いやいややってられないでしょ。

どうやら市町村によって、熊退治の日当がかなり違うらしい。

緊張状態のまま、山の中を一日歩き回ってこれじゃ、やってられないかもね

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猟友会がクマの駆除辞退 「この報酬ではやってられない」「ハンターを馬鹿にしている」北海道奈井江町
5/21(火) 19:14

北海道ではクマの出没が相次いでいますが、空知の奈井江町では地元の猟友会が町から要請を受けてもクマの駆除に参加しない方針を明らかにしました。

報酬などで折り合いがつかなかったということです。

北海道猟友会砂川支部奈井江部会・山岸辰人部会長:「やっぱりヒグマは相手が違う。鉄砲持っているからって、米軍の特殊部隊相手にするようなもんだよ。この条件ではちょっとやってられない」。

怒りをあらわにするのは、猟友会の奈井江部会のトップ山岸辰人さん。

去年、奈井江町ではクマが20件目撃されていて、ゴルフ場に出没した際には町から要請を受けて猟友会の山岸さんらが出動したといいます。

山岸辰人部会長:「100%ボランティア無償で」。

環境省によりますと、道内のクマの捕獲数は2014年度は555頭だったのが昨年度は1422頭に。

ここ10年で3倍近くに増えています。

奈井江町は、去年市街地にクマが出たことを受け、先月、猟友会に出没時の初動対応を担う「鳥獣被害対策実施隊」への参加を呼びかけました。

問題の一つとなったのは、出動した際の報酬です。

山岸辰人部会長:「例えば、駆除要請があったら出動して、彼らの指示に従ってわなをかけるなり捕殺するなりをして、その処分をして下さいと。日当はこれだけですよ」。

提示された日当は8500円。

発砲した場合は1800円が加算されて、最大で1万300円です。

山岸辰人部会長:「みんな、それぞれ仕事をしているわけですよ。緊急で呼び出しであれば、その中から時間を割いて出られるものが出ていく。高校生のコンビニのバイトみたいな金額でやれ。ハンター馬鹿にしてない?って話ですよ」。

クマの駆除にあたるハンターの他の自治体の報酬を見てみると、上川の幌加内町は1日1万5000円。

去年、朱鞠内湖で釣り人が襲われたことを契機に、増額となりました。

また、札幌市ではクマ出没を受けた出動で1回2万5300円、捕獲・運搬した場合は3万6300円が支払われます。

山岸さんは、奈井江町に対し日当を増やすよう求めましたが…。

山岸辰人部会長:「こちらの要求で叶えられそうなものはないと。予算がありませんと」。

交渉はまとまらず、山岸さんら猟友会は「鳥獣被害対策実施隊」への参加を辞退することに決めました。

これについて奈井江町民は。

奈井江町民:「やっぱり大変だから、手当するのが当たり前だと思う」「役場としても予算があるからね。お互いの話し合いだと思うけどね」。

奈井江町は、HTBの取材に対し「猟友会と改めて話し合いをしたい」とコメントしています。
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「日当は8500円・・・発砲した場合は1800円が加算」

1時間1060円、コンビニのアルバイト代より安くないですかね?

今は人手不足なので、コンビニだと時給は1200円くらいです

8時間とすると9600円


「お互いの話し合いだと思う」

いやいやこれって熊が出るんだから、国の問題でしょ?

総務省とかが不足分の為に、補助金を出したらどうなんだ?

補助金ってのはこういう時に使いなさいよ。


天下りに効果がないから嫌なのか?

大丈夫、狩猟免許取って猟師になればいい。


日当じゃなくて、1回1時間でも2時間でも15000円とかで、3時間目からは1時間ごと5000円くらい貰ってもおかしくないと思う。

熊やイノシシの駆除につては、自治体に任せるんじゃなくて、国が金を出しなさいよ。

羆の場合は2倍とかでもいいと思う。


一言

熊やイノシシは、市町村や県を意識して歩き回ってるわけじゃない。

イノシシなんか瀬戸内海を渡るからね。

こんなの、国が対処しなくてどうするんだよ。

総務官僚が知らばっくれてるんだわ。


ネット民のコメント

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ヒグマ相手の駆除作業は命懸けなのに安い報酬な上に、警察官からの発砲指示で撃ったのに射撃条件を満たしていないのに発砲したと書類送検され銃の所持免許剥奪とかあったしな。
馬鹿馬鹿しいから警察や行政の手伝いなんてやってられないよ。
ハンターをゴミのように扱うんなら、ヒグマから市民の命を守るのは北海道公安委員会と北海道警察でお願いしますと言うのが今回の非協力宣言だろう。

