JR北海道に、国が財政支援するってんだけどね。

3年間で1092億円ですって。

あれ?おかしくないかい?


つい先日、2023年4~12月期に100億円の黒字をだしたんだよね。

黒字の会社に支援するってことだよね。

そういうのありなの?

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JR北海道に1092億円の支援へ 2024年度から3年間で 経営改善の監督命令も 国交省
3/15(金) 10:19

国は厳しい経営が続くJR北海道に対し、経営改善に向けた取り組みを進めるよう「監督命令」を出し、新年度から3年間で1092億円を支援する方針を固めたことが分かりました。

国は6年前にJR北海道に対し経営改善へ取り組むよう「監督命令」を出し、2019年度から今年度までの5年間財政支援を行ってきました。

JR北海道は観光列車を運行するなど、単独で維持困難な赤字8区間で、沿線自治体と共に収支改善に取り組んできました。

しかし、新型コロナの影響もあり、今年1月、国に対し「抜本的な改善策」の取りまとめ時期を3年、先送りすることを申し入れていました。

国は申し入れを受け入れ、JR北海道に対し経営改善の監督命令を改めて出すとともに、来年度からの3年間で1092億円を支援する方針を固めました。

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JR北海道、純益100億円 4~12月期 2年ぶり黒字転換
2024年2月16日 19:28

JR北海道が16日発表した2023年4~12月期連結決算は、最終的なもうけを示す純損益が100億円の黒字(前年同期は53億円の赤字)となり、2年ぶりに黒字に転換した。

新型コロナウイルス禍で落ち込んでいた旅客需要が回復したほか、本業の赤字を穴埋めするための経営安定基金の運用益が株高などで伸びたことが追い風になった。...
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国交省はJR北海道の経営状態を、しっかりつかんでるんですかねえ。

黒字は出したが、もっと設備投資しろよってことなんですかねえ

万年赤字だったので、頑張ってほしいね。

人口が薄いところで営業を続けるのは大変だけど、もうこれから増えるとは思えないしね。


ネット民のコメント

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JR北海道は、経営環境が非常に厳しい。
なんとかなっているのは札幌都市圏だけで、そのほかの地域は採算がとれない。
観光列車の運行など自助努力をいくらやっても、焼け石に水。
頼みの綱の北海道新幹線は、開業の予定が遅れる見込みだ。
国が経営改善の監督命令をしても、その命令の中にどのような経営改善の方法があるのかということが記されなければ、何の意味もない。

確かにJR北海道の経営はかなり厳しいものがあります。人口減少、広大な土地、積雪等によるメンテナンスコスト、低金利による基金からの収入減少などから経営を改善するのはかなり困難な状況です。また、JR北海道の線路は、JR貨物が玉ねぎ等の農作物輸送に活用しており、「安価な食料確保」という観点からもJR北海道を支援することの必要性が考えられます。

3年間で1000億円超という金額は決して少なくなく、安全対策は大きく進むことでしょう。一方で「抜本的な改善策」というのはJR北海道が単独で出せるものではありません。JR北海道の収益面での根本的な課題は乗客減であり、その対策は「減り続ける人口減とどう向き合うか」であり、観光列車の運行などは付け焼き刃にすぎません。

国鉄民営化の時に新幹線を別会社にして北海道と四国の株の持分を多めにして配当金で賄うようにすればよかったのにと思ってしまった
そんな簡単な話でないことはもちろんわかってはいるけど
現実問題として黒字路線で赤字路線を養っていかないといけないのは事実だと思うしなんらかの方針転換が必要なんではと思う

沿線人口が少ないのはJR四国も同じだけど、北海道は冬場のコストが桁違いだからね。
除雪の設備や人員だけでもかなりかかるんじゃないかな?
それに貨物列車用に線路も高規格の物を維持しないといけないしね。

