次期国産機の計画なんだが。
経産省が、また言い出してるらしいのだが。
三菱重工は興味を示さない。
他の仕事で忙しいので・・・ってことなんだが。
「政府主導の開発は懲り懲りだ」という事でしょうね。
経産相がどうしてもやりたいのは、何とか事業化して天下り先にしたいだけだと思う。
三菱としてはそれは構わんが、事業化の邪魔する国は関与してもらいたくないんだろうね。
MRJの失敗は、経産省が、アメリカにおける型式認証を軽く見ていたためだというのが、三菱の技術者達の忸怩たる思いでしょう。
型式認証最優先で開発してれば、今頃MRJが、日本だけじゃなく、アメリカや世界の空を飛んでた筈です。
そのMRJ開発をおもちゃにして潰した、経産省の音頭になんか三菱は乗らんでしょうね。
当時の三菱の技術陣は解体してしまってますし、
やるなら全く新しい技術者たちが、育ってからじゃないでしょうかねえ。
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経産省の次世代国産機構想、三菱重工泉澤社長「次期戦闘機でリソースがタイト」
5/8(水) 23:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2e438fc2b729af3cd7ed868f1d8497f603ec808
三菱重工業(7011)の泉澤清次社長は5月8日、経済産業省が今年3月に示した次世代の国産旅客機構想について、現時点で具体的な計画を持っていないとしつつ、同時期に日英伊3カ国による次期戦闘機の開発が進んでいるとして、「リソース的にはタイトだ」との見解を示した。
経産省は2035年以降をめどに、次世代の国産旅客機開発を官民で進める案を3月27日の産業構造審議会で示した。
三菱重工によるリージョナルジェット機「三菱スペースジェット(MSJ、旧MRJ)」が2023年2月に開発中止となったことから、1社の単独事業ではなく複数社の参画による開発を促し、経産省が研究費などの面で幅広く支援し、MSJ失敗の反省点を生かすとしている。
泉澤社長は「大きな方針が出た段階で、具体的な計画を作る段階ではない」と述べ、現時点で具体的な計画を持っているわけではないと説明。
一方、日英伊3カ国共同の次世代ステルス戦闘機プロジェクト「GCAP(グローバル戦闘航空プログラム)」は、2035年までに開発・配備を目指す計画であることから「非常にリソース的にはタイトであることもよく考えながらやっていく」と語った。
MSJを開発していたMSJ資産管理(旧三菱航空機)は、今年3月31日付で解散。
米国で試験を行っていた4機の飛行試験機は、社名変更を発表した昨年4月の時点ですべて解体済み。
設計変更を反映した通算10号機(JA26MJ、10010)など、国内に現存する試験機もある。
スペースジェットの開発で得た知見は、GCAPの開発に生かすとしている。
GCAPは、ベースとなる英国の第6世代戦闘機「テンペスト」が2018年から開発がスタート。
英独伊西の欧州4カ国が共同開発した戦闘機「ユーロファイター」の後継機で、日本は航空自衛隊が運用しているF-2戦闘機の後継としてGCAPに参画している。
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「リソース的にはタイトだ」
これ、物理的に手狭なら投資して、研究所や工場を確保するだけですが、ひっ迫してるのは人材でしょうね。
経産省やそのOBの技術者たちの下には、まともな人材は集まってこないでしょ。
あいつらとやったら足をすくわれると、日本の技術者は思ってるよね。
やりたけりゃ国が、公務員として技術者を集めて、こ国の予算でやればいい。
出来上がって、いざ量産になったら民間に卸せばいいだけです。
関わりたくないし、やれる物ならやってみろでしょうな。
ま、役人になんかできるわけがないって、三菱の経営者も技術者も思ってるでしょう。
国が絡んで成功した業界って、何かありました?