アメリカだと猟区保護官や市警察や保安官が対応してるが、日本は民間猟師任せ。猟銃使用の事件が起こるたび規制厳しくなるし。獣肉の消費も限られるし、全国規模で猟師は、減る一方今後は、警察が獣害対策するしか市民を守れないのではないか。38口径のリボルバーでは、戦えないので猟銃やショットガン装備したり現役猟師に指導して貰ったほうがいいな。

この国は仕事をする、働くということの概念を根本的に見直すべきだと思う。
丁稚奉公という考え方があり、奉仕という言葉を重んじるから無償、もしくは安い報酬で仕事したりサービス残業したりする法則がなりたち、さらにこの国の人は死と金の話を避ける傾向があるし交渉することを苦手とする人が多い。

役所としては出没件数の推移で今年も増加する見通しはたっていたはず
役所の常套手段の「予算が無い」は通用しないと思います
はじめから手当の値引きが担当者の頭の中にあったはず
ボランティアで対応する様な案件でもなく、今回の猟友会の判断は当たり前であり、なんら批判されるべきことではないと思います

ヒグマと対するのは、米軍特殊部隊と同じだという猟友会の意見。
これは至極まっとうな言い分。何故に命をかけて日当8500円、1発撃って1600円。失礼だがまるで子どものバイトなみ。日当などでは過去島牧村でも猟友会と村議会が揉めた記憶がある。島牧村では出動すると夜通しの警戒、待機。そして死んでも保証はないという内容だった記憶がある。

本職休んではした金で命をかける。
そして無責任な連中から大量のクレームを受けてたらやってられんと思う。
被害者が出ても熊を守れって連中には朗報なんじゃない?
熊に限らず増えすぎた野生動物とどう共存するのか現実的に考える時期なんだと思う。

ニュース見ました。猟友会の方達も普段別な仕事を持っており、緊急で呼ばれて出向くと言ってました。それなのに、今どき職人呼ぶのにも1.5万円じゃきてくれないのに、アルバイト代程度の報酬では割に合わないでしょうね。協力出来なくて正解だと思いました。しかも、熊とかなり近い距離まで接近する場面もあり、命懸けの仕事でたった1.5万円とは笑わせる。

記事に出てくる鳥獣被害対策実施隊については、農水省が一部予算を補填する事業で、市町村が支払いした報酬の8割が特別交付税として還元される仕組みです。つまり1万円の報酬であれば市町村の実質負担は2千円となります。確かに当初予算で全体の予算確保は必要ですが、駆除にあたる方だけでなく市民の人命に関わる事案ですから適正な価格改訂は必要だと思います。

本州で狩猟を行ってるものです。熊の駆除要請はありませんが、農林業に被害を及ぼすニホンジカの駆除を依頼されます。一頭あたり¥8,000です。罠を掛ける場所にもよりますが、大きな雄鹿が掛かった場合は銃を使う場合もあります。手当は出ません。時間的には少なくても「半日」は必要です。

これからの時代豊かな財政の自治体と貧しい自治体では、格差が拡がっていくと思う
国単位のことは、地方交付税で都会で集められた税金が地方にも配られ公平な生活ができてきたが、よく週刊誌の特集になっている様に、何年後か何十年後には消滅する市町村も出てくると言うのも現実味をおびてきた気がする

ヒグマのみならず、イノシシやシカの駆除でも生命の危険を伴うし、広義的には実包や銃砲の維持管理、猟犬の飼育にも費用はかかる。
狩猟免許の講習会には若手も大勢参加していたが、講師の方曰く「大変過ぎて、始めてすぐ返納してしまう若者も多いんだよね」との事。

普通に考えたら日本人の生命と財産がクマによって脅かされているわけだから、自衛隊が出動して熊の一斉駆除に乗り出すのが一番効率的ではあるとは思う。
結局、自然環境保護とか熊の種の保護なんて言って個体が増えれば、人間との関りも増えて人間の犠牲も増えるわけで、一定の駆除は必要なわけだから、そこは割り切って対策を取らないと。

