あれだけ総統選の前に台湾を脅し、新総統について独立派だと騒いだ中国。

頼候補は若い時にはそういう発言もあったんだが、今では彼の考えは現状維持派に近い。

結局独立派がけしからんと、騒いでるのは中国だけなんだわ・

それで中国としては、独立派が勝っちまった訳で、懲らしめないわけにはいかなくなったんだよね

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中国、激しく反発 台湾統一に手詰まり感 総統選
1/14(日) 7:09

中国の習近平政権は、台湾総統選で頼清徳副総統が勝利し、「台湾独立勢力」と敵視する民進党政権の長期化が決まったことから、激しく反発している。

ただ、民主主義が定着している台湾の有権者が中国と距離を置くことを選択し、台湾統一を目指す習政権の手詰まり感は強い。

 新華社電によると、中国政府で台湾政策を担う国務院台湾事務弁公室の報道官は頼氏当選を受けてコメントを出し、「民進党は(台湾)島内の主流の民意を代表できない」と主張。

「国家統一の立場は終始一貫している」とした上で、「祖国統一の大業を推進する」方針を示した。

また、「台湾独立と外部勢力の干渉に断固反対する」として米国などをけん制した。

 現在3期目の習氏が、共産党総書記として4期目も続投した場合、その任期は2032年まで。頼氏が、00年以降の歴代総統と同様に2期務めれば、任期終了は同じ32年だ。

習政権は、民進党政権が続く限り、「祖国統一に向けた道筋すら付けられない」(中国政治研究者)可能性が非常に高く、焦りを募らせるとみられる。

 習政権の強硬措置として、まず想定されるのが軍事的威嚇と、台湾産品の輸入制限を柱とする経済圧力の強化だ。中国軍は22年8月と23年4月に、台湾を包囲した異例の大規模演習を実施している。こうした演習を繰り返しながら、経済的威圧で台湾の民心を揺さぶることが予想される。

 少なくとも22年の演習では、台湾の物流に影響が出ており、演習が長期化した場合には深刻な被害が及ぶのは必至だ。

直接の武力行使を控えながら台湾を屈服させる手段として、「事実上の港湾封鎖を狙って演習を行う可能性」も北京の外交筋の間で指摘される。
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中国は自分で、頼君のことを独立派と決めつけてるので、台湾はこれから独立に動くんだって判断をせざるを得ないんだが。

頼君は今は、「現状維持派」なんだよね。

もし習君が本気で台湾をとりに行くのなら、国民党政権じゃ駄目だったんだよね。


独立派だというレッテルを張ることで、台湾進攻の名分が立つんだよね。

そうはいっても、中国のロケット軍の不正によるミサイルの劣化や、ロシアの極超音速ミサイルが撃ち落されたり、S400の迎撃能力が大したことが無いことが判って来て、戦力は大丈夫なのかって思ってるんじゃないかと。

その辺の再確認や、再整備が終わらないことには、進攻は無理ですわ。


更に面白いのは、漁船による民兵組織なんだが。

実は中央政府から金が出なくなって、民兵がやる気が無くなってるらしいことです。

今の中国人、金がなくなりゃ動かないでしょ。


ネット民のコメント

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中国は確かに表面的には民進党・頼清徳の総統当選には厳しい姿勢を示すと思います。今回、いくら北風と太陽を使い分けても、結局は民進党の勝利を阻止できなかった。そこには確かに「手詰まり感」がある。しかし、一方で、「激しく反発」したとしても、中国の本音がどうなのかはちゃんと見極めないといけない。頼氏の得票率はたった40%で、前回の蔡英文の得票から18%も失いました。

2024年は世界各地で重要な選挙が目白押しで実施される「選挙イヤー」であるが、その皮切りで行われた台湾総統選挙で、民進党の頼氏が次期総統となることが決まった。蔡英文政権が2期続き、頼政権で民進党が3期連続となるのも台湾の政治史上初めてとなる。頼氏や民進党政権を「分離主義勢力」として批判し、警戒感を高めていた中国が、今後台湾に対してどのようなアプローチをするのかが注目される。

