保管と加工が簡単な個体燃料の開発と、その燃料によるロケットの打ち上げに成功したんだが。
宇宙科学研究所の開発ですかね?
まだ小さなロケットなんだが、これから先、大きなものも開発していくんでしょうかね。
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「革新的」な固体燃料ロケット、弾道飛行試験に成功–北海道の宇宙港で打ち上げ
3/22(金) 11:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf2810b238235deb85aaafbb1690a41968d93686
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙科学研究所(ISAS)専任教授である森田泰弘氏は、「LTP」ロケット3号機(LTP-135s)の弾道飛行試験を宇宙港「北海道スペースポート」(HOSPO)で成功させた。
HOSPOがある北海道大樹町とHOSPOを運営するSPACE COTAN(北海道大樹町)が3月21日に発表した。
LTP-135sは固体燃料ロケットの量産化技術の確立を目指して開発している「低融点熱可塑性推進薬(Low melting temperature Thermo-plastic Propellant:LTP)」を使用した小型の固体燃料ロケット。
今回の試験は3回目の弾道飛行試験。
森田氏がHOSPOで試験するのは今回が初めて。
LTPがロケット打ち上げの加速度環境下で正常に燃焼することを確認している。
LTP-135sは全長1783mm、外径135.4mm。
重量は24.5kg。
HOSPOの滑走路から東南東の方向に打ち上げられ、予定通り最大高度5000m付近でパラシュートを開いて、機体データを送信した。
今回の試験は、森田氏が植松電機(北海道赤平市)に打ち上げ業務を委託。
IHIエアロスペースとIHIエアロスペースエンジニアリングが協力した。
現在の固体燃料は、粒子を混ぜた樹脂に熱を固める。
一度固めるとやり直しがきかない。
作り置きもできないために、大きな設備で一気に作る必要がある。
加えて、その設備はたまにしか使わないために効率が悪いと指摘されている。
これらが固体燃料ロケットを作る難しさや高コストの一因と指摘されている。
森田氏が開発するLTPは「熱を加えると溶けて、冷ますと固まる」を何度も繰り返せるという固体燃料。
この「熱を加えると溶けて、冷ますと固まる」性質を利用すれば、小さな単位で連続生産して貯蔵しておくことができるという。
従来の固体燃料より融点が低いことから、LTPは「低融点」とされている。
従来の固体燃料は製造するのに数週間が必要。
LTPは「製造開始から約4時間」で打ち上げられることから「革新的」と期待されている。
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「宇宙科学研究所(ISAS)専任教授である森田泰弘氏」
「宇宙港「北海道スペースポート」(HOSPO)」
「SPACE COTAN(北海道大樹町)」
「植松電機・・・に打ち上げ業務を委託」
「IHIエアロスペースとIHIエアロスペースエンジニアリングが協力」
えーーと、この記事では、ロケットを作ったのは誰なのか、さっぱりわからんです。
植松電機は打ち上げ業務なんだが、製造もしてるんでしょうか?
HOSPOと SPACE COTANは場所を提供してるだけでしょ?
IHIは強力だけど、どこまでやってるのか。
製造したのは誰なんだろ?
森田教授が製造したんですかね?
打ち上げも大事だけど、今の段階では製造技術のほうがはるかに大事だよね。
製造技術を誰が確保してるんでしょうね?
あと大事なのは、製造原価ですよね。
ネット民のコメント
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おそらく70~80℃程度で流動化し、常温では固体の樹脂なんだろう。たとえばオレフィン系なんかのね。しかしそのタイプの樹脂は熱膨張係数が大きいため、冷やすと収縮して燃料内部に亀裂が生じやすい他、モーターケースから剥がれて隙間を作りやすい。
今回は直径の小さい躯体だったからいいけど、大型化するにはさらにブレイクスルーが必要な気がする。
MV型、イプシロンロケットの開発を主導した森田教授とカムイ型ハイブリッドロケットを開発した植松電気、固体ロケット燃料の低コスト、製造時間短縮に革新的な技術開発、今後宇宙開発だけで無く固体ロケットが主力の防衛分野でも低コスト、即応性で大きな力となると思います。
パラフィンをベースにしたものかな?
従来の固体燃料成形方法では、バッチ処理で一発成形された専用固体燃料体だから、成形後は融通きかないし、爆発性危険物で大変ですよね。
植松電機といえばCAMUIロケットだけど、そのハイブリッド方式のロケットなのかな?
