日本製鉄は親中国企業だと。

新日鉄が、いくら良い条件を出しても、アメリカは納得できないんじゃないかねえ。

アメリカ議員が中国との関係を問題にしてるんだが、日本製鉄が反論しています。

納得してもらえるんだろうか?

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米議会、中国事業を問題視 安保懸念、日鉄は反論 USスチール買収で
4/4(木) 7:06

日本製鉄による米鉄鋼大手USスチール買収計画を巡り、米議会で日鉄の中国事業を問題視する声が上がった。

 有力上院議員のシェロッド・ブラウン氏(民主党)が2日までに、日鉄と中国の関係を精査するよう米政府に求める書簡を送付。

「米労働者と経済、安全保障に悪い影響がある」と反対する考えを示した。

日鉄は、中国事業への理解が「不正確だ」と反論している。

 書簡では、民間調査会社のリポートを引用し、日鉄の中国投資の歴史は長く、中国市場を重視していると主張。

合弁相手の中国企業は、「軍事企業」と関係している恐れがあると警戒を促した。

 日鉄は、リポートには「多くの不正確な記述や虚偽の表現が含まれている」と批判。

「世界生産能力のうち、中国事業の占める割合は5%未満で、中国に研究開発施設はない」と説明した。

投資先の中国企業は、中国国外の同社事業の「運営や経営上の意思決定に関与していない」とも強調した。

 米政府の対米外国投資委員会(CFIUS)は、安全保障の観点から買収計画を審査している。

2月にはレモンド米商務長官が、日鉄の中国事業への「懸念」を表明しており、中国との関係も調査対象とみられる。

 買収計画には労組が反対を表明。

11月の大統領選をにらみ、再選を目指すバイデン大統領と、共和党の候補者指名を確定させたトランプ前大統領がいずれも反対姿勢を示し、政治問題化している。
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「上院議員のシェロッド・ブラウン氏・・・日鉄と中国の関係を精査するよう米政府に求める書簡を送付」

中国が鉄を作りすぎて、世界の鉄の供給を壊した原因は、日本製鉄だと思ってるんじゃないかねえ。

それは無理もない。

日本製鉄は武漢製鉄に、鄧小平の要請で、君津製鉄所と同じ物を作る指導をし、その後ずっと駐在員を指導員として送り込んでいたですよ。


駐在員が帰国して居なくなったのは、コロナが武漢で蔓延した時。

武漢製鉄所の指導と並行して、その何倍もでかい宝山製鉄所の建設指導も日本製鉄が行ってます。

何はともあれ中国が日本の10倍もの粗鋼生産を行うようになったのは、日本の協力が大きかった。


その日本製鉄が、USスチールを買収しようとしてるんです。

そりゃアメリカが警戒するのは当たり前です。

日本製鉄が買収に伴い、アメリカ側の要求をどんどん呑んでるのも、何かあるんじゃないかって疑われる要因になってるかもね。


「日鉄の中国投資の歴史は長く、中国市場を重視」

日中国交回復直後に、稲山会長が訪中した際に故李先念副主席(当時)から建設協力要請を受けたんだよね。

その時には、稲山さんは、ハニトラに掛かってませんよね?

翌年の1978年の鄧小平が訪日、君津の工場を見学、同じ工場の建設協力を約束したですよ。

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1977 年 中国政府より大型一貫製鉄所建設への協力
要請を受けて、プロジェクト開始
1978 年 鄧小平副総理が来日、君津製鉄所を視察
宝鋼建設プロジェクト第一期起工式
1985 年 宝鋼第一高炉火入れ
1986 年 第二期建設プロジェクト開始
1991 年 第三期建設プロジェクト開始
2003 年 宝鋼新日鉄自動車鋼板有限公司(BNA)の合弁契約書の締結
2004 年 BNA 設立
2005 年 BNA 稼働開始
2007 年 新日鉄-宝鋼友好協力 30 周年
2017年 日本製鉄-宝鋼友好協力 40 周年
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ただ最近は、日本製鉄から韓国のポスコが盗んだ電磁鋼板を、宝山製鉄が更にポスコから盗んで、それを中国のトヨタに流して問題になってるですよ。

そういう情報のセキュリティの弱さも、アメリカは問題にしてるんじゃないかねえ。

さて日本製鉄は、アメリカに理解してもらえるだろうか?


ネット民のコメント

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アメリカの理屈を拡大解釈すれば、日本は米国側に追従すべきで中國との付き合いはけしからんに 同義だ。しかしアメリカの最大輸入相手は中国だ。
他国に難癖付けるなら自らの襟を正すべきだろう。
日鉄は自由貿易主義の点で公正なら交易をするのが当然だ。

これだけでは、議会側の真意はわかりかねる。
もし、中国事業での議会の疑念がシンプルなものであるのならば、払しょくできる可能性はあるが、婉曲的に合弁からの撤退(縮小)などを迫られているのだとしたら、二者択一となり、厳しいものになる可能性はある。

日鉄が今後、合弁先を含む中国企業にUSスチールを売却するのではという疑念と、何らの技術を中国企業に売り渡すのではないかという疑念を持っていそうだということはなんとなく透けて見える。前者は議会と文書で合意もできるだろうが、後者については、ないことをないと証明するのは難しく、中国合弁との関係性を改善しないと、信用されないかもしれない。

USスチールはもう政治マター化してるので買収はやめたほうがいい
だが、他の方が半導体がコンピューターが米国の~~!とあるのは、米国が自国産業を守るのは当たり前で政治力をつかったのは事実だが、衰退したのは日本メーカーがへたくそ過ぎただけ。

80年代、最強の日本半導体、いかに米国に潰されたのか!
日本だけアメリカに叩かれて失われた30 年間を無駄に過ごしたのに、まだアメリカに付いていく気なのか?

アメリカはまた日本に経済規制か?以前、コンピュータ世界40%有ったが規制により日本は10%も無くなり、今回も〜日本て同盟国?防衛でも自衛隊が韓国と同じ様にアメリカに総括配下に!今回、岸田首相はアメリカ会談でOKらしい!!日本はどーなるの!?

田中角栄をロッキード事件(ロッキードのコーチャン氏は司法取引で無罪)で引きずり下ろしたのも勝手に中国に近づいたからでしたね。
自分達よりも前に出る国は叩くのが本音です。

もうね、すっぱりやめればいいでしょ、
理屈ではない話になってるよね。
損するのは米国、従業員、株主、みんなだよ、諦めな。

経営者達の頭がアップデートされてないから話にならないですね

本音で日本に買収されたくないだろう。中国のせいにするなよ。笑。
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