ロシアが、当初投入した兵力は36万人

戦死したのが31万5000人

なので、今展開している兵力は、66万5千人ということです。


それに比べて、ウクライナは兵力不足・弾薬不足が目立ってきたようです。

 

それにしても、31万5000人もの兵隊が死ぬって、とんでもないことですわ。

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ロシア軍は31万人の戦死者を出してもまだ余裕…貧困ネパール人も雇う、えげつない兵集め【24年のウクライナ戦争を占う】
1/5(金) 10:32

 ウクライナ政府の焦りを感じた人も多かったようだ。

時事通信は2023年12月27日、「50万人動員『要請せず』 軍トップ、大統領と食い違い ウクライナ」との記事を配信し、YAHOO! ニュースのトピックスに転載された。

担当記者が言う。

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「事の発端はウクライナのゼレンスキー大統領が12月19日に開いた会見です。

ここで彼は『軍から最大50万人の追加動員が要請された』と発表。

26日には追加動員に関する法案が最高会議に提出されたことも明らかになりました。

ところが、軍トップのザルジニー総司令官は『軍として人数を挙げて(動員を)要請した事実はない』と否定したのです。

時事通信は追加動員を実施すると国内に厭戦(えんせん)ムードが蔓延する可能性を示唆し、その上で大統領と総司令官の不仲説を伝えました」

 ウクライナの苦戦を伝える報道も相次いでいる。

ロシアは25日、ウクライナ東部の要衝マリインカを制圧したと発表。

ウクライナの報道官が一度は否定したものの、その後、ザルジニー総司令官が事実上の撤退を認めた。

「26日未明にはウクライナの戦闘機が黒海のフェオドシヤ市沖でロシアの揚陸艦『ノヴォチェルカッスク』を破壊し、ロシア側も艦の損傷を認めました。

本来なら大戦果として注目されたはずですが、ウクライナ軍のマリインカからの撤退でかき消された印象です」(同・記者)

ロシア軍の膨大な被害

 そもそもロシア軍とウクライナ軍では戦力差が大きい。

CNN(日本語電子版)は2022年2月26日に配信した記事で、両国を「巨人と少年」と形容した(註)。

「CNNはまず軍事費を比較しました。

ウクライナの2021年の国防費は47億ドル(約6700億円)でしたが、ロシアは458億ドル(6兆5800億ドル)。

ウクライナの現役兵は19万6000人、予備役は90万人、対するロシアの現役兵は90万人、予備役は200万人に達します。

軍隊の規模だけを考えれば、ウクライナがロシアに勝てるはずがないのです」(同・記者)

 そもそもロシア軍による侵攻が始まった際、アメリカをはじめとする主なNATO(北大西洋条約機構)加盟国は、ゼレンスキー大統領に国外脱出を進言している。

だが、ウクライナは徹底抗戦を選び、「巨人」を相手に戦果を重ねてきたことも事実だ。

「実際、ロシア軍は甚大な被害を受けています。

同じくCNN(日本語電子版)は12月13日、『ロシア軍、地上兵力の9割近くを喪失か 米情報機関』との記事を配信しました。

出典は情報機関からアメリカ議会に送られた報告書で、ロシア軍はウクライナに侵攻した兵士36万人のうち31万5000人が戦死、戦車3500台のうち2200台を失い、歩兵戦闘車と装甲兵員輸送車を合計した1万3600台のうち32%に相当する4400台が破壊されたそうです」

傭兵を集めるロシア軍

 ところが、である。日本経済新聞(電子版)は12月20日、「ロシア、侵攻長期化視野に兵力増強 ウクライナに62万人」との記事を配信した。

 記事によると、ウクライナに展開しているロシア軍の兵力は何と約62万人。

《動員による兵士は24万4000人。
主力は、「志願兵」として参戦した契約軍人や民間軍事会社の戦闘員などが占めるとみられる》と伝えた。

 要するに、ウクライナ軍がロシア軍をいくら撃破しても、次から次へと新しいロシア兵が攻めてくるというわけだ。

おまけにロシアは、かなり乱暴な手段を使って兵士を集めている。

「ネパールの警察は12月6日、失業中の若者から1人あたり最大9000ドルを徴収してロシアへの密入国をサポートし、ロシア軍に入隊させたとの疑いで10人を拘束したと発表しました。