JR北海道は民営では無理だよ。不採算路線は撤退したいんだろうけど、強引に撤退しちゃうと車が無い人は冬場孤立化してしまう所だらけ。
所有してる田舎の土地を好んで買いたい奴なんかいないし、結局維持管理にも金がかかる。

JR北海道は、今や鉄道が二の次で主力事業は不動産事業になっている。30年くらい前だったら、大雪が降っても、少し遅れるだけだったけど、今では運休が当たり前になっている。「冬はやっぱりJR」ってCMも流せなくなるくらいに酷い。

北斗星復活させませんか?日本各地で1人何十万もする豪華な寝台列車も走ってますが、あんなの庶民には無縁です。先日、現在唯一定期運行されているサンライズ号に家族で乗ってきましたが、平日だというのに空室はわずかで大盛況でした。働き方改革で末端社員も徐々に休みが取りやすくなってますし、ゆっくり旅情を楽しみながら北海道を訪れる観光客の需要も見込めそうですが、どうでしょうか。

北海道などの鉄道は、国土保全の意味で線路は国有化するでいいいのではないかな。いちど廃線にすると復活させるのは非常に困難なわけで。非常時のことを考えたら、国有化で線路は維持するのが妥当と思います。

まずは不採算路線を廃止することなんだが、
それは既にほとんど済んでいる。
国家防衛上、稚内と根室までの路線は最低1本は必要で、
あとは不要な駅を廃止するくらいのところまで来ている。

国道交通網全体で将来の方向性を定めなければ幾ら支援しても砂浜に撒く僅かな水だ。北海道だけでは無く過去に鉄道が大量輸送を担っていた地域沿線では輸送物量が減少しているのに高速バス、自家用車、営業トラック、航空路線、内航海運、など人員輸送も貨物輸送も競合が増えている。これを総合的に整理、役割分担しなければ何も効果は無い。

抜本的な改革を…と言われても環境的に厳しいものがある。駅を統廃合し、路線と列車を減らしてもきりがない。かといってやり過ぎると地域住民への負担が増大しますます過疎化するという悪循環を招く。貨物列車に客車を連結するとか普通列車の交互停車(先発列車はA駅とC駅、後発列車はB駅とD駅というふうに間引き停車する)とか負担軽減と存続を両立出来ないだろうか。

「経営危機」と言うけれど。
一番の問題は、地方ほど車社会化早く進行し、その事で、交通機関その物が顧みられない事だ問題だ。
その事で、鉄道があっても、駅勢圏からは外れた場所に住む人からすれば、車社会化が交通空白を埋めたと言う認識がある。

人口分布や距離の問題で採算が厳しいとは言いますが、
多くの海外の鉄道は、北海道より薄い人口密度かつ広大な土地で運営しているものが沢山あると思います
何が違うのかをしっかり分析して、例えば北海道だけ鉄道特区で法令が違うなどの方法も模索してはどうでしょうか

3年で1000億円という額は決して余裕のある額ではなく、民営化時の制度設計では運営安定基金の運用益を年500億円以上見込んで収支トントンであり、今回の支援はその2/3程度。他の支援と合わせて漸く運用益見込み額程度である。
さらに、監督命令によって黄色線区の処遇を定める責務まで負うことになった。

東京都市圏を持つJR東日本、東海道新幹線を持つJR東海、大阪都市圏+東京からの直通便も多い山陽新幹線を持つJR西日本。
これらに比べると北海道、四国、九州は出来た当初からアドバンテージも持ってなくて、自然と負けレース確定なんですよね。

鉄道は社会を便利にしたけれども人々の生活圏を拡大もさせた。一時的には不便になるとしても、鉄道なしでも生活できる範囲を生活圏と捉え、鉄道を縮小し時間をかけて生活圏を縮小させていくことも一つの選択肢だと思う。

延々と雪原を走る普通列車に客がほとんど乗っていない、ほぼ貸し切り状態で酒とツマミと景色を楽しむ・・
今後、不採算路線の廃止はますます進むだろうから、こんな贅沢ができるのは、そろそろ終わるだろう。今が最後のチャンスだと思う。