半導体は潰され、東芝もなくなりました、サンヨーは中国に、シャープは台湾に取られました。
「経産省が研究費などの面で幅広く支援し、MSJ失敗の反省点を生かす」
金は出すけど口は出さない、天下りもしないという行政にならなきゃ、民間は政府を相手にしたくないはずです。
経産省は、支援という名の口出しをするなってことです。
やれるなら、支援じゃなくて、経産省主導で、民間から技術者を集めてやればいい。
失敗するだろうけど、民間は天下りを気にしなくて済みます。
「スペースジェットの開発で得た知見は、GCAPの開発に生かす」
次世代ステルス戦闘機プロジェクトに技術者を振り向けちゃったってことです。
つまり経産省のプロジェクトに、人材は渡さんよって事でしょ。
三菱はこれ以上、経産省のプロジェクトで、大事な技術者を潰したくないんですわ。
ネット民のコメント
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国産の旅客機開発となれば、やはり三菱重工が注目されるんですね。MRJの失敗が記憶に新しいので、心配になってしまう。
ロケットで成果を挙げてることも評価できるし、チャンスがあれば、次こそ旅客機で成功させてほしい。
もし、次期国産民間機の構想があるのなら、今はMRJに関しての記録をしっかりと保管することが大切だと思う。技術的な記録も大切だし、型式証明をめぐっての米航空運輸局とのやり取り、アメリカから招いたボーイングOBの技術者の意見などしっかり記録して残しておくべきだと思う。せっかく高給を払ってアメリカから招いたのだから、その意見を散逸させてしまってどうする。
社長の発言は妥当。
既にMRJを担当してた技術者はF3の開発部門に移籍したとの記事が有ったはず。
この人達を再度移動させたり、新規に人材を採用するのは現実的ではないでしょう。
三菱はMRJで失敗したのは事実なのだし、参画するにしてもサプライヤーとしての役割が妥当でしょう…。
米国の数少ない競争力がある旅客機の分野を邪魔させないためにMRJは米国によって失敗させられたと解釈している。次の戦闘機は英国とイタリアと共同だろうからそうならない蓋然性は高いが売り先は決まっているのか。日本だけが市場なら戦闘機の価格は馬鹿高くなる。
次期戦闘機開発で最大のリスクは、トランプが大統領に当選すること。
日英伊の共同開発ということは、少なくともその3国にF35が売れなくことを意味するのだから、全米軍事産業を支持母体とするトランプが開発を中断させるために様々な圧力をかけてくるのが目に見えている
日本が次世代国産機を製造しても、日本は最終的には西側諸国に直面し、西側諸国の型式証明を得る必要がある。だから日本は中国のような巨大な市場と協力すべきだ。中国のC919の型式証明を認め合う
ここはいっちょうMRJのリベンジといきましょう!
一致団結オールジャパンで日の丸パワーの見せ所ではないでしょうか!
次期戦闘機に関しても、悲願のアメリカ不干渉での開発ができそうで一安心です。
封印されてしまった日の丸航空技術の復権です!
旅客機がとか戦闘機がではなく、一国の経済と産業に責任を持つ役所なら、我が国の航空機産業をどうするのかを構想しなければ役に立たない。
MSJだけでなく、三菱はMH2000ヘリコプターでも失敗してますよね。アメリカの戦闘機のライセンス生産は出来ても次期国産機の単独事業なんてとてもじゃないけど無理だろうね。
>1社の単独事業ではなく複数社の参画による開発を促し、
体質が古い三菱と組んでもろくなことがないと思う。せめて口は出さずにお金と若くて優秀な人材だけ出したら?トップは別の会社の人がいいと思う。
テンペストを共同開発している記事だね。結局、前回のアメリカのゴリ押しでF16になり、今回はテンペストと、日本はまた独力での国産戦闘機開発は出来ませんでしたね。
経産省は次世代の国産機計画策定する際に民間企業の意見をどれだけ聞いたんだろ?
開発の中核となるであろう三菱がリソースありませんって言ってる段階で経産省が勝手に絵に描いた餅である事が分かる…┐(´д`)┌
経産省はなんで国産旅客機の開発にこだわるのか。国内で作りたいだけなら、ライセンス生産とかじゃダメなのか。次世代機なんて作れるのか。
国内にエアバスの工場を誘致して、旅客機を丸ごと製造するノウハウを学んでいる中国と、部品だけ作っていたのに急に国産機を造ろうとして失敗した日本。
どちらが賢いでしょうね。
この社長の泉澤さん。MRJの失敗で国の支援500億円が消えた。
記者会見で謝罪もなく「忸怩たる思い」と語った人。
いまでも社長だったとは、引責辞任もしないんだなと思った。
公金を投じる事もためらわないでほしい。
新しい産業は絶対に必要なのだから。
国民は我々の血税を〜などと言わないで欲しい。
国民を食わしていくのは産業だ。
なぜ今更巨額投じようとするのかな。
経産は先見の明がなく打率10割で税金をドブに捨ててきた大罪省庁。
MRJにしても、国交に耐空審査能力無い状況で三菱はよくやったよ。
残ったMRJ10号機
なんとか愛知航空ミュージアムで保存 公開してほしい
MH2000 MU-2と同じく三菱の負の遺産として
三菱が無理とすれば、可能性のあるのは川重。でも、無理筋の計画だから諦めたほうが良さそう。
GCAPは三菱。
つまり、次の旅客機は川崎とスバルに仕事を与えようと、そういう事です。
経産省が色々と手を伸ばすとプロジェクトは頓挫する。
重工は逃げるが勝ちだろう。
リソースがタイトではなくて、わが社(三菱重工)では、旅客機は作れません。が正しい言い方では。
まずはJCABにまともな審査能力を付けるところからじゃないかな?
経産相の予算割り当て確保ムチャ振りやんけ。f3すらできるか怪しいのに、旅客機とかもうあきらめろん。
国の動きが遅すぎる。MRJ計画時に出して欲しかった
今はF-3開発に集中すべきでしょう。
今の三菱に国家プロジェクトを託すなんてリスクが多すぎる
ぜひ、やってみるべきだと思う。販売までの道のりは長いが、売れれば1機数百億✕数十機=兆円単位の売上が入ってくる。
だが技術的なハードルに加え、欧米の国際的基準に適合するものを作れないと販売のスタートラインに立つことが出来ない。三菱、川重、IHIだけでなく、しっかり欧米のメーカーのアドバイスを受けた上で計画をすすめるべきだ。
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