今度は豚です。

豚を大事に飼育しろって、余計なお世話なんだが。

豚が可哀そうだという連中が多くて、豚の飼育にまで口を出すようになって、金がかかるようになるらしい。

そうしてカリフォルニアの豚肉の値段があがるんでしょうね。

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「豚の福祉」に波紋 肉販売規制に生産者悲鳴 米
3/23(土) 20:21

ストレスの少ない環境で家畜を育てる「アニマルウェルフェア(動物福祉)」を巡り、米西部カリフォルニア州の法規制が畜産業界に波紋を広げている。

 飼育方法の基準を満たさない豚肉製品の販売を州内で禁じることが柱で、対応には畜舎の改造費などがかさむため、生産者は悲鳴を上げている。

 同州が提案した規制法は、2018年の住民投票で承認された。

反発した生産者団体が訴訟を起こしたが、連邦最高裁が23年に規制法を支持する判断を下したことを受け、今年1月に完全施行された。

 規制では生産者に対し、妊娠中の母豚が自由に動き回れるよう1頭当たり少なくとも2.2平方メートルの面積確保を義務付けた。

カリフォルニア州内での豚肉やベーコンの販売には、第三者機関から認証を得て基準を順守している証明が必要となる。

全米で人口が最も多い同州は消費する豚肉の9割を州外に依存しているため、サプライチェーン(供給網)全体に大きな影響が及ぶ。

 全米豚肉生産者協議会(NPPC)の推計によると、基準を順守した場合、1頭当たりの投資コストは2割増の最大4000ドル(約60万円)となる。

NPPCは「小規模生産者は廃業に追い込まれる」と非難。

豚肉製品によっては価格が4割上昇するとの当局試算もある。

 ビルサック農務長官は先月の下院公聴会で、他州もカリフォルニア州の規制に追随する可能性があることを念頭に、「生産者に深刻な懸念を与える」と危機感を表明。

連邦議会が規制の拡大防止を図る立法措置を講じる必要があるとの考えを示した。
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「アニマルウェルフェア(動物福祉)」・・・畜舎の改造費などがかさむ」

まあ、カリフォルニアの住民が決めたことなので、高い豚肉を買うしかないでしょうね。

畜舎の改造をしなくてよい飼い方をしてる、養豚業者もいるんじゃないかねえ。


「消費する豚肉の9割を州外に依存」

つまり、州外の業者にも改造を強いるわけですわ。

そりゃ、高く売らなきゃ、採算が取れないでしょうね。

これって特に豚肉の使用が多い、中華レストランへの影響も多きいんじゃないかと。


「小規模生産者は廃業に追い込まれる」
「豚肉製品によっては価格が4割上昇」


ひょっとして、中国人虐めかもしれないね

豚を飼う人も、買う人も、中国人が多いのかもしれない。

食べる人も中国人が多いのかな?

あと、ドイツ人も使用料が多いんじゃないかねえ。


排ガス規制も、実に厳しかったカリフォルニアなんだが。

みんなEV車に乗りかえてるんだろうか

物価が高くなって、99ドル以下は微罪になったのでみんなスーパマーケットで盗んでいくんだが。


そういう窃盗犯を捕まえるとその警備員が訴えられて、裁判で暴行で負けて、窃盗余地も罪が重いというので、誰も捕まえなくなった。

なのでバタバタとスーパーマーケットやデパートが閉店しています。

そういう、住み難くて危険な州になって来てるんですわ。


ネット民のコメント

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豚の福祉のために販売規制するのであれば、畜産農家の福祉を拡充してその政策を展開すべきだ。米国の畜産業界においては、畜産農家よりもミートパッカーという加工と販売を行う多国籍企業が市場を牛耳っており、畜産業に多大な影響力を及ぼしてきた。そうした社会構造の変革なしに動物の福祉だけを保全すると生産現場にさらなる負担を与えるだけではないか。

養豚業界の獣医師です。
農場の飼養環境(ストレスや環境)が悪ければ生産効率が下るため、できる限りストレス無く、温度差なども少なくする努力しております。
ただ、生産コストを抑えなければ輸入に勝つことが出来ません。

旨はわかるけどね、経済や生活に影響があっては本末転倒。
一般消費者が買えない価格になってしまったら社会は大混乱。
生産者だって生産コスト高に苦しみ、養豚業は潰れてしまう。
生産者は家畜に対し出来うる限りの配慮をする、消費者は食品ロスを出さないことを徹底する。

畜産環境の改善は実施すればいいと思います。
ただ、消費者もその恩恵だけではなく、背反は確実にでる。なぜならば生産効率が落ちれば確実に値段は上がるからです。現在でも高級ブランドの畜産品はそれなりの良い環境で飼育しているので影響はないでしょう。でも安い値段で買えている肉などはなくなっていくのでしょうね。

