電のピーク時には、生産者は過去10日間で87%の価格引き下げを行っている。

実際、市場のエネルギー価格はこの時間帯にマイナスに落ち込んでいる。

再生可能エネルギーへの取り組みの結果、エネルギーが過剰になってしまい、ドイツでは晴天が続いても、太陽光発電の収益性には暗雲が立ち込めている。

スウェーデンの金融サービスグループ、SEBリサーチ(SEB Research)のメモによると、過去10日間で、太陽光発電事業者は生産時間中に87%の価格引き下げを余儀なくされたという。

実際、生産がピークに達すると、価格はゼロを大きく下回っている。

平均すると価格は1MWh(メガワット時)あたり9.1ユーロ(約1547円)で、太陽光発電時間帯以外の70.6ユーロ(約1万2000円)を大幅に下回った。

「これは、規制されない電力の量が需要と同等かそれ以上になると、こうしたことが電力価格に起こる。

つまり、規制されない電力生産量が最大になると価格は暴落する」とSEBリサーチは5月21日に書いている。

ドイツにおける2023年の記録的な太陽光発電導入の波は、電力の在庫が消費を上回ってしまうという価格「破壊」の原因となっている。

「2023年末までに太陽光発電の総発電容量は81.7ギガワット(GW)に達したが、需要量は52.2GWにしかならなかった」とSEBリサーチの商品アナリスト主任のビャルネ・シールドロップ( Bjarne Schieldrop)は指摘する。

電力の生産がピークに達し、需要が減少する夏には両者の差はさらに拡大する。

また、消費者は通常、太陽光発電のない時間帯により多くのエネルギーを消費するため、必ずしも低価格の恩恵を受けているわけではない。

補助金や電力購入契約によって新規導入が促進されない限り、採算性は圧迫されるため、ドイツの太陽光発電の拡大はいずれ止まってしまう可能性があるとシールドロップは述べている。

代わりに、バッテリーや送電網のインフラへの投資など、生産されたこの電力のエネルギーをより活用するための改善に焦点が移る可能性が高い。

「このような状況は時間の経過とともに『無料で使える電力』を使い果たし、太陽光発電の電力価格を再び上昇させるだろう」とシールドロップは記している。

「そして太陽光発電容量の新たな増加につながる」
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太陽光発電した電力を、大規模バッテリーに蓄電する方法が、これから拡散すると思われるけど、それってその分の設備投資と維持に金がかかるですよ。

ドイツでは余剰電力の買い取り代を安くできるが、日本の場合業者を助けるために、電気代を上げることになると思う。

日本においては、蓄電網を構築するのは、限りない投資がつづき、再エネ賦課金が限りなく上昇するようになるのかも。


明らかな失政というか、悪意のある政治ですわ。

再エネ賦課金って、税金です。

ちなみに社会保険料というの、は国家が吸い上げる料金ですですから、名前が料金というだけで、あれは税金です。


更に子育て支援金もあれは税金です。

財務省は、「税」という名前のついてない税金を、増やしてますよね。

更には電気代を上げて、電力会社への税金を増やせば、間接的に増税になります。


日本人って、馬鹿だよね。

特に自身も国民なのに、自分で首絞めているキャリア官僚って、そうとう馬鹿だと思う。


ネット民のコメント

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太陽光発電の大幅な増加によって、競争的な卸電力市場では価格が著しく低下し、時にはマイナス価格にもなってしまう。これは、ドイツに限った話ではなく、世界のどこでも起こる現象といって良い。卸電力価格の著しい低下は、太陽光発電の収益性を悪化させるだけではない。太陽光発電の自然変動を吸収するために重要な役割を果たす、ガス火力など化石燃料発電の経済性を著しく悪化させ、市場からの撤退を引き起こす原因ともなる。

このドイツの例が太陽光発電の蓄電の難しさ、使いにくさを表していると思う。
もし、蓄電池などの経済性や技術が確立していればこういった問題は出てこなかったはずなのだが蓄電ロスや送電ロス、設備に対しての経済性が越えられない壁になっている。
そこを押さえずして電気を作るだけ作って余ったら知りませんではいけないでしょう。

日本でも、九州では、出力制御が発生しているね。
もっともこれは、太陽電池が多すぎるというより、それをうまく利用する環境がないという感じだけど。

電気は超のつくナマ物。需要に合わせて供給量が調整できる事が経済的にも環境的にも最適。秒単位で供給量に変動が生じる自然エネルギーとは本来相性が悪い。
特に冬場夜間の低発電、高需要に合わせて、化石燃料などの設備を準備する必要があるが、逆に夏場の昼間は休眠させなくてはならず、稼働率が極端に落ちる。

