どうやらタイ人も、EV車のヤバさに気が付いてきてるようです。

タイは一年中暑いので、エアコンを使う機会は多いというか、間違いなく使っています。

そうなると当然、バッテリーの使用量は多いでしょう。


然もバンコクでは、ほぼどこに行っても、渋滞に巻き込まれます。

そうなると当然、バッテリーを、どんどん消費します。

でも、タイ人のEVに対する危惧は、多分そこじゃないと思う。

寒さで死ぬことはないですから。

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BEV化が急速に進むタイに押し寄せる中国メーカー! 普及にブレーキがかかりそうな要素も見え隠れする危うい戦略
5/5(日) 7:11

急速に進むタイ市場における中国企業のBEV戦略

 2024年3月末から4月上旬にかけ、タイの首都バンコク近郊で開催された「第45回バンコク国際モーターショー」では、中国メーカーの出展が目立った。

そのなかでも新規出展ブランドで話題となったのが、中国新興BEV(バッテリー電気自動車)ブランド御三家のひとつともされるXPENG(小鵬汽車)と、吉利汽車のNEV(新能源車/新エネルギー車)ブランドとなるZEEKRであった。

満を持してともいえるXPENGとZEEKRの進出。ZEEKRブランドを展開する吉利汽車の親会社となる「吉利控股集団(ジーリーグループ)」は、スウェーデンのボルボカーズも傘下にもち、ジーリー車とボルボ車ではパワートレインの共用も進み、ZEEKRもボルボカーズのBEVとパワートレインを共用しており、ほかの中国メーカー車とは一線を画す存在となっているので、その意味でも今後のタイでの動きが注目できる。

 そのわけは街なかへ出ればわかる。

街なかでは古いボルボ車をもともと多く見かけるのだが、ここのところはコンパクトモデルを中心に最新のボルボ車も多く見かけるようになってきた。

「日本でも同じかもしれませんが、こちらでも所得に余裕がありインテリジェンスの高いひとの一部ではボルボ車に乗りたがる傾向があります」とは地元事情通。

古いボルボ車を大切に乗る人が多いことからも、ZEEKRは単に「中国製BEV」とは違う側面で普及していくかもしれない。

 さらに、この2ブランドそれぞれをタイ国内で販売する代理店は、国営の石油・ガス事業会社「PTT」の子会社だということ。

PTTはすでにNEV(新エネルギー車)の普及に伴い、タイ国内の充電インフラ普及にも積極的に取り組んでいる。

 あるショー主催関係者は「この2ブランドの販売をPTT系子会社が行うということはじつに興味深い」とのコメントを寄せてくれた。

 今回のショーでは主だっただけでも、8つの中国系ブランドがブースを構えた。

BYDオート(比亜迪汽車)やNETA(哪叱汽車)、NEVブランドとして出展しているAION(広州汽車)、XPENG、ZEEKRなどはBEVのみをタイでラインアップしているが、GWM(長城汽車)やMG(上海汽車)、チャンアン(長安汽車)などはHEVも含むICE(内燃機関)車もラインアップしている。

それでもやはり、中国ブランドの販売の中心はBEVとなっていることには変わりはない。

 しかし、会場で見てもタイという市場規模に対しては中国ブランドの進出する数とそのスピードに、単に市場拡大という以外の思惑も見えてきてしまう。

中国企業の進出がタイ市場を混迷の時代へと導く

 街なかを走るクルマを定点観測していると、確かに中国ブランドのBEVを多く見かける。

とはいえ、その大半はBYDとMG、そしてNETA(哪叱汽車)のモデルばかりとなっている。

 つまり、進出している中国ブランドの半分ほど以外は、街なかではなかなか見かけることはできないのである。

すでに一部では「たたき売り」に近い状況になっているとも聞くので、地元事情通にそのあたりを聞いてみると……。

「ブームというわけではありませんが、いままではあまり細かいことを考えずに物珍しさも手伝ってBEVが注目され売れてきたと感じております。
バンコクは首都なので最優先で電力は確保されていますが、ここまでハイペースで普及してくると、そろそろ『いろいろなこと』を気にするようになってきているように見えます。
たとえば、そろそろ乗っているBEVの売却がはじまる時期になります。
しかし、一般論でもBEVの再販価値は低いとされていますので、いざ売却段階となってユーザーの多くが『中国ブランドのBEVの再販価値は低い』との印象を強く持てば、リピート需要は望めないでしょう」と語ってくれた。