害獣駆除に関わるハンターは、何かトラブルがあった場合に猟銃所持を取り消される場合もあります。もちろんハンター本人がクマなどの反撃を受けるリスクもあります。「予算がないからこれで我慢しろ」という町側の対応はまずいと思います。
予算がないのは事実なのでしょう。

砂川支部は以前駆除中の発砲で行政処分くらったとこかな、猟友会としてはそんな経緯もあるし警察に対して不信感もあるんじゃないかな。
街に出て興奮してるヒグマを駆除するのは大変だと思う、警察ができない事をプロの彼らに依頼するわけですから自治体としては正当な報酬を出すべきですし市民の安全を守る責任は果たさなきゃいけない。

どんどんやめてしまえば良い。
どうにもならなくなれば国も考えると思います。それと鹿などを山で解体した時は熊に食われないようにもするべきです。
熊が肉食化しないようにするべきです。
ただ同然で、趣味でやってるような猟師に何でも背負わせるべきじゃない。

自衛隊や警官に猟銃持たせろって意見あるけど、銃撃てればいいってものではないのでは?
出没した熊が次はどこに行くのか?どこを通るのか?罠にするか銃にするか、追跡か待ち伏せか、とにかく熊猟師の経験が絶対必要になるはず。

警察か自衛隊にという意見が多いが、農政課の職務の一環だろう。「農業や畜産、林業、にわ山森林自然公園や林道の維持管理、有害鳥獣駆除、野生動物の保護など」で有害鳥獣の駆除って書いてある通り。
これまで外注頼みでやってたのだろうけど定期的に業務が必要で外注先には本業もあるのだから、公務員ハンターを中で育てて業務として安定稼働させるべき

予算がないから出せないじゃなくてどうすれば出せるかを考えなければ駄目でしょうね。当面はクマが出没する地域の住民の皆さんに多少の負担をお願いするのがいいんじゃないですかね、世帯数が約2000で100円ずつで20万円集まりますからプラス役所分を合わせればまあまあの金額になりますが。
 さらに道庁とか議員さんにお願いしてはどうですかね、還元してもらわないとね。

ヒグマの出没は人命に関わる事だからと、猟師さんがボランティアでとしてやっていても、仕事を休まなければならない人も多いし、銃弾もタダでは無いし、道路上ならまだしも山中でヒグマを仕留めたら200㎏もあるようなヒグマを鬱蒼とした山の中で、他のヒグマが居る可能性がある中で山道を運ばなければならない。
人手も装備も必要になる。

職業猟師です。
駆除辞退について賛否はあるでしょうが、お互いが納得して仕事するには必要なプロセスだと思います。
「同一労働同一賃金」という言葉がありますが、もし仮に猟師に依頼した仕事を自治体職員がやるとなった場合、いくら費用がかかるかを計算すれば答えは明白だと思います。

町側としては、猟銃を持っていれば、熊と遭遇しても、シカなどと同じく、余り抵抗されずに仕留められる位の軽い仕事だと思っているのでしょう。

海外の熊の駆除シーンを動画で見たことがありますが、猟銃で撃ってもビクと載せず、物凄いスピードで撃った人に向かって走って来るシーンを見たことがあります。

相手はヒグマだもんな。時給換算でコンビニのアルバイト程度では命がけの仕事に見合った報酬とは言いがたい。辞退して当然だ。ではどこが駆除するのか?警察か自衛隊か?彼らはハンターではないから相応の訓練も必要だろう。町は道や国を巻き込んでしっかり考えて対策するといいだろう。予算の問題?それもこの機会によく考えたら良い。

町が官僚的お役所仕事で自分の立場で条件をつきつけているだけで、相手側の立場も市場価格も考えていない。猟友会が動かないならば町が自分でやるときの費用を考えればよい。
町役場の職員が仕事を休んで狩猟免許をとり銃を買うのにいくらの費用がかかるのか、仕事を休んで猟にでるときの機会費用の損害はいくらになるのか。

町役場が害獣駆除課を作ってその職員にやらせれば、割り増し危険手当だけで対応できるんじゃないでしょうか。
その場合のコストを計算して、民間にアウトソーシングするより割安ならそうすればいいし、割高なら、適正な金額を払って民間委託することです。

実業団ではないが、都道府県市町村で猟ができる人を育成しつつ、通常業務にもついてもらう等やっていかないと、現代社会では通じないと思います。
もしボランティア出動も当てにしているとなると、本来ボランティアは本人の自由意志で無償参加になりますので運営は丸投げしたも同然になるでしょうしね。