変動性再エネは設備総容量が増える程共食い現象が発生し、薄利多売のビジネスになって行く。しかし、再エネ比率を上げるには再エネ事業者を守る必要があるので補助金を出す事になる。補助金は売電量に応じて支払われるので、市場でマイナス価格でもたくさん売る方が利益を得られる。
ドイツは再エネ比率80%を目指し更に再エネ導入を進める方針なので、電力の価値がほぼ0になる時間は益々増えるでしょう。

特に製造業は電気料金が安い地域と高い地域では、生み出された商品の競争力に影響する。
国内もそうだし、国単位でも同じだ。
TSMC、九州が選ばれた理由の1つに、九州エリアの安価な電気料金があったと言われてる。逆に電気料金が高い地域にはメリットない。

発電事業と送配電事業が分離された今では発電側にピークシフトを義務づけるべきでしょう。送配電事業者が系統停電を防ぐために費やすコストは需要家に転嫁するしかなく買電制限しなければ電力代UPに繋がります。揚水発電のようなピークシフトは零細な太陽光発電事業者には無理でしょう。

東京都内でも天気が良いと日中、電源単価が0.01円になってます、市場連動プランなら基本料金も無いのでお得です。
うちは太陽光もあり補助金で蓄電池設置したので託送料も不用な分お得ですが、屋根が無い集合住宅な方も都の補助金で蓄電池設置したら日中0.01円で充電したらお得かもしれませんね。

これはEU諸国が互いに電力の輸出入取引を行ってるからですね。
普通は余った電力を捨てるしかないのを「それならウチで使うからくれよ」となる。しかも「使うの100KWhあたり1ユーロでいいよ」と言って請求されるってことです。
どっちにしても「お金」はかかるから、そこで手打ちをするんでしょう。
なんせ環境絶対正義の欧州では、電気を捨てるなんて犯罪行為のように扱われます。

電力が余って無料になるんだったらいいじゃないの。余った電気は水素やら蓄電池に貯めて必要な時に使えばいい。電力会社は既存の収益回収方式では利益にならないってだけでしょ?蓄電池の販売に力を入れるとか、太陽光発電設備の設置、メンテナンス業務に置き換えていって既存の化石燃料、原子力に頼らない電力供給にシフトしていくのが至上命題だと思うよ。

大量に余ってる電力を無駄なく使うためには、BEVの普及が極めて有効です。
日本でも太陽光の普及で、晴れの日の昼間の電力は供給過剰状態です。
無駄な石油を中東から大量に輸入しなくても良くなるので、日本こそBEVがもっと普及すべきなんですけどね。

電力価格が下がれば産業競争力は高くなります。
現在の先端技術産業においては大量の人よりも大量の電気を使っているので低価格の電力が大量に使えることは競争優位に繋がります。各国ではデーターセンターの建設ラッシュが続いていて今後は更にAIなども使われ電力需要が上昇するのは明白な事です。

経済の専門家が収益性という視点からマイナス面を指摘しているのかと思うけど、普通に考えて需要を超えるほどに太陽光発電の電力があるって良いニュースなのでは。
より儲かる方儲かる方と考えるばかりでは既に立ち行かない気候危機の現状でもある。 お金の利益ばかりではない視点もそろそろ経済の専門家の方々にも必要なのではと感じる。

「電気が余るなら、その電気でCO2を固定すれば良いのではなくて?」
っていければね。
まあ、「地球を冷やせば良いじゃなくて?」ってのもありだけれども、電気で熱を消すのは無いっぽいよね。
水素にして産業用にするか、PHEVとかに貯めるとかができないとね。

マイナス価格とは、電気を使えばお金をもらえるような状態。
この安い電力を使って、蓄電・電気自動車の給電・エコキュートでお湯をわかす、などを新たな需要側の動きが喚起されることが期待されます。

誤解を招く記事だ。
ドイツの電力価格を調べてみるがよい。欧州一の単価で製造業がドイツから逃げ出して景気は最悪だ。
蓄電池の意見を見かけるが、携帯電話のバッテリーと勘違いしてるのではないか?大量の電力を蓄電するにはコストも規模も合わない。

原発も稼働させると簡単に止められないので揚水発電とセットで開発された。
どうやら太陽光発電はこの部分の配慮無しの設定のようだ、
お天道様と風任せの自然発電にもひと工夫必要な様だ。

太陽光発電は蓄電池とセットでないと採算も取れないしSDG,sにもならない。
太陽光発電のみの設置補助金は止め、セットで設置する人の補助金を拡大するなど考えたほうが良いと思います。

