アメリカの無人月面探査左遷が、着陸に成功したんだが。

着陸後、横移動した際に、石に躓いて横倒し状態になってるんだと。

日本の月面着陸機SLIMは、横倒しどころか逆さまになってます。

勝ったね・・・・・駄目か。あははー

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米月着陸船オデュッセウス、月面で横倒しに 開発企業CEO
2/24(土) 14:05

米インテュイティブ・マシンズは23日の記者会見で、同社が開発した月着陸船「オデュッセウス」が月面で横倒しになっていることを明らかにした。

オデュッセウスは22日、歴史的な月面着陸を成功させた。

インテュイティブ・マシンズは直後にX(旧ツイッター)で、オデュッセウスは「直立している」と説明していた。

しかし同社のスティーブ・アルテマス最高経営責任者(CEO)は、その後のデータを見ると、オデュッセウスは月の石につまずいて横倒しになった可能性が高いとの見解を示した。

アルテマス氏によると、オデュッセウスは時速約9.6キロで降下し、時速約3.2キロで月面を水平に移動した後、月面でつまずいて横倒しになったという。

記者会見では小型の模型を使って問題を説明した。

アルテマス氏はまた、オデュッセウスは安定した状態にあると強調。

太陽光パネルには日光が当たっており、バッテリーの充電は全く問題なく行われていると説明した。

既に米航空宇宙局(NASA)が搭載した実験的技術の試験が一部始まっていて、ミッションの主な目標を確認している状況だという。

インテュイティブ・マシンズは降下前の段階でも航法装置に欠陥があるのを把握していた。

同社は破損した部品は使用しないことに決め、オデュッセウスに搭載されていたNASAの航法装置を活用した。

最終的にこの対応はうまくいき、オデュッセウスは運用可能な状態で月面に着陸した。

米国の宇宙船による月面軟着陸は1972年のアポロ17号以来。

オデュッセウス以前に民間宇宙船が月面着陸に成功した例はなかった。
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「オデュッセウス以前に民間宇宙船が月面着陸に成功した例はなかった」

あ、そうか。

日本の着陸機SLIMは、民間機じゃないんだね。

んで、横倒しになってるオデュッセウスなんだが、移動できないんだよね。

そこがちと悔しいところ。


日本のSLIMが放出した小型ロボットLEV-2のようなものは積んでなかったんですかねえ。

そんなロボットの放出ができてれば、オデュッセウスの状態を画像で送ってこれたんじゃないかねえ。

ロボットが撮影した逆さのSLIM



着陸直前に脱落落下中のロケットノズルを、上空50mからSLIMが撮影しています。

これが逆さまの原因。



さてアメリカの無人着陸船は、いろんな観測機器は生きてるらしいので、どれだけのデータを送ってくれるんですかねえ。


ネット民のコメント

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周回軌道から速度を落とすことで高度を下げてゼロまで持っていけば着陸なんだけど、水平方向のベクトルを完全に打ち消すのが難しいのか、垂直方向のベクトルを打ち消しきればくてホップしちゃうのか、ここでは水平方向という談話になってますね。人が乗ってなくてよかったとしか言いようがない。
無人機ならいっそ球体にしておいて、着陸後に展開する方法を模索した方がいいのではないかとすら思えてくるよ。

日本の無人月着陸機も、目標地点への着陸は大成功だったが、横倒しとなり太陽電池に光が当たらなくなり、一時的に機能停止状態になりましたね。
アポロ11号などの有人月着陸では、最終的には宇宙飛行士が目視で着陸地点の状態を確認して、必要なら手動で(11号はアームストロング船長が)操作して着陸しました。

軟着陸は難しいですね。
地球の6分の1の重力でロケット噴射しながらゆっくり降りていくんだから仕方ないね。オスプレイやハリアーより難しいだろう。
横倒しになってても観測さえできればいいんじゃないかな。人が乗ってるわけじゃないし。SLIMも二つのエンジンだけでよく着陸できたもんだ。

こういったニュースを見ていると私が思っている以上に沢山のロケットが宇宙に打ち上げられ様々なプロジェクトが進んでるんだなぁ・・・って事に驚きます
調べてみると2023年は212回のロケット打ち上げがあった模様
そんな数のロケットが日々打ち上げられている事にビックリします

やっぱり自動制御で月面着陸を狙い通りに行うのは至難の業なんだな。月の表面は片栗粉みたいなさらさらした粒子らしいからそこに巨大な探査機をバランス良く降ろすってのは相当難しいんだろう。いっそSORA-Qみたいな球体にしてしまえば横倒しとか関係無くなるけど難しいのかな?

