9.4兆円のウクライナ支援が、やっと議会を通過、兎に角緊急で武器弾薬を補給するらしいのだが。

物によっては数日、大物は2週間とか掛かるんじゃないかねえ。

んで、これと並行してたわけじゃないだろうけど、イギリスは既に新たな弾薬を送りこみ始めてるようです。

そちらの方が間に合うかどうかですかねえ。

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米下院、ウクライナ支援案を可決 軍事支援が本格再開の見通し
4/21(日) 3:03

米連邦下院は20日、ロシアの侵攻を受けるウクライナに対して総額約608億ドル(約9兆4000億円)を支援する緊急予算案を賛成多数で可決した。

予算成立には上院での可決とバイデン大統領の署名が必要だが、最大の障壁だった下院を通過したことで、停滞していた米国の軍事支援が本格的に再開される見通しとなった。

緊急予算案は共和、民主両党の超党派の支持で可決された。ウクライナによる米国製兵器や防空システムの購入、ウクライナに供与している米軍の装備品の補充などに充てられる。

共和党のトランプ前大統領の意向も踏まえ、ウクライナや周辺国への財政支援約95億ドル(約1兆4700億円)は貸し付けとなった。

 米国のウクライナ支援は、下院で多数派を占める共和党のうち保守強硬派が「自国の国境管理を優先すべきだ」などとして無条件の支援継続に反対。

2023年末に予算が底を突き、新規の軍事支援は事実上、止まった。

ウクライナの劣勢が続く中、米中央情報局(CIA)のバーンズ長官は「緊急予算が成立しなければ、ウクライナが年末までに敗北する恐れがある」と警告していた。

 ジョンソン下院議長(共和党)は当初、保守強硬派の意向を受けて国境管理の強化策を予算に盛り込む案を模索した。

しかし、民主党との妥協を嫌うトランプ氏の横やりもあり、調整が難航。

予算案の審議も先送りになっていた。

 ただ、ウクライナ支援自体は超党派の多数派に支持されており、国外からも早期の支援再開を求める圧力が強まった。

ジョンソン氏は譲歩を拒む保守強硬派から議長解任をちらつかされていたが、最終的に「解任リスク」を承知で、国境対策を切り離した予算案の採決に踏み切った。

 米シンクタンク「外交問題評議会」によると、米国は22年1月以降、総額約743億ドル(約11兆4900億円)の対ウクライナ支援を表明。

今回の緊急予算が成立すれば、11月の大統領選の後も当面は支援継続が可能になる。
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これで困るのはロシアなんだが、武器弾薬がウクライナに届く前に、ウクライナへの攻撃を強めるでしょうね。

なのでここ一週間、ロシアの攻撃は強くなると思う。

このタイミングを逃すと、またロシア軍は押し返されたり苦しくなるんじゃないかと。


それにしても、欧米は、今回日本に対して金出せって言わないね。

ジジイ的には「日本は500億ドル出せ」って、言われるんじゃないかと思ってたんだけどね。


ネット民のコメント

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共和党が賛成101、反対112。
民主党が賛成210、反対0。
支援の一部をローンにするなどトランプ前大統領の主張を取り入れましたが、それでも共和党は半数以上が反対。国境管理強化を優先すべき等の主張です。

大きな一歩だ。9兆円を超えるような支援パッケージであり、まだ上院の採決が残っているが、全て順調にいけば最初の武器・弾薬は1週間以内にもウクライナに到着するといわれており、米国のパワーがあらためて示される格好になった。しかしその間、武器・弾薬不足によってウクライナでは多くの人命が失われた。代償は大きかった。このことの重みは忘れてはならない。

ウクライナ支援案を可決したことで、ジョンソン議長を解任すると主張している共和党最極右の議員らは民主党だけでなく今や共和党陣営からも「プーチン議連」と呼ばれる始末だが、そのうちの1人であるゴーサー下院議員は、「ウクライナ支援案を国境支援に回すべきだ」と反論している。
しかし、プーチン議連の議員らは、国境警備が重要だとほざいておきながら、超党派議員らにより作成され、共和党やトランプにも近いとされるテキサス国境警備隊らの支持も得た国境防衛強化法案の昨年の採決に漏れなく反対票を投じている。

