アウディーイウカを奪取したロシア軍なんだが。

更にその西方を攻撃していて、消耗が激しいです。

1日で車両を、84両も失ってます。


兵站が間に合うのかねえ。

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ロシア軍連隊、アウジーウカ西方で最後の大攻勢か 1日で車両84両失う
3/10(日) 10:00

オープンソース・インテリジェンス(OSINT)アナリストのアンドルー・パーペチュアは、開戦から2年を過ぎたウクライナとロシアの戦争の約965kmにおよぶ前線で撃破または放棄された車両を確認するのに、毎日何時間もかけてソーシャルメディアや衛星画像、その他の情報源にあたっている。

平均してパーペチュアは1日に数十両の新たに大破したロシア軍の車両と、同様に破壊された少数のウクライナ軍の車両を確認している。

この数は、独立系OSINTサイト「オリックス」が開戦からの700日間で数えた両軍の車両損失数と一致している。

オリックスの集計ではロシア軍は1万4000両、ウクライナ軍は5000両を失った。

3月2日はパーペチュアにとって多忙を極めた日の1つになったが、その前日あたりには何が起きたのだろうか。

忙しさでいえば、2月3日にわずかに及ばなかった。

パーペチュアはこの日、1日としては最多となる103両の撃破または放棄された車両を確認した。

70両がロシア軍、33両がウクライナ軍のものだった。

3月2日にパーペチュアが確認した車両は97両で、うち84両がロシア軍のものだった。

ロシア軍が1日に失う平均の4倍だ。

一方、ウクライナ軍の損失は1日平均の2倍だった。

この惨状は納得のいくものだろう。

2月の車両損失が多かったのは、ウクライナ軍が拠点を置いていた東部ドネツクの北西に位置するアウジーウカをめぐり激戦が繰り広げられたためだ。

結局、4カ月にわたるアウジーウカの戦いは多大な犠牲を払ったロシア軍の勝利に終わった。

ロシア軍の第2、第41諸兵科連合軍は弾薬不足に陥ったウクライナ軍の守備隊から廃墟と化したアウジーウカを奪おうとする中で兵士1万6000人を失った。

負傷者は数万人、車両の損失は約700両にのぼる。

ウクライナ軍側の犠牲になった兵士の数はおそらく4桁だ。

ウクライナ軍の第110独立機械化旅団は2月中旬にアウジーウカから撤退した。

ロシア軍はアウジーウカに留まらず、アウジーウカの数km西にある集落群を過ぎてさらに西へと後退したウクライナ軍を追って攻撃を続けた。

ロシア軍はその過程で多くの死傷者を出しながらもステポベ、ラストチキネ、セベルネをすぐに制圧した。

それらの集落のさらに西に位置するベルディチやオルリウカ、トネニケといった村々で、ウクライナ軍の第47独立機械化旅団、第3独立強襲旅団、第57自動車化旅団は戦いながらの撤退から積極的な防衛に切り替え、戦車や大砲、迫撃砲、ドローン(無人機)で反撃に転じた。

米国からの支援はなかったものの、欧州の同盟国が提供する弾薬の増加で強化されたウクライナ軍の旅団はロシア軍の前進を食い止めた。

米国はロシア寄りの共和党議員らが昨年10月に支援法案の採決を阻止した直後からウクライナに追加支援を送れずにいる。

米シンクタンクの戦争研究所(ISW)は2月18日、こうした展開を予想していた。

「アウジーウカ制圧で人員と装備に多大な損害を被ったロシア軍は、備えができている守備陣地に陣取る態勢が立て直されたウクライナ軍の部隊と対峙したとき、おそらく勢いのピークを迎えるだろう」とISWは書いている。

その証拠はアウジーウカ西方の野原や道路、樹林帯に散見される。

そこには何百両もの大破したロシア軍の車両と、それよりずっと少ないウクライナ軍の大破した車両がある。

パーペチュアが3月2日に確認したロシア軍の84両の損失は、アウジーウカ西方でのロシア軍の最後の大攻勢を少なくとも今のところは意味しているのかもしれない。
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「ロシア軍の第2、第41諸兵科連合軍・・・アウジーウカ・・・1万6000人を失った」
「負傷者は数万人、車両の損失は約700両」