私は「動物愛護法に代表される動物愛護の対象がどの動物かというと、結局ヒトが可愛いう感情を持つかどうかということにかかってくる。ゲジゲジや線虫はその対象たりえない」と思ってるんです。ヒトも取り分け声の大きな人ね。捕鯨禁止なんかもそうだった。

動物愛護の観点だけでなく、大量の飼料を与えて牛や豚を育てて食べるより植物(野菜・穀物)として食べる方が効率も環境にも良いといわれています。それで、大豆ミートのようなものも出てきたし日本にも昔から「がんもどき(雁擬き)」という精進料理がある。みんな、肉を食べなくても「肉っぽいもの」は好きなんだなあ、と思う。

他の人が言ってることは畜産業者が肉を売って売上で設備投資するとかだけど、畜産業者が設備投資するための補助金の寄付を募ってそれを業者が設置する設備(規模)ごとに配賦する為の協会とか組合とかが必要かと思った。
肉を売る単価が上がっても売上の増加に直結はしないと思う。
単価を上げて同じ売上で規模を縮小すればコストが低くなるとも限らない。

アメリカ全体で見れば、動物愛護と生産性どちらを取るか、まだ解らない状況だと思います。
豚肉は中国が世界一で、動物愛護なんて知ったこっちゃねーと、大量生産しています。鶏も同じ。
欧州を見れば、動物愛護を進めた結果、完全に競争力を失っています。結果、中国から輸入してると。

生命をいただいている以上は、畜産, 養豚, 養鶏の業者の適正な飼育も大事ですが、肉や乳, 卵を食べている消費者にもきちんと食べて無駄に余らせて捨てない努力が必要ではないかと。

人間の飽食をやめなければいけないと思います。豚に限らず、鶏も牛も、私達には命を頂いているという認識が欠如しています。
不必要に頂くべきではありません。
私達の飽食の為に、彼らが劣悪な環境で抗生物質やホルモン剤を投与され苦しみ亡くなっているのに…
ストレスをなるべく与えないのは飼養管理の基本です。アニマルウェルフェアの難しい所は本能行動を尊重するって事で、それの基準があくまで人間側で解釈した行動となる事、設備にお金がかかり、尚且つ面積あたりの生産量が減少する事です。もともと欧州での動物は人間の為に存在する、という考え方が見直され、人間側の罪悪感を減らす為の考え方です。

動物福祉が盛んなヨーロッパでは国によって、卵の質よりも「養鶏環境の違い」で卵の値段が違ったりもした。
畜産動物の動物福祉の目的は、あくまで「ストレスで生産効率を下げないため」であり、生育環境への過剰福祉(畜舎の改造や生育環境の優遇など)は、反対に生産効率を下げる結果にもなる。

カリフォルニア州と言えば、サンタアニタパーク競馬場がありますね。競馬の祭典にして、世界最高峰のレースの一つ、ブリーダーズカップが開催されることもある有名な競馬場です。
養豚よりも、人間の娯楽のためだけに生産され、鞭を打たれて調教され、命を削って過酷なレースに出される競走馬の方がよっぽど動物福祉に反してると思います。

これが世界標準になれば、日本の養豚業にも多大な影響があるだろう。日本の場合は、特に設備投資が弱く、旧態依然としたことを延々と続ける傾向にあるからなおさら。食肉の需給、輸出入は諸外国では国家戦略に位置付けられ、中国では完全に外交カードになってるから、国をあげて対応する必要がある。

友達が養豚に勤めてるけど、豚は可愛いそうです。
「元気に美味しく育ってね」と思ってるとのこと。
ある日は、「山でキノコの菌集めて回ってる」と言ってた。
発酵させたら温かくなって、豚の寝床に良いとか、そんな話をしてた。
大事に育てられてると思いました。

お恥ずかしいことですが正直言って食肉用の動物のことは、考えないようにして来た。現実を見てしまうと心が痛むからだ。しかし、畜産農家や酪農家、養鶏場のみなさまと、食肉センターなどなどの皆さまのおかげで食することができている。ありがたいことです。

正直コストがかかり、値段が高くなり食生活に影響が出るのは困る、所得が少ない側からの意見です。
アニマルウェルフェアや畜産業界への福祉はすみ分けて欲しい、福祉を行うのは生産者の自由であるべきだと考える。
コスト高の結果値上がりした者は生活に余裕があり、アニマルウェルフェアを重要視する方々が購入すればいい。

今から7-80年前になるか、子供の頃、家で農耕用の牛を飼っていた。そばに近づくと長い舌を出して服を舐める。一人っ子の私にとって唯一の友人であり、家族であった。数年後、老いて売りに出されることになり、馬喰う(牛買い)に連れていかれつつ後ろを何度も何度も振り返って「もうー」と泣く。今もその時の寂しかった思い出が残る。

