2階級での4団体統一選で勝利。

10回KO勝ちだった。

強いねえ、結構打たれたと思ってたんだが、ほぼダメージが無かったですわ。



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井上尚弥が2階級での4団体統一に成功、10回KO勝利 史上2人目の快挙も最速記録  
12/26(火) 20:45

WBAスーパー、WBC、IBF、WBO世界スーパーバンタム級王座統一戦>◇26日◇東京・有明アリーナ

 WBC、WBO世界スーパーバンタム級王者井上尚弥(30=大橋)が史上2人目となる2階級での4団体統一に成功した。

WBAスーパー、IBF世界同級王者マーロン・タパレス(31=フィリピン)と4本のベルトを懸けて拳を交えた。

4回にはダウンを奪取。

10回には右ストレートでダウンを奪い1分2秒、KO勝利した。

スーパーライト級、ウエルター級で4団体統一に成功したテレンス・クロフォード(米国)に続き、史上2人目の快挙となった。

WBC、WBO王座の初防衛にも成功した。

  最後は右拳で相手の心を折った。

10回、井上が右ストレートでタパレスのこめかみ、額周辺を打ち抜いた。

ダメージでロープ際まで後退し、崩れるようにダウンした相手を確認した井上はコーナートップによじ登って勝利を誇示。

バンタム級の4団体統一から、わずか1年後。

井上は「戦って(タパレスは)1発のパンチもありましたし、自分も非常にピリピリしながら試合を進めることができた。

1つ階級を上げて、こうして4本のベルトを集めることができました」と満面の笑みで報告した。

 クロフォードは8年3カ月かけて2階級での4団体統一を達成させたが、井上はWBA世界バンタム級王座を獲得した18年5月を皮切りに5年7カ月と大幅に“偉業”を更新する最速記録となった。

これで14年4月のWBC世界ライトフライ級王座獲得から区切りの10個目となる世界ベルト奪取となった。

 今年7月、井上は無敗のWBC、WBO世界同級王者スティーブン・フルトン(米国)を8回TKOで撃破。

一気に2本の世界ベルトを獲得した。

その試合を視察したタパレスもリングに上がり、年内の統一戦を約束。

5カ月後に実現した。

井上は「タパレスがリングに上がって次戦が約束された瞬間、自分の中では気が抜けないという感覚がありました」と振り返った。

 試合前2カ月間で、メキシコ人のスパーリング相手4人を呼び、総スパーリング数は計116ラウンドにのぼった。

最近の世界戦前は計70~80ラウンドが平均だったこともあり、約1・5倍の実戦練習量となった。

所属ジムの大橋秀行会長(58)は「井上尚弥史上、もっともハードなスパーリングになったと思う」と手応えを示していた。

 海外のブックメーカー(賭け屋)のオッズでは、井上が有利。

試合当日も英大手ウィリアムヒルでは、井上の勝利に1・05倍がつけられ、タパレスは10倍と差がついた。

その「鉄板オッズ」のムードを払拭(ふっしょく)するように練習に打ち込んだ。

井上は
「周りの楽勝ムードを吹き飛ばすため。
自分の中では、周りのムードが自分の中で怖いと思っている。
それを自分でも切り替える意味で、トレーニング内容と向き合いながら調整してきた」
と気を引き締めてリングに向かっていた。

 史上2人目の2階級での4団体統一は世界的にも偉業と言える。

大橋会長は「新たなモンスター伝説の始まり」と言った。

24年は日本人初となる4団体統一王者として防衛成功、25年にはフェザー級転向で日本人の世界5階級制覇へ、26年以降はスーパーフェザー級など、さらなるウエートで海外のスター選手と戦うという夢も広がる。

 試合後のリング上では、このスーパーバンタム級を適正階級と表現。

「来年、再来年とこの階級で試合をしたい」と話した。

来年5月には元WBC世界同級王者ルイス・ネリ(29=メキシコ)戦との話もある。

「ファンが喜び、見たい試合を実現したい。(対戦したい選手は)どんどん声をあげていただきたい」と訴えた。



 【ラウンドVTR】

 ◇1回 井上は慎重に距離を測りながらジャブを突き、踏み込んで右を放つ。
タパレスはガード固め、手数少なく守りの姿勢。
井上は積極的にジャブを打つが強引には出ず。
井上10-9タパレス

