流行りのキャンピングカーを作ろうと思った時にそのサイズ感とか維持費とか考えた時に何がいいのか、Pros & Cons について考えてみた。

 

 1,キャンピングカー

  トレーラーを引くにしても牽引車両は必要になるので単独でどの程度の生活区間が出来るか、トレーラーとの対比の為に考える。

 現有のライトエースだと荷室長荷室幅*荷室高=2.1*1.4*h1.4m

で、ここで生活をすると考えると、二人では少々無理がある。一人ならなんとかなるかな?。荷物とか生活用品の何を積むか、どう積むかに取捨選択と工夫が必要。色々考えるとボデーとキャビンの間に限らず窓や運転席との間の断熱やらも考えなければならない。金を掛けるならなんとでもなるが、安く済まそうと思うとかなりチープ・プアなことになる。

 

 登録に関しては4ナンバーのままで十分。8ナンバーを取るにはキッチンだトイレだ給排水だと言われるのが鬱陶しい。昔だと税金がとても安かったので8ナンバーにもそれなりにインセンティブがあったのだが、今はそれ程税金に違いがないので、1ナンバー規格の車体に普通の任意保険が普通に付くという以上の意味は8ナンバーにはない。あ、車検が1年か2年かの違いはあるか。

 

 2,軽キャンピングカー

 維持費が安い。車室内は現有のライトエースとホボ変わらない(1.8*1.3:*h1.3)。その10cmが大きいんだよという声も聞こえるが、でも車両価格は高い。素の軽バンを新規に買って改造するなら今のライトエースでいいや。特に不調もないし。

 

 若し新規に入れるならハイエースだろうが、荷室が3.0*1.5*h1.3m となる。価格は新車で250~350万。車重が1.7 t (4駆なら1.9 t)。今のライトエースが壊れたら考えよう。

 

 3.トラック+シェル

 車検の度にシェルを降ろさなければならないのが鬱陶しい。しかし、4ナンバーにシェルを積む形にすると、全高 3.8m 迄許される上、後方へのはみ出しも全長の1割りが付くのので 1.5t クラスなら 3.5*1.6*h2.8m のシェルが積める。内法はそれより小さくなるが、全高が稼げるのは有り難い。

 軽ならオーバーオールの全高 2.5m なので、大体2.2*1.4*h1.8mシェル外寸となる。最大積載量が350kg なので シェルが重いと生活用品が積めなくなることになりかねない。

 積み下ろしを考えるとタイヤハウスのない平ボデーが望ましいが、折角の高さを多少諦めなければならない。それでも立って生活できる高さは確保できるのだからどちらを選ぶかは目的と車検時の手間をどう考えるかだろう。

 

4,王道の単なる牽引車。

 乗用でもSUVでも好きなものに現用車ヒッチボールを付けてそのまま使ったらいいだけ。 簡単。


 牽引車両について重要なことは、

 1,トレーラーを牽引するには950登録という「トレーラーを牽引します」という宣言を車検証に入れて貰わないといけない。トレーラーの車両総重量で牽引の可否・限界や必要な装備が決まる。牽引車両重量の半分の総重量迄はリヤカー並みの設備でいいが、それを超えるとトレーラー側にもブレーキ設備が必要になる。この宣言無しで牽引すると最悪 無登録車両の運行、6点だそうだ。

 

 法制上は牽引車側に宣言する・トレーラー側に宣言する両方があるそうですが、けん引免許無しで運行できる総重量750kg以下のモノであれば、牽引車側に950登録をする以外の方法にメリットはないと思うな。

 軽自動車でも登録実績として最大1370kg(主ブレーキ有2WD)、1920kg(同4WD)が有るようです。

 なお、軽自動車の場合302登録という名前に変わるそうです。

 

 2,ヒッチボールの大きさ。

 EU規格の50mmとUS規格の2’(50.8mm)の二種類がある。これを間違えるとひどい目に合うということである。一見互換性の有りそうな大きさなのが落とし穴なんだそうな。

 

 

そして本論へ入る。

キャンピング= 8ナンバートレーラー

 流行り物そのもので、下は200万円弱から上は天井知らず。

大きさも内装・内容も選り取り見取り。木賃アパートより豪華な部屋が走ってゆくイメージです。

 自分で維持しようとは思えないし、出来合い物は今回の検討課題ではないのでパス。(理由は後述)

 

 え? そこをパスしてなんで標題になるの?

 

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