 BEVの割高イメージが強いのはタイでも同じ。

購入層は所得レベルが一定以上に限られ、その多くは意外なほど複数保有が多く、セカンドカーとして中国系BEVを購入する傾向も多い。

スペックを抑えて割安感のあるNETAのBEVがよく売れているのもそのような背景がある。

 このような層は短期間でクルマを乗り換える傾向も多いので、本来なら再販価値も強く意識して新車購入している。

そのため、根強く日本車が支持されてきた。

したがって、中国製BEVの再販価値の行方次第では、BEV普及の目覚ましいタイ(バンコク首都圏があくまでメイン)でも、その熱が急速に冷める可能性は十分高いのである。

 ショー会場は、バンコク首都圏でも「ニュータウン」と呼べる振興開発地域にある。

しかし、今回訪れると、隣接するホテルや開催中の会場内で相次いで停電する事態が発生した。

因果関係はわからないものの、とくにバンコク市内では2年ほどで数千台の路線バスがBEV路線バスに入れ換えられている。

あちこちの国々をフラフラしている筆者も、このスピードでの普及は聞いたことがない。

そこで、「充電インフラはどうなっているのか」とあちこちで聞いてまわるのだが、明確な返答が得られないでいる。

 スピード感を持ってショーへの出展が増え続けている中国ブランドだが、タイ国内でのBEV普及のためのバックアップや社会不安のない普及度合いを意識して進出しているようには、筆者の目には映らない。

中国ブランドのなかでも中長期的視野も含めて腰の据わった参入を進めているところと、中国国内の事情など「自社の都合」を強く意識してタイに進出するしかなかったブランドもあるように見える。

 タイ国内におけるBEV普及は、これから混迷の時期に突入するのではないかとの声が多くなっている。
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「BEVの再販価値は低い・・・・リピート需要は望めない」
「BEV普及の目覚ましいタイでも、その熱が急速に冷める可能性は十分高い」


タイでは、やはり価格が安いかで売れるんだが、中国メーカーが価格を下げてくれば、まだ売れるかもしれない。

でも再販価格が小さいとなると、タイ人は敏感ですからね。

エアコンの使用時間とか、充電時間とかよりも、再販価格のほうが大事だと思う。


中国メーカーは、既にタイでBEVの生産を始めてますけど、無駄な投資になりませんかねえ。


ネット民のコメント

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タイは雨季になると、あちこちで洪水が発生し、道路が冠水するのが当たり前になるので、タイ輸出仕様は電気回りの防水が特に注意をしなければならないというのが常でした。
そんな所で電気自動車がまともに走れる訳がありません。漏電で故障、下手をすれば感電してしまいます。

半月前までタイでのシェアは日本車が圧倒的だが、ここでも中国のEVが存在感をもちつつあり、日本車は駆逐されるだろうと言う記事が出てたのに、その勢いは半月ももたなかったようだ。中国政府のような強力な規制やインフラ整備がある中国でさえ行き詰まってるのに、一時の勢いだけで日本車下げの記事を書いてたWEBCARTOPはタイの方が早々に行き詰まることを予想出来なかったのか?

車に限らず中国製はとにかく今売れれば良い。アフターサービスや故障、修理を考えて物作りや販売を考えていない。だから怖い。家電類は相当進歩したが果たしてBEVはどうでしょうか?1番怖いのが事故の時の安全性。車一台開発するのにはそれなりの費用と時間を要するが、この販売スピードを考えるととても安全設計や試験をされていると思えない。エンジン車と違って排ガス規制をクリアする手間が無いので、バッテリーとモータ車輪が有れば車が出来てしまう恐ろしさ。

何が言いたいのかのかよくわからない記事だ
タイ政府が大方針として、2030年までにEVを国内自動車生産の50%にする 35年に国内新車販売はすべてEVにすると打ち出していることを知らないのだろうか
危ういも何もタイは国家計画としてEV社会に移行するつもりなんだよ
この状況下でも現状タイにEV工場を新設する計画がない日本メーカーを心配すべきだろう