 ◇2回 タパレスが勢い余って前のめりに倒れるスリップダウン。
井上はタパレスが出てきたところを逃さずワン・ツーを放つ。
タパレスは井上の強打を警戒か攻めは消極的。
井上10-9タパレス

 ◇3回 井上が積極的に前へ。
右アッパーからのワンツーでロープに詰める場面も。
井上の強烈な右ストレートがヒットし始め、タパレスの右ガードが下がる。
井上10-9タパレス

 ◇4回 タパレスが攻めに転ずるも、逆にカウンターを被弾。
井上は右ボディー連打で、タパレスの弱点を突く。
タパレスもボディーを狙うが、井上の強烈な左ボディーが突き刺さる。
終盤に左アッパーからラッシュでダウンを奪う。
井上10-8タパレス

 ◇5回 井上がゴングから猛ラッシュ。
左ボディーから右ストレートでタパレスの足を止める。
タパレスも必死に応戦。
右フックからの左ストレート、右アッパーでばん回を図る。
井上10-9タパレス

 ◇6回 タパレスが攻めて前に出る。
右を中心に井上をコーナーに詰める場面も。
井上は無理をせず、間合いを測りながらワンツー。
残り1分は強烈なワンツーで井上がペースを奪い返す。
井上10-9タパレス

 ◇7回 井上のカウンターの左フックにタパレスが一瞬、グラつく。
その後はともに手数少なく、様子を見るラウンド。
終了間際、タパレスの左ストレートが井上の顔をとらえる。
井上10-9タパレス

 ◇8回 タパレスが体を密着しての左ボディー。
井上は飛び込みながらの左フックも決定打とはならず。
井上10-9タパレス

 ◇9回 タパレスのワンツーが井上の顔をとらえる。
しかし、井上はすかさずワンツーでタパレスをコーナーまで吹き飛ばす。
終盤に井上が右のカウンターもダメージは与えられず。
井上10-9タパレス

 ◇10回 タパレスが先に仕掛けて積極的に出る。
そこに右ストレートを浴びせダウン。
そのまま10カウントが数えられて井上がKO勝ち。
世界2人目となる2階級での4団体統一を果たす。


 【井上の世界戦記録アラカルト】

 ◆連勝 21連勝中で日本歴代1位。
2位は具志堅用高の14連勝、3位は山中慎介の13連勝と続く。

 ◆KO数 19KO(26試合)で日本歴代1位。
2位は10KOで内山高志(14試合)、井岡一翔(33試合)。
3位は9KOで具志堅用高(15試合)、山中慎介(15試合)と続く。

 ◆世界戦通算勝利 21勝は井岡一翔と並ぶ歴代1位。

 ◆最短KO 18年10月のパヤノ戦でマークした70秒(1分10秒)は日本男子歴代1位。
2位は平仲明信が92年4月にマークした92秒(1分32秒)。

 ◆海外防衛 3度成功は日本歴代1位、2位は2度の西岡利晃、亀田和毅
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今後、5階級とか、6階級を狙うとか。

どこまで強いかわからんですわ。

井上尚弥、今後も期待したいです。

 

それにしても、タパレスはパンチが強そうで怖かったわ。

動画

https://www.youtube.com/watch?v=bwTwLSsbSK8
 

 

https://www.youtube.com/watch?v=F_9qWiZMuzw


ネット民のコメント

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タパレスが予想以上に強かった。4Rでダウンした時は5Rで終わりかなって思ったけど、そこからタパレスのディフェンスが上手くて井上がなかなか仕留められなかったね。あれだけ井上がパンチを空振りするのは初めて見たかも。最後はあっさりダウンして終わってしまったけど、きっとかなりのダメージが蓄積されていたんだと思う。素晴らしい試合でした。

やはり一発の重さが凄いんだな。
キレイに入った訳ではないが揺れたのかな。
しかしタパレス強かった。 ガードというか、いなし方が上手かったし、4ラウンドから戦い方が変わり、珍しく井上は手こずってましたね。右がなかなか届かないがタパレスのパンチは伸びてきて戦いにくいそうだった。

タパレス善戦だが、あれだけ井上の圧を受けていたら、ダメージも蓄積するね。
一つ間違えればタパレスの強いパンチで倒されていたかもしれないが、ひとつも間違えないところに井上尚弥の強さがある。
両選手に拍手!!

