何が必要か必要でないかというのも行ってみないと分からないこともある。
準備不足で・思わず・日本では考えられない、「しまった、これが欲しかった」「持ってきて良かった」「別に要らないかな」を羅列しておく。
現地SIM。空港等の公共の場所に Wifi があるだろうと舐めていた。いや、実際にそれで切り抜けたんだけど、やはりあったら便利。車中での時間潰しや、チョットした電話連絡ができないのは不自由です。実は楽天の海外ローミングが使える筈だったんだけど、だめだった。
一応「この中から選べ」と地元のプロバイダが表示されるんだけど、どれも選べない。「この機種では使えません」みたいなことを言われて繋がらなかった。持っていったスマホが古いせいなのかなんなのか、エライ困った。
因みに、表示されたのは Telstra, Vodafone, Optus の三社。Telstra が老舗で、VK 国内で一番広いサービス地域を持っている。Vodafone, Optus はサービス区域が狭く、どれでも自由に選べるなら Telstra 一択である。
自転車。Benalla の街は思いのほか狭い。空身であれば飛行場から街まで歩けるが、チョット歩きたくないという次元での「狭い」である。飛行場から一番近い=町外れにあるスーパー迄の往復で40分以上掛かる。当然車はないので、自転車が欲しいと切実に思った。毎日の買い物も歩くか甘えるかになってしまうのが辛い。
仲良くなったクラブ員さんが中古自転車をツイッターだかメルカリだかみたいなところで探してくれたんだけど、出会いモノなんでそんな都合よく見つかるものでもない。
また、カゴ付きのママチャリなんてものはなく、基本的に泥除けもついていないスポーツ自転車ばかりである。「荷物はどうするの?」と尋ねたら「(バック)パック」だって。前カゴのない自転車って・・・と思うのは日本の感覚。
ソレ位なら国内で見繕って空港の黒猫に送りつけてチェックトバゲッジで送るのがいい。現地の電車は自転車が乗せられるみたいだし、折りたたみ自転車なら「荷物でござい」とできるしね。
ヘルメットを被っていないと警察に止められて問答無用の罰金だそうです。
帰りには「寄付」である。当然。
懐中電灯。飛行場の中はある意味真っ暗である。街灯のようなものは極めて限定的にしか設置されていない。私は偶々自転車用にしている100均ライトがポケットに有ったのでよかったが、夜トイレやシャワに行こうにもこれがないと難儀する。東京の夜のつもりでいると詰む。しかも、泊まった部屋のライトのスイッチがベッドから遠く、懐中電灯がなければ点けっ放し or 本当に真っ暗な中を手探りでベッドに潜り込むかの二択になる。
部屋の中だけなら常夜灯みたいなものでもいいが、外に出る・出ざるを得ない作りなので必須だと思う。
因みに部屋には電気はあるが、水回りは一切なかった。トイレは外のトイレ棟へ行かなければならないし、シャワも同様である。洗濯も同じだが、これは明るいうちに済ませればイイ。
リネン。借りると $30/night 掛かる。今は知っている人もいないと思うが、昔ユースホステルに持参したような封筒型のリネンがあると便利。私は国内仕様のリネンセットを持参。掛け布団用の包布を敷き、シーツに包まるような形で利用。
石鹸・洗剤。長期滞在で洗濯をするつもりなら現地調達の上で帰りには寄贈するのが吉。
ヒートンと洗濯紐。タオルなどをチョット干すのに欲しかった。泊まった部屋は九尺二間よりはチョット広めの正方形寄りという感じの単なる空間にベッドと机とクローゼットが置いてあるだけ。針金ハンガーを掛けておけるような出っ張りもない。直接紐に引っ掛けて・そこに針金ハンガーを吊るしてとか、使ったタオル等を干すのに使いたかった。
針金ハンガー。結局「中古屋」でステンレス製のイイものを買った。ブティックなんかで使っていたモノのようで、滑り止めの樹脂が塗布してあって見栄えもよかった。重いので置いてきてしまったし、持っていっても置いてきただろう。でも数本は持ってゆけばよかったと思った。
当然帰りには寄贈する前提である。
乾電池。今回は難儀しなかったのだが、前回の Seminole lake ではマウスの電池が無くなって青くなった。同室が予備を持っていたので甘えることができたが、そうでなかったら詰んでいた。実は乾電池というのは日本発祥のもので、日本製品が世界を席巻した時にデファクトスタンダードになった関係で一応どこでも手に入るんだけど、日本のように
どこにでも潤沢に売っているというものではない。「探せばある」という次元なので探さないとない。土地勘もない街で足もなく探せるものではない。
自分の持ってゆくモノに入っている電池、予備を持ってゆくのか交換してから出かけるのか、考えておいたほうがいい。
変換プラグ。ダイソーの700円のマルチを買って持っていったがこれが使いづらい。使えないこともないが、最終的に日本向けのプラグを力技でハの字に捻じ曲げるという力技の方がマシという使えなさであった。
どうせUSB 充電器も必要なんだからこんなモノの方が気が利いている。類似品には PD 60W なんてものもあるし、ダイソーの使い方も書いていない不親切な700円より余程いい。
力技を駆使するのなら、テーブルタップ(延長コード)や三叉で十分。
ただし、注意しなければならないのは電圧。変換アダプタはプラグの形状しか変えてくれない。電圧は現地のものがそのまま出てくる。当然である。数百円でそんな機能を実装できる訳がない。
最近の PC & スマホ関係は 100-240V の入力に対応しているのであまり気にしなくていいが、ヘアドライヤ等の旧来型の家電は電圧と周波数にセンシティブなものばかりなので、確認しないで繋ぐと火を吹くことになる。
VK は240Vなのでプラグの形だけ変換するアダプタが電圧まで変換してくれると勘違いすると痛い目を見る。P=E^2/R なので、1200W のヘアドライヤを繋ぐと 7000W からのストーブになってしまう。当然ファンも壊れるし、熱源部分も焼き切れる。運が良ければサッサと焼き切れて呉れるが、運が悪ければ発火するまで赤熱することになる。
ハエたたき。日本人感覚だとものすごく気になる程度のハエがそこいら中を飛び回り、自分の手や顔に止まってくる。コッチが気にしている素振りを見せたら、先方が「コッチでは誰も気にしない」だって。ハエたたきってないの?と聞いたら Fly-SWAT だか言う名前で存在しているそうだが、あまり普及はしていない。少なくともクラブハウスへの備え付けはない。10本位持っていって寄付してきたいと思うくらいである。
十分に沢山飛んでいるが、叩きまくれば撲滅は無理でも排除はできる程度の数であった。