どういう話かイマイチよく分からなかったけど、電気代が安くなったら良いんじゃないのか?
太陽光発電設備を自宅に設置すれば、電力会社は何の関係もないやろ。
大規模な太陽光発電設備で発電した電気を各家庭に売る場合でも相当に安く販売できるはずだけどな。

太陽光買取制度で太陽光発電事業者がボロ儲けする仕組みで、負担は全て電気料金に上乗せ。その結果日本でも至る所にソーラーが建設され自然破壊もまねいている。
記事にあるように、作りすぎたソーラーの電気が余っているのは日本も全く同じ。
早く再エネ買取制度は廃止すべきだと思う。

有名処ではカルフォルニア州も同じようになってるね、近くに金払って引き取ってもらう状態。調整用火発の停止・再起動に掛かるコストよりも金払って引き取ってもらった方が安いと言う事らしい。
ドイツはデンマーク、カルフォルニアはアリゾナに引き取ってもらってる。

まあ早く蓄電池が普及させるしかないでしょう。売電ではなく自家消費、それでも余ったらちょっと売るスタイル。そうなると電気代は上がるので太陽光発電を使っていない人達は損をするようになる。いつまでもだだこねてないでさっさと太陽光発電導入しましょう。

以前に価格が下がるからってオーストリアの電線に勝手に繋いで(もちろん違法)電力を流して壊れちゃってオーストリアが大規模停電になってしまった事があったね
後でオーストリアに補償金請求されてた 馬鹿みたい
勝手に繋いで流したら過流電になるの当たり前だろう

知ってた
それに太陽光パネルって黒くて蓄熱するから砂漠地帯に大量設置すると温暖化進めるって、サハラ砂漠計画頓挫してたはず
要らない時に発電した電気の蓄電施設なんて資源的に不可能だし水素転換して保存しとけば良いと思うけどそれだと困る人達が多いんですよね

昼間の電気は余っているため、太陽光発電を止めてまで受給調整しています。深夜電力契約者は余っている電気を非常に高い料金で購入しています。簡単な話、深夜電力を止めて昼間電力?料金をつくってエコキュートで消費したらどうですか?
電機メーカーもエコキュートのソフトを改修し、昼間100%沸かせるようしてほしいものです。お日様エコキュートなんてものを別で作るなど馬鹿げています。

バッテリーストレージも急激に低価格化普及しだしてるのでそれに電気を貯めればいいだけ
設置しすぎたって問題視的な感じの文面だけど、あと数年で解決する話

作った電気を蓄える蓄電池の開発と実用化も急務ですね。
安定供給に向けた取り組みが次の段階ですね。

EVによる蓄電とPVによる発電の両輪で再エネ社会を創るのだから、当たり前の展開に思えるが。つまり今はEVが足りてないんだから、積極的にEV転換すりゃいいだけ。ドイツ車メーカーがEVに待ったかけてるのが間違い。

ドイツってなんでこんなにエネルギー政策がバカなんでしょうか。緑の党がムチャクチャなのは前から分かってた事。
絶好調の原発を止めてしまうし、電気料金が上がりすぎて国内産業が悲鳴を上げているし、そもそもロシアの天然ガスに依存し過ぎていたし、馬鹿すぎるww
まあ、ドイツの自動車産業が傾けば、ライバルの日本にとってはいい事なのかもしれないが。。。

日本では太陽光発電事業者には東電みたいに総括原価方式にしてやらないの?
事故っても放射性物質をばら撒かないし、何年経っても廃炉にできない原発より、太陽光発電の方がクリーンでいいじゃん。
寧ろ東電から総括原価方式を取り上げた方がよくね?東電を甘やかしすぎ。

安くなった系統用バッテリーを導入すれば、太陽光発電の電力をさらに有効活用でき、電気代はさらに安くなる。

太陽電池パネルは寿命が以外と短いから、本来必要な時に役に立たないかも知れませんね。

それにしても日本は再エネの電気を大量に捨てて、電気代は高騰し、電力会社は過去最高益続出、どういうこと?

日本では太陽光発電の銅線が盗まれる事が多発しているが、ドイツではどうなんだろう?

ドイツ人は森を大事にしてる、ドイツの黒い森の環境は、大丈夫なのかな。日本のメガソーラーは酷い!早く規制してくれ

太陽光発電と蓄電池の費用と維持管理費のコスト差し引きの損得勘定はどうなの?

マイナスになるぐらいなら近隣の国に売ればいいじゃん。蓄電池の普及がすすめばマイナスは解消されそう。

焦点が移る可能性が高い。って今更そんなこと言ってんのか?最初から予測できている事だ。なぜ周回遅れの事言ってんだろ?
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がんばれ日本!

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