やっぱり日本が誇るボクシング界の傑作井上尚弥!
しかしながら相手もポイントは井上が押してるなかでもカウンター狙いの他の面でも随所に巧みさがあったと感じました。井上ファンとしての結果は良しとして、スーパーバンタムに上がって相手のタフネスなのかどうか、井上選手のパンチの破壊力は当然効いてるだろうと思う場面でも動きが止まらず手は出るとか相手レベルもスゲー上がってるんだと実感できました。

ヘビー級みたいな倒し方で笑ってしまった。あのパンチはないわ。
タパレスがずっと半身のままで井上の右の射程外に体を置いて、井上が無理にあてようとして体が流れたところをちょこちょこ打ったりノーモーションで小刻みに当てていたが、判定不利と見て左ストレートを当てに行こうと正対した瞬間井上の右の射程圏に頭が入ってあれだ。

マーロン・タパレスは井上尚弥が今まで対戦した中でも一番怖かった。ドネアとはどつきあいの激戦だったが、それとは違う怖さ。
井上尚弥のリアクションを見てもタパレスのパンチの重さが伝わってくる。ガードが上手く、一発を狙っている感じがヒシヒシと伝わってくる。万が一にも喰らったら、試合中に戻って来れないダメージを受ける可能性がある。

中盤以降はタパレスの半身で構える策がはまって結構苦戦した印象やけど、倒し切るのはさすが井上尚弥だ。
タパレス頑張ったな。相当トレーニングしたんやろうしこの試合への気迫はすごく伝わった。
史上2人目の2階級4団体統一おめでとうございます。

後半は結構攻めあぐねてる感じだったから判定もあるかと思ったのに、最後は結構アッサリ倒れたのには驚いた
やっぱり序盤からのダメージの蓄積も結構有ったんだな、あとパンチの入ったタイミングも良かったから効いたのかな
兎に角強いな井上尚弥は暫くはこの階級に君臨するんだろうな
次の試合にも期待だね

お互いの高度なテクニックが飛び交う10ラウンドでした。
最後はあっけなく崩れ落ちてえっ?みたいな感じやけどカード上からでも効かす井上選手の破壊力はホント化け物すぎる。
そのパンチをかいくぐって精神すり減らしながら戦ったタパレス選手もすごかった。
両雄に拍手喝采です。

タパレス強かったなぁ。ガードが硬く井上のパンチが効いてるのか効いてないのか分かり難かったが、途中から分かる様になった。
耳が赤くなってたね笑
逆に井上も良いのを貰った時は耳が赤かった。

タパレス選手はディフェンスといえばディフェンスなのだが、リーチ差とパンチ力を考えて井上選手にアウトで挑むとなるとショルダーと後ろ体重とであれしかないかなという。
判定になっても井上選手の圧勝だろうから、どこかで動くとは思ってきたけど
タパレス選手が動く前に、まさかのあれで崩れ落ちるとは思わなかった。


右ストレート、あまり効いてないように見えてましたが、ガードの上からや顔に当たってもスウェーで受け流していてもやっぱりじわじわ蓄積して効いていたんですね。

階級の壁やタパレスの打たれ強さで今回は8ラウンドあたりから判定決着を覚悟してましたが、やっぱり井上チャンピオンにはKO勝ちが似合いますね。

これは形は違えど圧勝。内容で圧倒していた。派手な勝ち方ではなかったが。
タパレスは相当研究していたし、当てにくい相手だったしタフだった。そんな相手を蓄積のダメージでテンカウントで下してしまう強さ。いつも通り、顔は綺麗なまま。

タバレスはサウスポースタイルで相当な試合をした。近年では最も脅威ではなかったかと思う。しかし井上直弥はそれでも一貫した強いボクシングを続けて上回って、最後はタバレスにダメージを蓄積させてノックダウンできた。ブロック上からの一撃での結幕は、蓄積の大きさを物語っているのかと思う。

素晴らしい試合でした。
タパレス選手は予想以上に強かった。試合前の軽量で身体が締まっているのに驚いたが調整はバッチリだったのだろう。
そしてタパレス選手はタフでポーカーフェイスだが10ラウンドまでダメージが蓄積されていたと思う。

本当に凄いと思うのは、井上が試合前のかなり早い段階からタパレスの強さを見抜き、いつも以上にハードなトレーニングを自分に課したということ。この試合の展開を具体的にイメージできてたんだね。
強い上に賢い。それが井上を史上最強の怪物にしてるんだと思います。

前回のスーパーバンタム級初戦の世界戦以上にスピード、スタミナ、パワーいずれもアップしていた。10ラウンドに決めたガード上からのパンチ。スーパーバンタム級ではありえない破壊力。そして終始、休まず井上自身が動き、タパレスはどうしていいか動揺していた。まだスーパーバンタム級2戦目ですでに4団体統一。