月面は地球の6分の1の重力しかなく、言い方を変えれば上から押さえつける力が非常に弱いという事です。
言い換えると、横方向へのエネルギーが少しでも残ってると簡単に停止できず横転するリスクが高まることを意味します。

垂直に着陸させようと前向きに技術開発していくことは当然の事として素晴らしい事なんだけど、地球上に暮らしてても車の横転事故はあるし飛行機の墜落やオーバーランして前方に傾く事故はある。ましてや未知の領域である月面ともなれば想定外の躓きはあるだろう。たとえ横倒しになろうが天地逆さまになろうが、直立に修正させる機能を設けさせておくって事はしないのだろうか?

これはこれで成功したがやはりJAXAのようにはいかなかったな。
JAXAの当初の目的のピンポイント着陸は成功してるが、太陽電池が稼働していないことでマスコミは「失敗」を匂わせていたな。
着陸姿勢が本来の方向でないから太陽電池パネルに太陽が当たらなかったらしい。
時期が来れば太陽電池パネルに太陽が当たるとJAXAが言っていたのでその通りになった。

日本のSLIMは謂わば腹ばい着陸で、エンジンの一部故障が無ければ上手く行ったようです。人間が乗っていたら寝た状態ですね。今回は失敗して(着陸自体は成功)横倒し、SLIMは失敗(同じく)して直立(ただし逆さま)なのは面白いですね。SLIMは縦に着陸する方が難して結果的に観測に都合の良い姿勢だったそうです。

SLIMは最初から着陸後に横倒しになる予定でした。接地時の水平方向の動きを制御するのが難しいということでしょうか。
ところで、SLIM にそろそろ太陽光が当たり出す頃だと思いますが、再度復活なるのでしょうか。

降下中は月の重力の方向が分かりにくいのですかね? 人が乗って操縦していたら、視覚があるので問題ないけど、自動制御だと重力の方向が頼りだと言うことはないですかね。ある程度高度が下がったら、錨みたいな物を降ろして、月面方向を確実に認識出来るようにしたらどうですかね?

NASAでさえ、有人探査前に無人探査機で数機が着陸失敗している。
最初の2、3機は、月面に激突し破損した。
その後、着陸技術を獲得し、探査できる状況になるまで苦労した。
月面探査の結果、有人月面着陸機の開発に繋がった。
その為にNASAは、10機近くの無人探査機を送り、有人月面着陸機の着陸地点を決めた。

日本の月面着陸船と同じ失敗を繰り返している・アポロ着陸船は全て砂漠地帯の深い砂に4本の足の先に取り付けた長い金属棒を刺す事で固定し転倒を防いでいる・転倒を防ぐ為にはアポロ着陸船の足と同じ加工をして着陸地点を砂漠地帯にするか・着陸船の足の幅を広くして更に足の数を増やして着陸時の横方向への荷重に耐えられる構造にしなければより多くの鉱物資源の探査が目的で硬い岩盤の地表に無事着陸するにはリスクが大きすぎる

着陸できた2機がどちらも似たような状況だったとは興味深い。「あるある」の事態ということですね。この先のプロジェクトでは、こういう状況をリカバリーできるような構造が実装されていくのでしょう。

事前に地球上で行う月面着陸のシミュレーションがたりなさすぎるのてはないか?
大小の礫や水分のないサラサラの月の砂で覆われ、穴ボコ、凹凸、傾斜のある地形、太陽光の方向、昼夜、などの模擬月面を用意して繰り返しテストしたのだろうか?
コンピュータ内で、理想な環境しかテストしていないのではないか?
問題点の洗い出しは、実際に体験しないと出し尽くせない。

日米ともに仲良く転んで着陸だなんて何か愛嬌を感じます。
しかしながら、転倒は十分想定内なのになぜ起き上がれる機構を備えていないのでしょうか。2軸のロボットアームのようなものが1本あればいいと思うのですが。それこそ重力が小さいのですから軽くて華奢なものでもいいのに。

月面宙返りは日本の勝ちだが、今回は受け身で成功したということか。成功はなかなか難しいのだと思った。ところでSLIMは、そろそろ再復帰できるかわかるころだろうか。期待していたい。

着陸船の本体周囲を立方体や12面体のシャフトで囲う設計にして
中身の本体だけ回転させるようにすれば、
どの向きで着陸しても正方向に向けられるのではないでしょうか。

アポロの着陸船は上部が人のための空間で空気が多いので比較すると圧倒的に下部に重心がある。
無人機だと無駄な空気室が不要な設計になるので逆に頭でっかちで、重心が上に行ってしまい転びやすいのかな? 歩き始めたばかりの幼児の様によちよち歩き。
その上、重力が弱いので転びやすいか?