思想や情報を統制し続けている中国政府は、偏った視点からしか台湾を分析できておらず、これでは台湾統一に向けて地に足のついた政策など立てることは不可能でしょう。今後も大きく戦略を変えなければ、統一に向けて台湾社会を味方につけることは不可能だと思います。台湾の民主主義は中国政府が考えているよりも成熟しています

台湾に限らず、中国はいろんな国の選挙に介入し「対中強硬派が政権を取れば経済で痛い目に遭う」という印象を植え付けようとしてる。卑劣としか言いようがない。そしてこれは戦争の下準備でもある。その中国の思惑を阻止するには民主主義陣営が一致団結するしかない。今回で言えば、日本が台湾との貿易を拡張して台湾経済を大いに支えるべき。これは日本のためでもある。

能登沖地震にいち早く人的支援表明や義援金4000万を寄付頂いた台湾は、更に国民に呼び掛け日本の有事は台湾の有事だと募金総額は14億を越えて集まっているらしい。そんな台湾を我が国日本は見捨てる訳にはいかない。強い意思を示し寄り添い米国のバックアップを明確にさせるなどしてもよいのではないのか?

要するに中国共産党の意に沿わない意見は民意を代表していないと言っているのだ。
仮に今回の総統選がダブルスコアだったとしても中国共産党は同様に主張し反発することは明らかだ。
総統選の裏で暗躍した中国共産党だから、ある程度織り込み済とはいえ落胆していることは間違いない。

中国の手が、いろんなところに入り込んでいたでしょうが、台湾はそれをはねのけることに成功しました。沖縄にもできるはずです。
今回の台湾の総統選は決して他人事ではなく、日本も学ぶべきことが多々あったと思いますね。最高裁の判決にも従わない、日本の法を守らないと堂々と宣言している地方自治体の知事がのうのうとのさばっている現状を、何とかしないといけません。

今の台湾を見ていると、中国に統一されたら次は日本が同じ運命を辿る事は間違いないと思う。
沖縄は中国に狙われ、北海道はロシアに狙われる。
弱腰政府では占領されるまでは時間の問題
戦争反対=領土放棄である現実をウクライナ戦争で分かったと思います。

香港の現状を見れば、台湾総統選挙の結果は当然ではなかろうか。台湾の国民は権威主義よりも民主主義を選んだ。軍事的にはアメリカとの関係強化を選択し、現状維持を選んだと言うことだ。議会選挙では民進党と国民党がどっこいどっこいなので経済的には中国とのパイプも切らないという意思表示で台湾の国民は賢い選択をしたと思う。

香港がどうなったかを見ていれば、台湾が中国に併合された場合にどうなるかは火を見るより明らか
そのことを台湾人は理解しているのでしょう
焦った習政権が武力統一を目指さないかが心配です

中華の反応が全て。台湾国民の民意が反映された勝利でした。
この勝利が世界中の選挙に影響を与え、おかしな流れを変えることに繋がることに期待します。
腐りきった政治、政治家を変える為には国民の正しい行動しかありません。
台湾の人々を見習い、日本国民も来るべき審判の日に備え、政治に参加し行動していきましょう!

台湾の方々は理想的と思えるほど選挙には熱心、選択を間違えば180度情勢が変わることを理解してる証だろう、日本と違い若者の選挙に対する熱気、注目度は日本の若者も見習うべき、対中国がそうさせてる面もあるだろうが日本も平和ボケしてる時じゃない、何処が政権取ろうがどうせ何にも変わらないなどと考えているとしたら、今の状況のまま衰退の一途をたどるだけ、選挙に行かない人には奮起をお願いしたい。

高齢の母が「テレビでは台湾の若い人は中国寄りを支持してる人が多いんだって」と。
毎週、台湾出身の人とボランティアで一緒になる私には信じられませんでした。
彼らは真剣に「親中したら、香港のようになってしまう」と危機感を募らせていましたから。
正直、日本のマスコミはどこからお金をもらっているのやら?と思いました。