タパレスは強かった。最初のダウンの後、5R立ち上がりからラッシュしたけど、タパレスは回復していて、その後も絶妙なディフェンスで、あまりパンチを直接は喰らわないようにしていた。非常にうまかった。
中盤から後半を見る限り今回は判定になるかと思ったが、今回もさすが井上だった。
でも、井上尚弥が序盤からボディを打ち込んできていたのが最後のパンチで起き上がれなかったんだろう。

タパレスも2団体王者だから苦戦して当たり前なんだが、皆んな5Rで終わる想像をしたはず。絡れましたがそれ程、力の差はあったと感じます。
それにしても、2階級4団体のプロセスで顔に一つも傷がつかないですね。。。
単純にパンチ力云々の前に、反応速度や持久力、試合展開を読む力や判断力などアスリートとしての能力が異次元に思えます。

やはり井上尚弥は強かったなぁという印象だ。10Rまで長引いたので一見苦戦したようにみえるが挑戦者のタパレスがデフェンシブな戦いに徹していたので長引いたというだけで井上がポイントを失ったラウンドはなかったように思う。タパレスは頑丈で防御も巧みな良い選手だとは思ったが井上を危険に陥らせることは無理だった。この結果は順当だったと思う。

正に日本ボクシング界の最高傑作。強いね。
タパレスも良く粘ったと思う。あの戦いぶりだとフルトンより強いかも?と思えるほどデフェンス能力は高かったし、軌道の読みにくいパンチは脅威に思えた。
ただ、序盤にガードを固めていたタパレスに対して早々に4R目でダウンを取る井上って凄すぎ。

タパレスが強いというか、確かにディフェンスはうまいと思ったけど、世界トップクラスがあのようなディフェンシブに戦うといくら尚弥でも自然と決着は後半になる。攻撃的なタパレスがあんなにディフェンシブに戦うということは、正直カウンターの一発でも当たってくれれば・・・ そんな戦い方しか尚弥に勝つにはないと判断したのだろうと思う。

井上選手がダウンを奪った4ラウンドまでは強いボディーを打っていたけど、その後は顔面ばかり狙う攻め方をしていたので試合中に拳を痛めたのかと…。
最後は連続ワンツーでタパレス選手がいきなり倒れて驚きました。
本人が語っていたけど暫くはこの階級に留まるのかな…。

この選手も、今話題の大谷選手と変わらぬ偉業を成し遂げている選手で、日本人として誇りにおもいます、強い事をいい事にし、調子こむ選手もいる中で、チャンピオンとして自覚と秩序も備わった選手だと思います、これもひとえに、親の立派な教育なのでしょうが、これぞ真のプロボクサーだと感じて共感を覚えます、そして真の強さとは、自分におごることなく、相手に対いしても謙虚でリスペクトをしている姿に、黙っていても応援したくなる選手だと思います

タパレスは強かった。
井上がロープ際やコーナーに詰められるシーンが何度もあり、ジャブも早くて何発ももらっていた。
しかし、次第にディフェンスの癖を見抜いたのかアッパーが刺さり始め
ラストはストレートでこじ開けてのKO。
正直、フルトンより下と思っていたがとんでもない。

尚弥僅か5ヶ月でスーパーバンタム級
4団体統一しちゃったよ!!!!
ジャブの差し合い面白かったしフックボディがかなり効いてたと思う
相手のタパレスの変則サウスポーフォーム厄介だったしさすが2団体のベルト持ってるだけあって強かったノーモーションのフック怖さ感じた

この試合を勝ち切ったのは流石モンスター。
膠着しても一発で倒すモンスターらしい試合だった。
ただ、タパレスのディフェンスが良かったのもあるが、中盤以降攻めが単調で特に左が出なかったのは謎。
圧力に押し込まれる場面も多く、カウンターもよくもらっていた。いつもより疲労の色も大きく見え、階級の壁を感じる内容だった。

今日はなかなかクリーンヒットがなくて、ボディショットも上手く防がれてたから、どうなるか分からなかったけど、最後はガードの上からのストレートでタパレスが崩れ落ちて這いつくばって立てなかったのには驚いた。相当なダメージの蓄積があったんだろう。井上尚弥の凄まじいパワーを見せられた試合だった。おめでとう井上選手!
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