今回の可決までにウクライナの大半の戦利地をモノにすることが出来なかったプーチンはじだんだ踏んでいるかもしれない、怒涛の如く次から次と兵をすり減らしながらも占領地を増やしてきたロシアだがf16の訓練終了したパイロットたちも戻ってくれば戦況状況は一変するだろう
現在の体制が弾薬不足の中持ちこたえたことが好転をもたらすことになる

この記事には、何故か肝心な事が明記されていません。
アメリカ連邦議会の下院は、共和党の反対で数カ月もの膠着していましたが、
予算案は、ウクライナだけでなくイスラエルなども含めて、総額953億4000万ドル(約14兆7000億円)規模の支援と成っておりました。

ジョンソン氏は、解任動議の脅しをかけられながらよくやったという気がする。
一方で、今まで停滞していたのになぜ今ということを考えたとき、結局のところイスラエルを支援すべきという思惑が働いたのではないかという気もする。

さすがのトランプもウクライナ支援を認める態度に変化(本音は不明)したのが幸いした。あまりにも極端なトランプ思考は世界秩序を無視した内向きな論理に終始し、自分が大統領になるためだけの方策に偏り世界のリーダーとしての自覚に欠けた危ない言動である。特に同盟を組む各国を一方的に商売の対象として観るやり方は、到底容認できない。

アメリカのウクライナ支援の予算案が米下院を通過し、ウクライナ支援の再開の目処が立ったことは良かった。
ただ半年前に支援再開していたら、ウクライナ戦況は現在のように苦境に立たされてなかったと思います。
今後も米大統領選など不安要素があり、アメリカからの支援より欧州がどれだけ物質的な支援を強化できるかが課題になるのでは。

やっとウクライナ支援案が可決された。 ロシアによる侵略でウクライナが負けるような事になれば、ヨーロッパをはじめとした西側諸国に大きな影響が及ぶ事は容易に想定できるのに、こんなにも長く可決に時間を要した事が理解できない。

米国のウクライナ支援は常に後手後手、一拍以上遅れる。
今まさに「戦時」、ウクライナでは侵略してきたロシアとの血みどろの戦いが行われているという緊迫感が無い。
「援助したからいいだろう」ではなく、いつ、どのタイミングで援助するのかが、文字どおり生死を分ける。

長かったが、ようやく可決されてよかった。
最近は、ロシアのミサイル攻撃で犠牲者が出るニュースが何度もあって胸が痛くなる思いだった。
ロシアにも言い分はあるのかもしれないが、ロシアはドンバスの治安維持のためと偽って兵力を集めていきなりキーウに侵攻したり、NATOから非難されたら核威嚇で応じたり、民間人を暴力で脅して投票させ占領地を併合したり、容認できない行為を繰り返し過ぎている。

ウクライナが負ければ「やったもん勝ち」「力による奪取」となり秩序も何もあったもんじゃなくなるから、負けて欲しくはない。
しかし支援したり滞ったりすればウクライナの体力が無くなっていくだけで、決して良い状況でないでしょうね。

f16は今年の夏から投入できるんだっけ?
火力が統合出来て、集中的にできるんだったらウクライナの守りは今より良くなるはずだから、攻める方も安易には攻められなくなるだろうな。
ドローン以外で攻撃できる様になれば、投入直後には戦線で変化あるだろうな。様相が変わるから。

米国の支援なしにはウクライナは敗北というのは、代理戦争に近い状態であろう。swiftからの完全なる追放をしないという中途半端は経済制裁が意味するところは、軍産複合企業への支援ということである。
 北朝鮮とイランも生き延びたが、アメリカの軍産複合企業も生き延びたということだろう。

ようやく可決した。支援が再開される見込みとなったが、あまりにも遅すぎた。
支援に反対している人たちは、プーチンが勝利を得た後の世界を想像してみると良い。それが今よりも素晴らしい世界になるなんてことは、絶対に有り得ない。世界中のテロ組織や独裁者が、自分の信じる大義の下で紛争を拡大する地獄絵図のような世の中になる。

