結論から。 住民票を抜きました。

これは、それぞれの個人事情を勘案しないと正解はないのです。私の場合は住民票を残すより、海外転出届を出すことが最善と判断したのです。その理由をいくつか列挙してみます。

まず初めに、その時の私の状況。

日本での仕事は会社員・土日祝祭日は休み。有給休暇は年20日。勤続15年。退職時59歳の10月。年収は残業なしで600万。社会保険完備。持ち家。この時、2023年10月。離婚裁判2年目後半で年内終結予定。子供ひとり成人。 こんなところです。

裁判もようやく終結するので、ずっと考えて居た移住(独身の頃~結婚時も)を、更に具体的に考えていました。

初めは伊豆半島や紀伊半島、沖縄等も検討。3年ほど、伊豆半島の周辺で中古の物件を探しました。寒さが苦手な私。できれば雪は無い方が良いし、あまりに不便なのも困る。適度に田舎を感じられて、海が見えて、狭くても庭があり、日当たりが良い物件を探してみようと考えて行動してました。

結論は、沢山ありました。600万~1300万程度の範囲なら、結構沢山見つかりました。

また、同時にパートナー探しもしました。そんな都合よく生涯の伴侶がみつかる訳もないと思いながらも、もしかしたら良い方に出会えるかもしれないと一縷の望みを抱きました。

結論は、日本では良いご縁もあったのですが、結び付くことまでは行かなかった。
出会い系で利用したのはマリッシュ。再婚を望む人が多いことに驚いたが、様々な人と将来の話をして交流すると、「それもそうだな。男も女も思いは同じだな。」との思いに至る。だれしも一人より伴侶と過ごす余生を考えて不思議ではない。

男は「優しく家庭的で料理の美味い女性がいい。」女は「優しく経済力があって私一人を見てくれる男性がいい。」熟年のマッチングでは、そんなせきららで本能的な思いを強く再認識させられます。

ついでに、できれば美人かイケメンがいい。それに・・・、あれやこれや・・・。

そんな風に、誰しも陥りそうな飽くなき欲求を、年齢があるいは性格がどれほど理性的に抑え、思考できるか、実践できるかが、今後の幸せのカギなのでしょう。

後に、過去に利用したマッチングアプリと、マッチングアプリにありがちな傾向や、実際にお会いした方の女性像を書き留めてみます。



さて、本題の【住民票を残すべきか否か?】の問題は自由選択可能ですが、移住地の選択、伴侶の選択は、選べるだけ良いというものであって、誰もが自分本位に一方的に選択し思う様にゆくというものではありません。海外への移住ならVISAの問題、売り物件は売り手との折衝、伴侶は互いの求めあう行動が伴わないとうまいこと行きません。

貴方なら、どちらを先に選択しますか?

結論は、伴侶は後からです。不安定な状況で伴侶を探しても、それはうまくいく可能性が極めて低いからです。だってそうでしょう?好きになって生涯を供にするパートナーが、どこの国のどの地域でどのような生活をするのか、決まっていないし、その様態が充分に想像できないときに、結婚などを語れるでしょうか?

私は、その時の日本の財産すべてを処分して、海外へ移住すると決めて、その状況で準備しながらパートナー探しを始めました。


【住民票を抜く理由】
国の指針や決まりを読みますと、毎年1月1日時点に置かれた住所で、前年の取得に応じた住民税や国民保険料等が決定されるとあります。

退職した時点で収入が無くなるのに、前年分の稼ぎで請求書が届きます。これって、住民税などが前年収入から計算されるからなんですが、実際にそんなことは知ってても、払うのは結構負担になります。

勤めていた時の社会保険料は半分が会社負担。それでも住民税や社会保険料で10万近い額を国や自治体に吸い取られるんです。こんな社会主義国並みの高い税金を取りながら、学費も家も医療費も自己負担。高速道路も電車も世界一高い。薄い社会保障。増々増える国民負担率を押し付ける。自分たちはせっせと裏金を作って金を山分けする政治家。それを支える検察と警察組織。高度に腐敗した国家の日本です。

私は税金を納めるのを止めることにしました。しかし日本国籍を維持しており、海外で、何かあれば日本に戻り、いつでも住民票を入れて、日本の保障を受けられます。

少し前は、海外移住者は一時帰国滞在して保険証を新規に発給されて、その保険証を利用して保険診療での医療保障を享受し、それが済むと、また日本の住民票を抜いて海外へ帰国(あえて帰国と表記・笑)といった方法が出来たといいます。

今は、それが出来ませんが、無保険で医療を受けても日本の医療費は海外よりは安いのが実際です。

入院を伴うような場合は、日本に一年以上住む覚悟で帰国(医療目的の一時帰国をする人を締め出す為に、自治体は一年以上継続して居住する事を条件に保険証を発行する等地域ごとに厳しくしている様です。これまでの様に、住民票を入れたら即日その場ですぐに保険証を発行すると言ったことはしないらしいです。)して、安いパートを借りて療養すれば良いだけです。勿論、そのように成らない様に、健康的な生活を心がけることは云うまでもないことですが。

収入がなく働いていないのなら、住民税は非課税。国民健康保険も最安。生活保護さえ申請出来ることに成りますね。それが今の日本の社会保障制度です。

さて、前年の収入から計算した住民税や国民健康保険料は、住民票を抜いて海外に住んだ場合は請求されませんので、支払う必要がないことは分かったと思います。

では、海外で病気をしたら?

任意に海外で利用できる健康保険に加入します。沢山あります。年間10万程度からあります。年齢と供に上がります。住んでいない日本に高い保険料と住民税を納めるより全然安く済みます。

また、日本から海外へ行った3か月間は、事故や怪我を保障してくれるカード付帯補保険なども利用できます。

移住して数か月は、どうしても日本に行かないとならない事もあるので(正確には行ってしまった方が早いから帰国しました。)、毎回、日本出国の度に3か月のカード付帯保険が新規に自動的に更新適用されますので、この点は日本の健康保険と同等とはいかなまでも、万全ではないとはいえ、安心です。

私自身は、海外移住して、その国で伴侶を探そうと思っているので、最終的にはその人とその国の保険に加入することとなります。今交際しているのはタイ人女性ですが、彼女は公務員でした。子供も居ません。結婚すると彼女の保険で、無職の私はカバーされることとなります。

しかしこれは結果論です。偶然に知り合った人がその様な立場の人だったのは、私にとって幸運としか言いようがないのです。

ともかく、わたしは日本の住民票を抜いて、なんの約束もないまま海外移住を果たし、海外で彼女を見つけて一緒に暮らすに至っています。

これも人生。 ♬あ~あ~、川の流れの様に~♪

次回は、実際に利用した、日本のマリッシュと海外のマッチングアプリの事を軽く解説してみます。(マッチングアプリは、国内、海外を足掛け1年くらい利用してました。)

また、移住地選択の理由(国内外)もUPする予定です。(ベトナムに3か月お試し移住したので)なぜ、国内移住を検討しながらも、海外を選んだのかなどを私なりに検討した経緯を赤裸々に語ります。


日本政治家が駄目ダメで、未来の無い国だと見切った理由は、以下の方がブログに書いてまさしたので、リンクしときます。




最後まで、ありがとうございました。