あの小さなアウディーイウカエリアの奪取に、これだけの損耗です。

4ヶ月半の戦いがあった、日露戦争の203高地奪取戦では日本軍の死者は15400名、ロシア側の死者は16000名でした。

それでも204高地奪取では、旅順港内のロシア極東海軍を殲滅するも目的があったのですが、今回のアウディーイウカの奪取戦では、これ以上の効果があるとは思えない。


兎に角、無駄な消耗戦だったとしか言えないですわ。

御礼状無駄な死傷者を出さないためには、プーチンを倒すしかないと思うけど、今のところロシア人は気づいてないようです。

独ソ戦の数千万人の死者に比べたら、大したことはないとでも思ってるのかもね。


ネット民のコメント

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ここまで破壊車両数、犠牲者兵士数を詳細に述べた記事は初めてですね。ロシア軍は犠牲を厭わず、人海戦術でやってくるから、ウクライナの何倍もの損害、犠牲がでるのだは当然。アウジーイウカ陥落後、NATO諸国もアメリカに頼らず、支援を強化しているようだから、ウ軍も力を盛り返し、露軍を返り討ちにできているのだろう。ドローン軍を創設したウ軍がさらにロシア軍を撃破できることを願う。

先日、ネパール人15000人がロシア軍の傭兵として駆り出されていると言う記事が載っていた。当然、傭兵はネパール人だけではないと思うが。何の恨みも罪もない人達が家族を養う為に戦地で傷付き命を落としている。

彼らは当然練度も低く言葉の通じない上官の指さす方向に進むしかない。ロシア優勢と言うが実態はかなり疑わしい状況だ。

ロシアが有利なのかウクライナが有利なのかは判断に苦しむ。戦っているのは、この両国だが、実際の所、カギを握っているのは中国とアメリカで、しかもトランプ大統領なら戦局が大きく変わるのは間違いない。未来の事は誰にもわからないと思うが、核兵器の存在も厄介だし、どう言う結末で終焉するのか、我々は良くも悪くも現実を受け入れて生きるしかない。最悪の結末だけは見たくないですが。

昨日、テレビで池上さんの番組を見ましたが、戦車や航空機の数はいまだ圧倒的にロシアがケタ違いに多数を保有しているそうです。前線で展開している数が多ければ、それだけ破壊される数が多くなるから、単純比較できないでしょう。F-16の供与に向けて訓練も進んでいるそうですが、ロシアの底力を舐めてはいけないと感じます。なんとかウクライナには踏ん張ってほしい。私もウクライナの人々のため微々たる寄付をしたいと思います

独ソ戦のようになってきました。
ドイツ軍は技量が高くエースを生み出すくらいソ連戦車を破壊したのですが、要所では突破され結局ジリ貧になり、無条件降伏でした。
その原因の一つが、弾薬不足です。
破壊した数は問題ではありません。
現場にどれだけ兵器を注ぎ込めたかが、勝敗を決めます。
逆に、ウクライナ軍は戦車の補充が厳しいので、1両も失えないはずです。

確かにウクライナに対してロシアの損害が多いように見えますが、兵力規模の分母が違うので一概に撃破数だけで比べるのは違うかもしれませんね。
少ない兵力でウクライナも頑張ったと思いますが、元々攻勢側に対して守勢側が優勢というのもありますし。どの辺りに防衛線を引いて守れるのかがポイントのように思えますが、ウクライナは有数の穀倉地帯で平地が広がっているそうですので防衛ライン選定が難しそうですね。

近代戦争に、前線も後方も存在しない。
戦争を止めることに注力するか、戦って後方共々武器をもって押し返すか。
我が国も仮想敵国が本当に攻めてきたら、同盟国が核保有国と一戦交える覚悟を本当にするかは疑わしい。

この戦争は長引くと思います。ウクライナも少しずつ支援を得ることができるでしょうし、自国内生産も少しずつ増えてゆくと思います。ひとつ問題は兵隊の人数ですね。ウクライナ人だけではだんだんじり貧になる可能性ありと思います。前線の戦いでの死傷者を減らすために、無人化された兵器の開発が急がれますね。