人類が古来から畜産をしているとしても、異様な規模の工業社会的な畜産が始まってからまだそんな時間は経っていないので、十分議論の俎上に乗っていいのでは?
畜産従事者への精神的ストレスの軽減、家畜へのストレス軽減による製品としての品質向上、生産至上主義から脱することによるホルモン剤投与などの人体へ悪影響のある飼育法のリスクヘッジ。

そもそも、人間が食べるために生産される命があるって普通に考えて恐ろしい話。
肉も卵も毎日は食べる必要はないし、本来貴重なもの。ペットは家族のように扱い、かたや殺して食べるから、食肉動物の環境なんて効率重視でって同じ動物なのに、私たち消費者はなかなかその状況を見た事がないからそうなる。
まずもっと現状を公開してほしい。

畜産業界のものですがアニマルウェルフェアに基づいた生産方式で国内で生産した場合、現状の国内消費者が手の届かない食べ物になります。
それでもいいから生産して欲しいという要望が仮にあっても投資回収できないと思います。
豚肉の国内自給率が約半分なので、供給過多にならない限り海外に基準を合わせることは難しいですね、、

理想と現実は違いますね。
勿論、ストレス無しで飼育して欲しいですが飼育面積の場所の問題、経費の問題などで飼育数が減ってしまうと豚肉も高値になりますし医療分野(新薬開発、異種移植)にも影響が出て来ると思います。食肉用と研究用は別物だと思いますが明らかにどちらも高値になるでしょう。

鶏に関しては知っていたが、考えてみれば
牛も豚も人に都合よく飼われているのですよね。
鶏と言えば生まれてからずっと羽も広げられない
ケージの中でただ卵を産ませられ、効率よく
経営される為に数年で若い鶏とチェンジ、土に足をつける事もなく肉になる。 だから卵は安い。

生産者にああしろこうしろと規制をかけるなら、それではその負担分は消費者が負担するべき、それを含めて規制するなら理解できるが、それが出来ない、したくないなら規制するべきではない。
一次産業者は自分より利益を上げたり裕福であってはいけない、との差別主義的発想、食の安全を守りたいならまず消費者が変わるべき

愛護法は生態系を崩さない程度にあるべきだと思う。動物を虐待することで、人に害をなさないようにすることが前提であって、ただ意味もなく愛だのなんだのと、のたまうのは本当に耳障りだと思う。
ストレスを与えないことは肉の質を良くする等、食する人間にメリットがある話をするべきであって、今の話だと母豚の飼育にどんな意味があるのか理解できない。

輸入豚、今でも安くないのに、この流れで行くととんでもない価格になりますね。
ラーメン屋さんのチャーシューとか冷凍ヨーロッパ産がほとんどですが、そっちまでそうなると何も食べられない時代になります。
アニマルウェルフェア、日本の養鶏業界でもありますがチェック項目はブロイラーでも遵守されています。

屠殺の際、痛みを感じず苦しまないようにしてあげるのは必要だと思う。植物状態での畜産技術が確立したとしても倫理的問題や購入者の購買意欲に影響受ける事も考えられる。
宗教上の戒律やベジタリアンの台頭だけでは無理そうだけど、サプリメントだけで栄養取得できるようになれば動物を殺して食べなくてもよい時代が来るかもしれない。

アニマルウェルフェアの本質的問題は畜産動物にどこまでの権利を具体的に認めるのか?ということ。
病気になれば治療を受けたり過酷な環境下で育たない様にしたり、畜産動物としての様々な生存権は認めるが、最終的には屠殺や殺処分することで生存権そのものを全否定する。

畜産動物の福祉は、世界的に向上されるべきことと思います。
「感謝して頂く」とかはもちろんですが、そんな精神論だけでなく、実際に設備や制度面で、具体的かつ効果的に、畜産動物の苦痛が軽減されていくことが必要。
その結果として、消費者のコストが上がってしまう可能性がありますが、それはもはや、やむを得ないものと思います。

動物の福祉には賛成です。食べられるために生まれてきた豚でも、生き物です、出来るだけ快適に過ごしてほしい、そして出来るだけ苦痛の無いようにしてあげてほしい、
もしも地球に人間よりも知力体力の優れた生き物が現れて、人間を食料にするとしたなら、
せめて生きている間は幸せに暮らしたい。

過度な規制はダメだと思うけど、劣悪な飼育環境は調査をするなりして改善されるべきだと思う。
ヨーロッパではすでにブロイラー禁止だし、ある程度の動物の尊厳を考えた飼育はワールドスタンダードになると思う。
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がんばれ日本!

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