日本で与党も野党も変わらないのと同様にアメリカも民主党も共和党も変わりませんね。戦況は変わらずゼレンスキーがウクライナ人を死地に送らせるのを継続させただけでしょう。それより遥かに重大なニュースなのは凍結ロシア資産をウクライナに回すことを承認したこと。これで脱ドルの流れはますます加速し不可逆な領域に突入するでしょう。

「力による現状変更をみとめることになるのは危険」とコメント欄にも多くありますが人類の歴史を見てそれ以外の方法で国家のあり方が決まったことはありません。平和を意味する英語のpeaceの語源はpaxで日本語で平定(力による)です。日本にアメリカ軍とその基地がたくさんあるのはなぜか?中国がチベットにしたこと。アメリカがアフガニスタンやイラクにしたこと。

アメリカの支援が止まった事で一気に押し返すだけの体力が続かずロシアに立て直す時間を与えてしまったのは大きい。支援が復活したのは良い事だがこれから反転攻勢するのは以前より大きな労力が必要になるだろう。

支援が届くまでのタイムラグを心配する声もあるが、『収入』が見えれば将来に備えていた『貯蓄』を早めに切り崩すことができる。ウクライナは戦意高揚のため直ぐにでも戦果を欲しており、反攻の強度があがるのでは。

大きな山場を一つ越えた。
まずもってウクライナにとっては朗報だろう。
だけど、おそらく大規模な軍事支援はこれが最後になる。
軍事支援がどれほど迅速に行われるか、消費し尽くす前に戦況を改善し、勝利ないしは和睦に持ち込めるか。

はい、これでウクライナ戦争終結は先延ばし決定。戦争をやりたくて仕方ないネオコンや軍産複合体、ブラックロック等の投資会社は、この下院での決定を喜んでいるだろう。しかし、戦争を望まない米国民も多い。大統領選に与える影響も大きい筈だ。

停戦してロシアと継戦するかどうか選挙することがウクライナにとって一番だと思うけど。5月には任期が切れてゼレンスキーさんはただの人になります。民主主義を守るための戦いをするならちゃんと選挙をして2期目を目指すべきでは?

朗報だが、実際の効果が出るまでタイムラグは生じるだろう。
目下、ロシア軍は戦勝記念日にむけて、成果を出そうと躍起であり、アメリカの支援が本格化する前に採算度外視の攻撃をさらに強化してくる可能性がある。

凄く嬉しい、このままウクライナが負けたらやるせないにも程がある。
岸田首相の演説で、アメリカが世界秩序を守ってる事を議会全体に伝えた事が、ある程度の良い影響を与えたと信じたい。
アフガン侵攻のように、10年以上の戦いの果てに、ソ連崩壊のキッカケになるという事がまた起きるのだろうか。

そもそもアメリカが仕掛けイギリスが停戦を阻止した戦争ですから今さら支援をしないとなるとウクライナ側は怒るでしょうね。
しかしながら、先が見えないこの戦争を終わらせることの方が大切だと思います。

少々遅すぎた判断だが、必ず意味のある支援になって欲しい。
ロシアだけでなく、その他の勢力に対しても抑止にならないとこの支援は意味がない。
とにかく今はあの侵攻を少しでも抑えて奪還できる箇所を増やして行くしかない

トランプの横やり、とはひどい表現。
トランプは、勝ち負けではなく、一日でも早い停戦を主張している。追加支援は戦争を長期化させるだけであり、ウクライナには既に勝ち目はない。
そもそも開戦1ヶ月後の停戦交渉を止めさせたイギリスジョンソン首相の罪は重い。おそらくバイデン政権も同様だろう。

これが最後の支援になりそう。次期大統領がトランプ氏になれば、戦争終結を最優先にして、国土割譲案を薦めると思うから。そしてウクライナはNATOへ加盟して国境線強化が必要。容易ならざることは承知の上で、それでもやらなければ、敗戦国とみなされ。その後の国政に支障をきたす。それにウクライナが敗戦しなければ、西側の負けでは無いとも言えるからね。

だいぶ遅くはなりましたが、これでウクライナの人々も一安心でしょう。あとは、一刻も速く砲弾と防空システムと、なかなか届かないF16と長射程ミサイルが届くように、手続きを急いでもらいたい。
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