やはりね。ウクライナ領内に引き入れての殲滅戦の一環で、完全な消耗戦。地上でも空中でも削っている。ロシア軍の車両の損害が、3月1日で70両、翌日84両。空でも半月で「戦闘爆撃機10機、戦闘機2機、早期警戒管制機1機を撃墜」との報道があった。
プーチンの「大統領選挙で、目に見える戦果が欲しい」との意図を逆手に取って、ウクライナ軍は、領土奪還戦から、消耗戦に移行しているように見える。

ウクライナは勝てないかもしれないがロシアも勝てないだろう。
ウクライナが優勢のうちは良いが、ロシアが優勢になるとソ連の亡霊がヨーロッパ、とくに旧ソ連・旧東側諸国、を苦しめる。ロシアがウクライナを支配下に置くだけで満足するはずがない。ロシアは犠牲を払いすぎた。

戦争は消耗合戦です。
軍備の新旧や物量がモノをいうのが実態で、局地戦では戦略の是非影響もありますが、戦力比は勝敗を左右する決定的な要素です。
したがって、国力というか、戦争集中力というか、犠牲を無視してでも注力した方がそのときの戦闘にはとりあえずの勝ちを得るでしょう。

戦争の勝敗は基本数で決まる
第2次世界大戦時 勝ったソ連の死者数は兵士1,360万人 市民700万人
ドイツ側の死者 420万人 市民260万人
ソ連の方がはるかに大きな犠牲を出しながら、結局はドイツは人と兵器の物量の前に勝ち切れなかった

それでもロシアは攻勢をやめない。二次大戦の時、2人に一丁の銃、銃を持つ方が亡くなったらもう片方がそれを拾って戦わせた。・・しかし逃げたら後方に待機している味方が容赦なく逃亡兵を撃つ・・そんな民族です。物量作戦はお家芸です。対するウクライナは欧米の支援が有れども限界があります。何処かで落とし所を決めて直ぐに闘いを止めて欲しいのが各国の本音でしょう。

ロシアには様々な国から傭兵が入っているけれど、賃金は少なく、亡くなっても傷付いても見舞金すら出ないという記事を読んだ。各国でロシアへの傭兵を集めるブローカーが規制や摘発を受け始めたみたいだから、今後はロシア国内だけで賄う必要がある。戦死者が増えれば、先ずは兵士の母親達や妻の暴動が起きるのでは無いかな。

前線死者のロシア人の割合が五割を切ったそうですので、プーチンが再選したら大規模な強制徴兵は必ず行われる事になるでしょう。
また、自国の貧民層を騙して前線で使い潰すやり方に、今までロシアに目を瞑っていた国々も自国を巻き込むなと声を上げ始めています。
つまり、今のロシア侵略軍は多国籍軍となる為、NATO諸国の有志連合で軍を派遣してもロシアが先にやっているのだから、何も問題は無い事となります。

先ずは戦闘地域がウクライナ領と言うのがポイント。
自軍の陣地で戦うウクライナの方が地の利があり有利であるのを忘れてはならない。
如何に数的に多いと言っても当然侵攻軍のロシア側の被害が大きくなるのは当たり前だろう。
今後の推移はこの戦争がいつまで続くかだろう、如何に自軍に有利な土地で有ろうと弾薬が無くなれば攻撃を退けることは出来なくなる。

ロシアとウクライナの戦争の裏ではその戦況を見て行動するアメリカと中国の策略は見逃せない
ロシアが勝てば独裁国家の強硬路線が進み国際情勢は更に悪化するでしょう
ウクライナが勝てば支援国への返済が進み国際情勢は安定すると思う。

ウクライナの敗北は西側の敗北を意味する。何としてもプーチンの野望を打ち砕き、ロシア経済が立ち行かないまでに打ちのめす必要がある。
いまのロシアでは北方領土まで防衛する力は失っているだろう。我が国はチャンス。9条の解釈変更を行い、自国領土保全のために南樺太を含めた北方領土に軍事侵攻すべきだ。

ロシアは防衛ライン構築でウクライナの進軍を止める事ができた。
だがウクライナは防衛ラインでロシア軍を止める事ができない。膨大な物量で突破されるだろう。
ウクライナの反転攻勢は失敗した。次に予定されているウクライナの防衛戦も失敗するだろう。