また、ネパール政府は約200人の国民がロシア軍に加わった可能性があるとし、そのうちの6人の戦死を確認しました。

密入国の背景には、若者の貧困があります。

ロシア軍が払う数カ月分の給与は、彼らの数年分の収入にあたるそうです。

ロシアはネパールだけでなくウズベキスタンやソマリアでも傭兵を集めていることが判明しています」(同・記者)

痛かった反攻作戦の失敗

 これに対抗するためには──大統領も総司令官も“醜態”を見せてしまったが──確かにウクライナ軍も追加動員の必要があるのかもしれない。

軍事ジャーナリストは「ロシア軍が人海戦術を採用しているのは明らかですが、現代の戦争でこんなことが行われるとは驚きを禁じ得ません」と言う。

「朝鮮戦争にはソ連の軍事アドバイスを受けた中国人民義勇軍が参戦しました。

しかし、あまりにも損耗がひどく、人民解放軍の幹部が『今後は二度とソ連の軍事作戦は参考にしない』と決めたというエピソードがあるほどです。

味方の損害を無視して突き進むというのは、確かにロシア軍の伝統的な“軍事ドクトリン(基本原則)”なのでしょう。

ただ、ウクライナ軍を相手に人海戦術が実施できているのは、ロシア経済が意外に持ちこたえていることも大きいと思います」

 経済制裁を科しているとはいえ、依然としてEU(欧州連合)はロシア産のLNG(液化天然ガス)を購入している。

ロシアに“日銭”が入っているのだから、高額の報酬を示して傭兵を集めることも可能だろう。

「一方のウクライナ側は、やはり昨年6月の反攻作戦が失敗に終わったことが痛かったようです。

結局のところNATO加盟国の軍事支援の足並みが揃うことはなく、ウクライナ軍は不完全な陣容で突撃したため、たちまちロシア軍の反撃に遭いました。

今では榴弾砲の砲弾も不足しているという報道もあるほどです。

さらに、ゼレンスキー大統領が『ウクライナ全土の奪還』を掲げているのも、やはり非現実的だと言わざるを得ません」


軍部の不満

 政治的には正しい発言でも、軍事的に正しいとは限らない。

東部戦線でロシア軍の猛攻を食い止めながら、南部のクリミア半島に進撃するという“2方面作戦”を行える余裕は、今のウクライナ軍にはないようだ。

「ゼレンスキー大統領は優れた政治家だと思いますし、いまだにウクライナがロシアに屈服していないのは彼が常に戦い抜く姿勢を見せていたからです。

とはいうものの、古来、戦争で完全勝利は稀です。

普通は『どうしたら休戦が成立するか』を考えながら戦争をします。

クリミア半島を諦めれば、東部戦線に兵力を集中させることも可能です。

日本も日露戦争でロシア軍を撃破しましたが、ロシア全土を占領しようとは考えてもいませんでした。

ウクライナ軍の幹部から『常に全領土の奪還を掲げられても困る』と大統領を批判する意見が出るのではないかと危惧しています」(同・軍事ジャーナリスト)

 2024年を迎えたウクライナは、氷点下も珍しくない気候となっている。

陸軍は寒さに弱いため、戦線は春まで膠着状態が続くことが予想される。

ウクライナ支援の行方

「ロシア軍も兵士の数だけは揃っているようですが、充分な訓練を受けたのかという疑問はあります。

昨冬に東部戦線で損害無視の猛攻を仕掛けたのは、今年3月に大統領選が控えているためプーチン大統領が軍事的勝利を必要としたことも大きいでしょう。

代償は決して小さくない可能性がありますし、3月の選挙が終われば春の訪れと共に無理な進行を開始しなくてもいいという判断を下すかもしれません」(同・軍事ジャーナリスト)