この判断はうれしいと同時に正しい判断だと思います。
ただ、これで終わりでは無くいろいろ対中で問題が出てくる(出ている)と考えられるので今以上に気を引き締めて対中に頑張ってもらいたい。

あれだけ本土が介入してこの有り様でしょ。介入しなかったらもっと惨憺たる結果だったわけで、これは中国本土の敗北です。台湾の民意は中国と統一しない。これが確固たる意思表示です。これを日本や米国など台湾を守ることを表明している国は積極的に援助し、特に経済面で中国の妨害があっても物流が滞らないようにしてほしい。とにかく頼氏が勝利して本当によかった

中国本土は、独裁と締め付け政治なので、台湾は今の本土と統一は望まない選択をしたと思います。
中国の武力行使により、台湾へ介入しないよう 新しい台湾総統を支えていかないといけないと思います。
新しく就任した台湾総統の外交と軍事強化の政治手腕が 問われると思います。

台湾から大勢の観光客が日本に来てます。日本からも台湾への旅行者を増やして台湾観光業に大きく貢献しよう。また、農産物も可能な限り台湾やフィリピンなどから輸入する事で今の独裁的な中国とは経済的に距離を置き民主主義国家の連携強化が国際平和に必要です。今の政権じや何も期待出来無いので民間レベルで貢献したいと思います。

台湾は素晴らしい国。
一度しか行ったことがありませんが、若い人も政治に高い関心を持ち、勤勉で、朗らかな方ばかりでした。
台北はかなり都会(日本の地方都市よりも)台北博物館は国の威信を感じられる巨大な博物館でした。

北風と太陽で武力を背景とせず経済支援等を中心とした融和策をとり、台湾にとって親しみやすい国であれば結果は違ったかもしれないですね。
身近に香港の例もあるので、統一となった場合にその後どうなるか容易に想像できてしまうのもマイナス。香港にもう少し配慮すべきだったと思う。

3期連続で同じ政党が政権を担った事のない台湾で民進党を選んだ人民に賛同する。これからはどう中国との関係を維持していくか新総統の力が試されることになる。中国が英国との協定を破り早々と香港を政治統一した。それに対して英国も世界も大きく抵抗する事もなかった経験が中国をより傲慢にし逆に台湾人は中国を敬遠することになった。

台湾総統選挙の介入に失敗した中国政府。台湾統一の野望は、最悪のシナリオを選択するしかない結果になりました。台湾の皆さんの民意が予想以上に民主化に傾いていたという事だと思います。アメリカの大統領選挙の結果次第で、武力行使に踏み切る可能性もあります。習近平国家首席の任期内で統一を果たす野望もありますから、侵略期間を数年と想定すれば、台湾有事はやるとしたら1~2年以内に実行しないと間に合わない。

民進党が総裁になったが、得票率は40%台、議会でも過半数割れと大きく減らした事を冷静に捉えた方が良い。親米派が過半数割れした中で強硬な策は取りえないだろう。新総統も親米派というより親日派。今後は日本の立場が重要になるのだろう。パレスチナ問題への対応考えても米国追随一辺倒が良いとは思えない。

台湾は香港と違って地続きではなく、台湾海峡という150㎞くらいの幅の海を挟んでいる。海を挟んだその向こうで、台湾の人たちは「中国に返還後この先50年はそのまま」と言っていた一国二制度がいかに骨抜きにされ、民主主義が蝕まれていくかをリアルタイムで目の当たりにしている。

中国が反発するって事は世界的には今回の選挙は正しかったという事、台湾おめでとう。民意が反映された民主主義にとって良い選挙でした。

誰も武力衝突を望まずに対話の重要性は認識しているが、その為に自由と民主主義も譲れない。此度の選挙における台湾国民の選択は、武力衝突を呼び込む独立と中国による統一を回避した、与党を圧勝させない賢明な現状維持路線なのではないか。国家の主権の問題解決を急ぎ稚拙な舵取りをすれば、大きな災厄を齎す事を双方は理解すべき。