攻撃側の損害が、守備側の2~3倍なのは、普通の事だが?
弾薬や人員を含め、損害は(奇襲で無ければ)攻勢側が多いのは当然の事。
中国や北朝鮮などが、裏から補給しているので、そこに経済制裁を行わない限り、この戦争は終わらない・・・

この戦争によって、ロシアが失った人命の数と、失った軍用船舶、破壊・鹵獲された戦闘車両の数と失った国家予算を知れば、明白なプーチンの大敗北である事が理解出来るはずだ。
しかも西側が買わなくなった石油・天然ガスも、インド・中国に足下見られ買いたたかれているし、もともとGDPが韓国と同規模なのに、国家予算に占める軍事費が増大して、本当ならルーブルも崩壊しているはずだが、誤魔化しているが、既に耐えきれなくなりつつある。

米戦争研究所ISWは対露経済制裁によるロシア経済の破綻、ウクライナの反転大攻勢成功などを予想していたが、すべて外れた。願望と現実を混同したプロパでしかなかったのだが、今もなおその弱点を引きずっている。2年以上も補充交代もなく塹壕で戦い、弾薬まで切れたウクライナ兵と家族に謝罪すべきだろう。

復興支援に数兆円支出予定の日本政府。アメリカのお財布代わりにされている。
仮に日本が、核兵器保有国から攻められても、アメリカは日本国内に派兵はしないだろう。
沈黙の艦隊の様に原子力潜水艦と核ミサイル保有が、自国防衛にとってコスパが良いのかな。

開戦以来ずっとウクライナ有利で今にもロシア軍が撤退すると日本では報道されてきた。
昭和19年20年の大本営発表みたいね。
今年はロシアもウクライナも大統領選挙だけど、ロシアはプーチン続投間違いないだろう。ウクライナは選挙を来年に延期という情報があるけど、、、

こういう記事を見ると、日本の主力戦車保有数は少なすぎると思います。
いくら性能が良くても有事の際に防衛しきれるのだろうか?
せめて10式戦車を1000輌は欲しいところ。

いつものDavid Axeのイメージ記事。ロシア軍の犠牲者はちゃんと数えられるのに、なぜウクライナ軍の犠牲者数はわからないのか。戦車とかの装備品はわかりやすくカウントできるけど、人の犠牲は跡形もなく爆散したり後送するから、そうそうはわからないはず。

日米同盟のみに依存している日本は、アメリカの不確実性を認識しなくてはならない。アメリカがいちばんの時代は終わる。次はヨーロッパが中心となるのではないだろうか。日本はNATOに入る覚悟を決めなくてはならない。

今時、ウクライナの3大宣伝広報機関の米戦争研究所、英国国防省、ウクライナ軍参謀本部の流すニュースなど信用する人などほとんどいないんじゃないの。
3機関のニュースだけを頼りにメディアで盛んにウクライナの勝利を叫んでいた防衛省職員などの「専門家」も最近はさっぱりお呼びがかからなくなっているし。

筆者のいつもの妄想に、大本営発表。
アウディーウカの西では、ウクライナ軍が依然苦戦中。ベルディチ、オルロフカ、トネンコエの3集落は、ロシア軍が保持しており、ウクライナ軍による奪還のための反撃は成功していない。そもそも火力投射量において、ウクライナ軍は著しく不利だから、反撃しても失敗するのは自然な結果。

しかし今は建物内か深い森林か海中以外では隠し事が出来ない時代になってきたんだね
生産数や投入された数と破壊された数を比較されたんじゃ当事国はたまったもんじゃないよね
普通の生活でも皆がカメラを持ってる時代だもんね

失った車両に比例して死傷者数も倍以上の損耗をしながら、
それでも戦闘を止めないロシア。
自国民がいくら死んでもまた増やせばいいと考えているんだろう。
それら国民の一人一人に夢や希望があったことなど、知ったこっちゃない。

ウクライナ軍まずいですね…
損失がロシアの4割近くでも戦力が数倍のロシア!
このままでは、物量で押し切られてしまいそうですね!
アメリカからの支援が無くなれば、年内にでも決着の可能性も…
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がんばれ日本!

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