警察との軋轢もあるので現状では致し方ない事。
警察内で害獣駆除係でも設立したらいい。ライフル使うので狙撃犯が
兼任すれば射撃の練習にもなるだろ。陸自のレンジャー部隊も日ごろの訓練の見せ場にはなるな。まあ、縦割りの日本行政では現実味は無いだろうけど。

この件はきちんとした国の対応が必要です。
環境省、地元自治体、警察、自衛隊等から管轄を決めて予算をつける必要があります。
既に熊に関しては北海道(ひぐま)でも本州(月の輪熊)でも人間(人肉)を食べ物と認識した事案が発生しています。月並みな表現ですが「人肉の味」を知ってしまったと云う事です。

吉村昭氏の「羆嵐」という著書があります。三毛別羆事件のドキュメンタリー作品ですが恐怖そのものです。始めは地元の猟師、手に負えず警察、そして軍隊、それでも解決せず最終的に一人のベテラン猟師の単独行動による至近距離狙撃によってようやく解決するというものでした。

人の味を覚えた熊は本来は熊除けになるはずの鈴の音が聞こえたら捕食の為に動くらしい。
こんな報道を聞けばこれは人類の天敵であるわけだから共存共栄などあり得ない。すぐにでも殲滅すべき。
個人的には高い税金を払わせてもらっている以上、こういう命がけのハンターにこそ血税を使ってほしい。

命が助かっても、指や四股のいずれかが欠損してしまうような大けが
後遺症の残るような大けがのリスクもある
本人のみならず、家族からしてみれば
大好きな親が、大切な子や配偶者がそのような姿で帰ってきた時の気持ちを察すると‥
とてもやり切れない

自治体に予算がない事は事実なのでしょうが、他のコメントにもあるように命を張ったの業務であり高齢化が進むハンターの方々にとっては年々リスクの高いものになっているわけでさらには昨今の動物愛護的批判などがメンタルに与える影響なども考えるとハンター達の努力がとても軽視されてるように感じるのも無理はないように思います。

昔は、地域で街を守るとか、自分たちの田畑や家畜を守るために、狩猟免許をえて協力してたけど、今は、農業も、法人化などで、その地域に事業として構えてるだけでつながりもない中、地域の猟友会が低報酬で駆り出され、時には命を奪われる危険もあるのを考えると、怒りもわかる気がする

今後、人的被害が増発するクマの駆除に関しては、人命にかかることであり警察も積極的に対応する専門係を設置して、駆除に当たる必要があります。また、特に市町村に関して予算を計上してクマ駆除する必要はないと考えます。警察は、人命を守る責務があります。また、銃に関する取扱いは専門的であり、クマ駆除に関して特化した部隊の創設を機動隊に設けるべきです。

最近はツキノワグマにしても凶暴になり人身被害が多発している。増してはヒグマは体格も凶暴さもその比では無くて、猟銃を持って居ても対応を一歩間違えば死に至る危険性がある。拳銃を所持している警察官でさえ襲われて重傷を負っている。命を掛けての余りにも報酬の低さに腰が引けるのは当然です。

過去の不当な免許取り消し事件により、ヒグマの駆除は自粛していた。2年経っても行政側との関係修復には至らなかったのではないかと思います。若手の募集には協力していたようですが、駆除に応じるのが当たり前という感覚だったのでしょう。腫れ物に触るような扱いで交渉も手つかずでは、最終的にこうなりますよね。

千葉県民です。
熊ではありませんが、父が猟友会に所属していた頃、鹿などの駆除依頼の報酬は弾代にもならないと言っていました。
大袈裟な言い方だったとは思いますが、ボランティア感覚でないと出来ないとの意味合いかと。

一つ間違えれば命のやり取りとなる仕事なのであれば相応の報酬は当然と思う。もちろん税金から支払われるとすれば、もし自分がそこの住民ならば少々の住民税の負担増は納得します。

猟師のほぼ100%が趣味の延長で免許を取っているから軽く扱われるのかなぁ。
経費とお小遣いを渡せばOKとか考えていそう。
猟師になった経緯はどうあれ、殺人犯レベルかそれ以上の凶悪な相手に行政からの依頼で挑んでもらうのであれば、もっと出すのが筋だと思う。
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