固体燃料の成形は、各国が長年の技術の集大成と言える。
何故ならば、軍事方面で需要があるし、型式や使用目的で構成が変わるからね。
長期保管を考えれば、固体燃料が勝る。
更に組成を変えれば、推進力や燃焼時間も変わる。
ただ、整形が大変な上に連続使用するとしても、どうしても連続生産とならない。
NASAは、それをバームクーヘン式ではなく、輪切りのバームクーヘンを積み上げる方式で固体燃料の量を変えていた。
最大積載量は、スペースシャトルの補助ロケットとして、積載量で積み上げる段数をペイロードの積載量
で変えられる。
それでも、微妙な軌道修正が難しい。
イプシロンロケットも、積み上げ式だしね。
特に練り上げた固体燃料は、専用となるので量産に向かない。
この記事の固体燃料は、顆粒状だから別の固体燃料や補助燃焼剤等を混ぜらる。
更に直前に整形できる点もある。
大型のモデルロケット用にもいけそうだなと思った。
というか、試験発射がまさに大型モデルロケットの発射風景なんよw
安全性、信頼性を確保できれば、ガチの実用ロケットだけでなく、そういったところの市場に殴り込むのもアリじゃないかね。
無論宇宙分野でも革新的な技術だが何より防衛分野で役にたつ。JAXAも勿論軍事分野へ活かすことを視野に入れているだろう。ただこれを阻む一部の野党議員や学術会議や一部の官僚には気をつけなくてはいけない。是非日本一丸となって頑張りたい。
もちろんこの技術は「防衛」にも必須の技術でですね、将来「核武装」するにあたっての固形燃料ロケットの土台になります。
つまりストックするのが厳しい固形燃料を「数時間」で発射レベルまで取り扱えるようにできるということですから。
短時間で製作出来て、小規模な工場での量産が可能、というと宇宙用ロケットというよりも確実に軍用ロケットに有用な技術かと思います
早々に国が保護すべぎ技術かと
数年前にNHKのサイエンスZEROで紹介されていた固体燃料のロケットでしょうか?
着実に実用化へ向けて進んでいるのは良い事ですね。
以前はエンプラのような固い奴だったけどブヨブヨの脂身みたいな固体燃料なんだってね今は小規模な衛星打ち上げに国が力入れてるんじゃないのかな
なら試験打ち上げ増やして実績作って欲しいね
革新的な新開発の固体燃料でのロケット実験が、順調に試験成功したことは喜ばしいことだと思う。
難題を一歩ずつクリアーし目指すべき発射飛行の達成確立を願って止まない。
植松電機さんの本、十数年前に読んだ。
固体燃料のことも、ロケットのブレーキのことも書いてあった。
やっと陽の目を見るんですか?日本は何やってきたの?
陽の目を見るのは嬉しいですが。
予算少ないから小型ロケットをポコポコ打ち上げてるな。低予算で小型衛星を数多く打ち上げる計画か。有人宇宙船はこの先20年は行わないと確信したわ。
なんかよくわからんけど素晴らしそうな技術だな。高度5キロってことはまだ先は長そうだな。でも頑張ってほしい
製造開始から4時間で打ち上げ可能とは確かに革新的
>現在の固体燃料は、粒子を混ぜた樹脂に熱を固める
樹脂に熱を固める、は謎だけど。
固体燃料は、軍事利用が出来るから日本の技術が流出してミサイルに転用されないことを願う
ちっちゃいミサイルみたい。なんに使うの?
開発費の大半は税金なんだから将来的ビジョンをきちんと持って開発してほしい。
和歌山の固体燃料ロケットは自爆したんだよな。固体燃料も進化しているんだね、発射成功は何よりです。
つまり有事の際にもその場でオーダーして数を増やすことが出来ると…低コストで…すばらしい技術だ
このサイズのロケットは北朝鮮はじめ敵対国には気になるものだろう。打ち上げ場所が北海道とは!北方領土を盗み取った国も同様では?
「個体ロケット」、「弾道」って聞くと、火星なんとか型と言う名前を思い出しますな。
大切な技術です。
盗まれないようにしてほしいです。
「粒子を混ぜた樹脂に熱を固める。」
粒子を混ぜた樹脂を熱で固める。 ですよね?
固体燃料ロケット成功の報道は嬉しいね。
固体燃料にポリエチレン使ってるのあったなあ。
日本製ミサイルを早急に大量生産すべき
ミサイル、ロケット弾のコストが激減するわな
左翼がよろこんで叩きそうな技術やなw
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