日本は、おそらく日本周辺では唯一と言っていいほど友好的な台湾を主権国家と認め、経済や文化的な交流をさらに深くし、本当の民主的な友好国との同盟を広げることが、平和的に生き残る上で欠かせない事だと思います。

こうした選択をした台湾国民を経済的にも安全保障的にも守っていく必要がある。日本はもちろんだが、やはりアメリカの実行力が必要ですね。APECなどにアメリカと台湾を入れてアジア内でも強固な経済圏を確保して行く必要がありますね。

中国は手を伸ばす順番間違ったよね。香港は一国二制度だったとはいえ、英からの返還以降は国際社会は中国の一部として受け入れていたし、焦って制圧する必要はなかった。
もし香港制圧前、ロシアウクライナ戦争前に先に台湾に手を伸ばされていたら、日米台が身構える間もなく今頃台湾は獲られていた可能性は高い。

日本の選挙投票率は沖縄を除けば低い。沖縄が高いのは米軍基地問題があるからという皮肉な要素があるが、台湾の選挙投票率は非常に高い。昔は独裁政治でも、今や「ひまわり学生運動」などの大衆運動を経て日本以上の水準の民主主義を実現したと言っていい。東アジアでは初めて同性婚を認めるなど社会制度でも先進的だ。

以前香港に旅行した時にガイドさんは我々は香港人だと話されていました。中国と香港との考え方や生活の違いなども何度も口にされ香港人としての誇りを持っておられました。その後ニュース等で香港の様子を見て心を痛めていました。大好きな台湾が民意のある今の生活を続けていけますように。

生成AIの処理で使われる最先端半導体のほとんど、iPhone のかなりの部分が台湾のファウンダリー TSMC(2021:売上高6兆6000億円,純利益は2兆4800億円) で作られている。
もし、台湾が中国の配下に置かれると、アメリカとしては国内のハイテクGAFAM 全てが依存しているので、まずい事になるので全力で阻止しようとしたと想像してます。

台湾有事の可能性は、今は低い。
但し、アメリカ大統領選挙でトランプ再選したら、ウクライナ支援に消極的になり、台湾有事にも介入しない可能性がある。
そうなると、中国はより高圧的になり、台湾への侵攻が充分に考えられる。
台湾有事の際、日本への影響は多大で、マラッカ海峡を通る原油が完全に封鎖される。

日本国は『台湾を国として認める権利』を放棄して日中国交正常化を実現させた事実があるので、公式的には認められないし、それをちゃぶ台返しで無効化させたらお隣の国と同じ民度に成り下がってしまう。
なので東京オリンピックでの各国の入場行進の時に『台湾です!』と伝えるのが実際のところ精一杯である。

台湾人のバランス感覚は絶妙だと思います。
民進党が総統選で勝ったとは言え、得票は過半数割れ。議会も第二政党。台湾の過半数は、民進党を支持していないのだから、普通に考えれば、決して「台湾人は中国拒否の意思を示した」とは言えないことになります。

台湾の人達は中国との経済との関係は大切だが香港の行く末を見て来たから信用出来ない部分の方が大きいのかな。中国とは適切な距離を保ちつつ民主主義を維持する方向性は変わらないのでしょうね。それに対して台湾へ強い圧力を掛ければ中国への反発心を生むので強引な手法を取らない限りは中国は現状維持なような気がする。そう考えると台湾有事の可能性は考えにくい。

中国共産党軍は伝統的に強い敵とは戦わない。日中戦争時も日本軍との戦いは避けていた。
ただし、自国の存続が脅かされる時には戦う。それが朝鮮戦争で中朝国境に国連軍が迫った時の義勇兵派遣だ。
さらに言えば近代海戦などしたことすらない。ロシアも同じだ。
中国海軍の増強が叫ばれるのは、米軍関係者の予算確保の為である。

台湾の独立を支持したい。中国が台湾へ圧力をかけてくる可能性が高まるがその場合は西側諸国も中国への経済制裁で対抗する必要がある。武力行使が行われた場合は中国は世界平和を目指す国連の常任理事国として相応しくなく、国連の常任理事国のあり方を見直さなければならない。
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がんばれ日本!

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