多分燃料が惜しいから逆噴射に制約があったのだろう。失敗するくらいなら先に月周回軌道に燃料だけ打ち上げて補給してから余裕をもってゆっくり降下してほしい。

今年4月に月面着陸失敗した日本のispaceも年末に打ち上げ再チャレンジする。 
民間企業世界初は逃したが、株主としてぜひ100%成功させてほしい。頑張ってくれ!

AIが発達していなかったアポロ計画で月着陸が成功したのは、訓練を充分に積んだ人間の咄嗟の判断力が危険を回避したのだろう。
AIはプログラム範囲では人間を遥かに凌ぐ速さと正確さだろうが、プログラム以外の状態には赤子同然なのだ。あと10回くらい転べば無人着陸船も小学生くらいに身のこなしが良くなると思うぞ。

直立しているか横倒しになっているか。そんなことで繊細になるほど高度な話。僕のアレとは違うんだな。最近はずっと下向きだけど、たまには直立して欲しい。ここぞという時に下向きなのは、NASAでもどうしようもないのかも知れない。技術の発展を祈る。

着陸前のテレメトリから「直立している」って発表しちゃったてんだから、いい加減だよねこの会社。レーザー測距が使えなかったのも、打ち上げ前に装置のスイッチを入れ忘れたっていう、情けないヒューマンエラーだし。
ちなみにNova-Cのソーラーパネルは側面に3つと機体上部に1つ。横倒しになってるんだから、上部パネルはダメだろうし、側面パネルも全部が発電はしてないだろうね。

この間の日本の探査機にしろ、このアメリカのにしろ、なぜ転倒する可能性を最初から考慮して、姿勢を回復する機構を組み込まないのだろうか。そこまで複雑な機構にはならないと思うが。
倒れたままより、起き上がった方がその後できる事ははるかに多い。理解に苦しむ。

日本の着陸船は太陽光パネル接地側が設定した方向をむかなかったし、この完成された着陸船は横倒しか。なんか嫌がらせをされているように思わない?
月に何かが居るのは確か。来るなと言われたアポロ搭乗者数名の声もかつてあった。
月に踏み込むことは本当に正しいことなのか。

つくづく当時の着陸船がファミコン並みの処理能力で着陸、帰還できたのが奇跡だなと。
しかも軌道計算は人力で計算していたようだし。
なぜ当時より何百倍、何万倍も処理能力が向上した現代でこんなに上手くいかないのだろうか・・・・。

どう着地してもオッケーな仕様に…なれたらとっくにそうしていますよね
失敗と片付け非難するのではなく成功への挑戦なんだと陰ながら応援してしたいと思います

日本のSLIMも逆さまらしいし、月面には着陸すら難しいんだろうな。
引力が地球の何分の一だと、ちょっとでも斜めになっちゃうと倒れちゃうんだろうな。足を大きく広げて着陸しないと…

着陸から、成功確認まで時間がかかったのは、横倒しで、カメラが壊れたようだw
いまだに、月面画像がないのはそういうことだねw
そのほかの観測機器は無事なようだw

奇しくもJAXAと同じ形になったか。
そう考えると、50年前にアポロが有人の月着陸を成功させたのは奇跡だったのかも。
着陸船が倒れたら帰還不能だったのだから。
もちろん、技術的な目標が違うから両者を一概には比較できないが。

アメリカの民間とは言え、このような記事を読むと本当にアポロ計画の有人探査は成功したんだろうか?と疑問に思えてしまう。
宇宙放射線被爆の問題もクリアされてないと思うし

将来、特別な訓練をしないで宇宙に行けるようになったら宇宙旅行をしてみたい。地球を宇宙から見てみたいし、宇宙の中での太陽がどのくらい明るいのか感じたい。

1969年当時、「アポロ11号」の月面着陸船を開発し、実際に着陸させて地球に帰還させたNASAの方々は、とても優秀だったとわかりますね。

日本の着陸は逆さまでしたから上出来なんじゃないでしょうか?
逆さまの着陸を成功という日本の感覚と石コロに躓いて横倒しが失敗という米国の感覚が今日の宇宙技術の格差なんではないだろうか

中に入っていた人は大丈夫だったのでしょうか?
こういった事故はたまに起こりますが、原因をいち早く突き止め、次回の月面着陸の事故防止に努めてほしいと思います。
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がんばれ日本!

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