結局は電力供給と道路の舗装率が高いと言う事でしょう。
正直言って、先進国ですら電気不足で、電気充電の渋滞が起こって居るのに、タイではまだまだ無理です。
中国からの援助が効いて居るとしか言えないでしょう。

タイは車の税金が高いので価格が日本の1.5〜3倍します。そんな車を日本の半分以下の給料のタイ人が買える理由は圧倒的なリセールの高さです。
しかしEVはそんなわけにはいかないので、今も半年前もバンコク以外ではEVは殆ど普及していません。

国EVがアジアに売り込まれ現地政府も同調してたりするけど、環境の為と謳いながら実は現行EVは環境に悪いという点が一番問題だと思う。
電力不足を補うためにメガソーラーを設置すべく環境破壊する未来が見える。
あっちもこっちも太陽光パネルが置かれで国立公園ですらパネルで埋め尽くされ深刻な環境破壊をもたらしている日本を反面教師としてほしい。

ちょっと前までタイで販売される日本車でも関税が高く1000万円くらいだった、安さを売りにしている中華BEVでも1000万はするだろう充電インフラがまだのタイ、品質未知数で高価格なら即売れるとは思えんが。

タイでは輸入車に関税200%(中古車も新車価格で関税)するので、日本車も現地生産で対応しています。
今回の中国車も現地生産しているのかな?
それとも輸入車関税でも安いのかな?
この辺の情報が全くないけど、自動車評論家ならココも抑えて記事にすべきではないでしょうか?

タイが豊かになったってことだよ。日本は豊かになってますか?日本の中国製批判は30年前と変わらない。中国やタイは30年前よりすごい豊かになった。日本は他国を批判見下して止まったまま失われた30年?どころか40年50年と続くかな?デフレスパイラル。自らが選んだ道かもね。

「このブームも2年以内に終わる」と断言。
そもそもBEVには穴が多すぎる、それがバレるのは時間の問題。
少なくとも現在のリチウムイオン電池を積んでいる間は候補リストから外すべき

ブラジルでも、自然発火事故が起きているみたいですね。BEVの弱点の一つ寒冷地問題は起きないでしょうが、タイでもブラジルと同様に恐怖の自然発火が起きてくるでしょうね。おお、怖い。

今はBEVが急成長しているところしか見えてない。日本の牙城東南アジアはどうなるのか。何故未だに日本のBEVは皆無なのか。
リセールはBEV購入層にはあまり関係ないのでは、と思う。日本だってリセールの高い車に皆乗っているか?

昨年BYDのEV ATTO3を購入しました。燃費/電費も1/5、静かで乗り心地も最高、リン酸鉄リチウムなので劣化や発火の心配も全く無く、200km程の日帰りゴルフ等で月1千km乗っています。EV購入して大正解でした。

中国メーカーが作ってきたのはスマホや家電など、売 り切り商品ばかり。
大量に作って安く売ればそれで終わり。
販売がうまくいかなければ即撤退。
車のようにユーザを長期にサポート、メンテナンスする意識がない。
タイのユーザが2、3年後後悔しなければいいが。

タイの地方部で急速充電器が普及しているとは思えない。
ここでもハイブリッドが復権するのでしょう

沢山のEVメーカーが進出してもEVの販売台数は限られているだろう、販売台数が伸びなければ進出した工場はゴースト工場として廃墟があっちこっちにできるだろう。

EV補助金と減税でメーカーが乱立で淘汰が始まってる。デメリットも周知されておらず流行で終わる可能性もある。

洪水と言うのも厄介な要素だね。
BEVのポテンシャル自体としては対策とかできるものではあると思うのだけれども。

自社の都合で撤退するメーカーが出てきたら、ユーザーはどうなっちゃうのだろうね???

スマホのようには行きません!天変地異が多いところ現状は今までの車で十分です。

タイを生産拠点にして周辺各国にも展開する戦略だね

タイの場合は地方からE-Tuk が席巻して来るでしょう。
車は売れない時代がすぐそこです。

一台でも売りたい中国。後もことを考える余裕などあるはずもない。
そこには信頼という名の言葉はない。

MGは見た目じゃICEとBEV簡単に区別はつかない筈だけど。

すべてはタイの政策。
中華との距離感。
それ次第。

中国企業は信用ならないから。
EVのBYDも胡散臭いよねー
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