 となると、戦線はずっと膠着状態が続いたとしても不思議ではない。

世界各国の関心がウクライナから離れてもおかしくはないという。

「アメリカ大統領選が11月に行われるからです。

ウクライナ問題は政策論争としても重要性が高いと考えられます。

各候補はウクライナ支援について持論を展開し、激しく議論されるでしょう。

候補者によっては『今すぐウクライナ支援をやめろ』という意見を表明し、それが一定の支持を受けてもおかしくありません。

ウクライナの戦場よりアメリカ大統領選の動向に関心が集まる理由です」
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「ロシア軍・・・36万人のうち31万5000人が戦死、戦車3500台のうち2200台を失い、歩兵戦闘車と装甲兵員輸送車を合計した1万3600台のうち32%に相当する4400台が破壊」

ロシア軍の損害がものすごいんだが、それでもまだまだ兵も戦車も車両にも余裕はありそうです。

戦車については旧型車両しかないとか言われてるんだが、走って大砲撃てる戦車はいくらでも残ってるんだわ。

それにしてもロシア兵の消耗は出鱈目に近い。

兵隊を死なせて、相手の弾薬を消耗させてるんでしょうかね。


欧米は最近ウクライナ支援から手を引いているんだが。

数は少なくても先日の日本からの車両や、上川外相が約束したドローン検知ステムの提供などは、ウクライナにとってはありがたかったはず。

あとは米国経由で、パトリオットミサイルをウクライナに渡すだけでなく、日本製の地対地ミサイルも米国経由で、ウクライナに届けられるといいですな。

ただし日本開発の地対地ミサイルは、今のところ難しそうですけど。


ネット民のコメント

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膠着状態がこのまま長く続き、現在の占領地域が恒久的な境界線として確定されるのが落とし所だろう。時間が経過すれば西側諸国からウクライナに停戦の圧力が加えられ、最後は諦めざるを得なくなる。それにしても、そんなことが落とし所だつたのならば、何のために多数のウクライナ兵が戦死したのかわからない。早期に停戦できたはずだ。

ロシアはこういう事が出来るのが強味でもある。チェチェン紛争では少数の人質を無視して敵を壊滅したしウ露戦争では少数民族や収監者を先に前線に送って突撃させたり非情なマキャベリズム的な案を平気で実行できてしまう。今やろうとしているのは不法滞在外国人を徴兵して前線に送り込むという手法。

記事中の軍事ジャーナリストの言葉に「日本も日露戦争でロシア軍を撃破しましたが、ロシア全土を占領しようとは考えてもいませんでした。ウクライナ軍の幹部から『常に全領土の奪還を掲げられても困る』と大統領を批判する意見が出るのではないかと危惧しています」とあるけど、相手国の領土の奪取と自国領土の奪還は全然違うので比較として出すのはどうなのか。

日本より少し人口が多い程度の国で31万人も戦死者がでたら、かなりの打撃でしょう。
戦場になっていないとは言え、それだけの規模の戦争で消費される物資や他国との貿易停止も経済には悪影響。日本でも太平洋戦争を何年か戦えているから、資源国のロシアがすぐに破綻することもないのだろうけど、ダメージがないわけではない。

31万人の犠牲を出してもまだ余裕というのはロシアでは国民は国家の駒でしかないということです。
人口の多い少ないにかかわらず国民一人一人は国家の駒だというのでは国民から見れば地獄というしかありません。
そのロシアに攻められるウクライナは別の意味で地獄を味わされています。

ロシア経済は今年一杯でかなり悪くなる予想。
死傷の35万人は日本な小規模な県レベルの労働人口に相当する。
動員中の人員も合わせると100万人前後が経済活動から切り離されてる。
兵士としての給料は平均賃金より高めなので、経済指標は今のところは悪く無いけど、軍隊それ自体は付加価値を生み出さないし、死んだ人間は生き返らないし、体と精神にダメージを負った帰還兵の対応は長期間必要。

戦争の長期化で余裕なはずはない、人口や経済規模は日本と大差ない、国内は諸外国の制裁処置があり、労働力も徴兵を逃れる為海外に出て行ったものもいて十全な経済活動は出来ているはずがない。そして内外から集めた兵隊は素人ばかりで練度、士気も低い。ウクライナも当然厳しいが状況はロシアも変わらない。