この監督命令の内容は赤線区、黄色線区の趣旨に則り計画推進をせよという事。要するに国は計画が完了するまで資金を最低限助けるが、それ以上は援助はしないという趣旨の命令。国として、またライドシェア解禁など制度改革を推し進めているのはこういうことがあるから。

北海道の鉄道は最盛期に比べたら、大分減っている。自助努力はもちろん必要だけど、北海道の食糧や資源、国防、輸送効率の事を考えたら、自治体でも国でも援助して、維持するしかないと思う。一端無くしてしまったインフラを必要になってから再興するのはとても大変。

JRで地方に行こうとすると、高速バスに比べて倍の料金がかかるためなかなか列車で行こうと思わない 正直ここから経営が改善できる見込みがないので、損切りして高速バスを拡充するほうがいいのかもしれない 元JRバスの運転手に聞いたが、鉄道の赤字のためにバスの給料が上がることがないらしく、運転手もどんどんやめていくそうだ このままだと共倒れするのではないか

JR北海道はもう民営では無理なのでは?旅客のためより貨物の為に路線を維持している様な状態なのに、JR貨物からは維持管理に必要な費用は十分に支払われていないし、これから先も沿線人口は減って行くだけで、増える事は無い。鉄道を維持していくには、JR北海道だけでも国営に戻して国が直接、管理運営するしかないのでは?

広大な北海道、函館から稚内迄の距離は東京〜岡山間に相当する。人口密度も札幌圏を除くとマバラだ。とても利益を出せる環境にはない。冬期の積雪や、青函トンネルの維持等の悪条件もある。速やかに上下分離方式とし、青函トンネルや貨物輸送関係は国の直轄にするべきだ。

沖縄の離島におけるさとうきび栽培と同じで政治的な問題だ。さとうきび栽培は補助金が投入されているが、そこに日本人が住み産業があるということが国土保全(主に対中国)につながる。鉄路を維持することが国土保全になるなら税金で維持すれば良いし、単なる交通機関と捉えるならば廃止に向かわざるを得ない。

1985年に、電電公社をNTT持ち株と東西に分社化しても西の経営は苦しい。1987年に、国鉄はNTTより細切れに分社化した時点で地方は赤字になるのはわかっていた。
膨大な費用と年月をかけて未だ見通しが立たないリニア新幹線より、国民の足である鉄道の維持にお金をかけてほしい。

JR北海道は赤字垂れ流し。このままでは早かれ遅かれ経営難で八方塞がりになるであろう。沿線自治体を説得するのも大変だろうが赤字路線は廃線やむなしであろう。住民も協力して乗車するなり客車であっても貨物を乗せたり旅客と貨物列車を連結させるなど柔軟な対応も必要では。更に営業外収益幅を増やす努力も必要だろう。

釧網本線とかいい感じのローカル単線で景色も絶景だからな。残さなきゃいけないと思う。外国人旅行者とか今の5倍くらいの運賃にしたって全然痛く無いのでは?地元人だけ通常料金で買えるような仕組み作ってさ。採算取れずいつかは廃線でバスに切り替えとかなりそうだけど、もうちょっと何か考えて欲しい。

北海道は単体で黒字にしようとしたら運賃がすごい事になってしまうのでは?
雪があまり振らない所と比べて除雪だけでも費用が違うし、最低気温と最高気温の違いからレールへのダメージも違うのではと思っています。

近隣自治体も利用率向上のための補助とか頑張ってる。
けど、距離が長いのに、途中小さな駅ばかりで停車時間が少ないわ車内販売はないわで途中で何も買えないし、寝台的なものもないから何時間も座ったままだし、携帯使えないところもあるのに他に時間潰せるテレビなどもないしで、乗ってると結構ツラい。
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