ロシアが旧式の武器を使い戦術も悪いのでロシア軍が多大な被害を受けてると報道されてるのは知ってるが、この記事でロシア兵が31万5千人死んだと書いてるが、負傷兵を含めての話でないか?普通、負傷者兵は戦死者の倍以上あるのでロシア兵の死傷者兵は100万になる。ニューヨークタイムズ電子版は30万の死傷兵で内訳12万戦死者で18万負傷兵だった。

軍事費だけで6兆5800億ドルか、ロシアの経済力ヤバイなと。
それはさておいて、普通の陸軍なら冬季の戦闘なんて考えられんだろうが、ロシアは来る。ドイツに対して反転攻勢が成立したのも、雪原の戦闘に長けたロシア軍なればこそ。
川が凍れば長大化した防衛戦の維持などウクライナには不可能。ロシアの思う壺よ

旧ソ連軍でさえアフガンを占領出来ませんでした。独ソ戦みたいに国土防衛戦ならまだしも他国を侵略する戦争にこれ以上犠牲者や重傷者を出し続けるのは、如何なロシアでも無理でしょう。若い世代がごっそり居なくなれば国そのものが持ちません。

ウクライナとロシアの国力差は大きい。
シベリアの奥地から兵力を集め、豊富な資源で資金も集めているのでロシアの継戦能力は高い。
また、中国からの技術支援でモスクワの生活水準も保たれてれているので反戦運動も起きにくい。

ロシア兵として駆り出されたのはほとんどモンゴル系などアジア系です。
結局白人系(生粋のロシア人?)はほとんど戦地には行っていません。
最近も白人系ロシア人一家がこのご時世に日本に旅行にきているのを見ました。
プーチンが怖いということもあるけど、これだから批判も起きにくいのでは。

ロシアを過大評価してはならない。彼らのGDPは韓国程度。停戦などせず、装備・人員を削り続ければ、必ず悲鳴を上げる。戦争の泥沼に引きずり込むことが肝要。西側は援助を継続すべし。結局その方が安く上がる。

西側の発表はロシアの損失だけでウクライナの損失に関して語られる事が少ないからイマイチ信用できない。
去年までの西側の記事では持久戦になったらロシアが不利という事だったのが今年(実際)はロシアが有利になっている。

ロシアとの戦争では最初に簡単に攻撃出来る水上艦艇と航空機を破壊し軍需工場を徹底爆撃。残る陸戦隊は戦闘車両を壊滅させて、最後に残る膨大な兵隊には兵糧攻めの後にクラスター弾の雨をお見舞いするしかないが、それが出来るのはアメリカしかない。ちなみに核は心配無用、さすがのロシアも地球を滅亡させる勇気も兵力もない。

ドル建てのGDP(2022年)では、1位米国25百万、2位中国17百万、8位露2百万。露は長年、資金不足で新兵器は僅かで中古品ばかり。北朝鮮から武器を調達するも粗悪品ばかり。政敵を粛清をして国家を維持しているが、先行き不透明なのが露だ。

ロシアの人口は我が日本国と極端に差があるわけではない1億4千万人程度と言われている
その中で、20万人の戦死者、それに倍する傷病者、さらに100万人の国外脱出者が発生
我が国では、ここまで被害が広がる前に政権が吹き飛ぶだろうな……

貧困ネパール人って。グルカ兵などは昔から勇武の気質でイギリスも傭兵として雇い前線に用いている。金に困ったネパール人がロシアの金に目がくらんだというような書き方だが、彼らからしたら良い働き口があっただけだろう。

ロシアは30万人戦死しても30万人追加動員してくる
ウクライナはもう50万人動員する余力は無い
なぜロシアは戦い続けるのか?といえば勝てる見込みが見えてるからだろうね

プーチンが望む形で停戦に持ち込めたとしてもロシアは崩壊するんじゃなかろうか?
当然ながら強気な発言しかしないけどロシアの経済規模でこれだけの戦争をしているんだから相当無理してるだろ。
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