2年生の春休み中(2月下旬)に、初めて睡眠外来を受診してから、約1年が経ちました。

 

 

これまでの経緯を簡単にまとめると…

 

1年生後期から、娘は勉強や諸活動に追われ、4〜5時間睡眠となり、慢性的な睡眠不足に陥っていました。

そして、

2年生後期には、全く起きられなくなったのです。

更に、昼間も眠くて眠くて、勉強に集中できない

ということも起こるようになりました。

 

「これはいよいよ深刻だ」と察することとなり、

2年生後期後の春休みに、睡眠外来の門を叩きます。

 

 

それから様子はこちらから↓

・2年生 後期(4セメ)の様子

 

・2年生 春休み中の様子 (通院開始)

 

・新学期 3年生 前期(5セメ)の様子 

 

・3年生 前期(5セメ) 5月〜8月末(夏休み前半)までの様子

 

 

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娘の診断結果は、

睡眠リズム障害の一種で「睡眠相後退症候群」

簡単に言うなら、「睡眠が後ろ倒しになっていき、自力で戻せない状態」です。

 

そのため、就寝時間を定位置に戻し、脳と体の睡眠時間を一致させるために、睡眠薬で治療していくことになりました。

 

 

 

治療の流れをざっくり追うと…

 

睡眠薬 服用開始

・就寝23時→起床8時の位置に戻していく。(毎日服用)

2ヶ月目

・日中の眠気もなくなり、睡眠障害から脱し始める。

・これ以降は、毎日ではなく、眠れないときのみ服用となる。(週2,3回程度)

4ヶ月目

明らかに睡眠の質が以前とは違うと感じる。

・目覚まし時計の音が1回だけで起きられる。目覚まし時計が鳴る前に自然と目覚める。

5ヶ月目

完全に睡眠障害から脱する。

・体調やメンタルまでもすこぶる良い状態となる。

 

 

 

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さて、この6ヶ月目にあたる前回からの様子は…

 

その後も、ずっと良い状態でしたキラキラ

 

3年生後期(6セメ)からも、遅刻や欠席もほぼありません!

(11月頃、活動が3つ4つ重なり多忙だったときのみ遅刻欠席がありました)

 

↓ 3年生後期(専門課程)

 

1時限目もありますが、モーニングコールはしていませんグッ

 

それどころか、早起きして、学生部屋(自分専用のデスクあり)に行き、自習することも多くなりました。

 

より一層、体調も良く、とても健康的になった気がします!

 

 

 

睡眠障害に陥ると、ちょっとしたことで不安感が増し、メンタル不調になると先生はおっしゃっていましたが、まさに睡眠が改善されると、メンタルが驚くほど安定しました。

 

1〜2年生頃は、激痩せしたり太ったりを繰り返していたのですが、それも無くなりました。

 

もしそれらが睡眠不足から来ているのだとしたら…驚きです。

(娘はロングスリーパーで、特に睡眠が必要なタイプだからかもしれません)

 

 

 

 診療終了

 

前回の診療から5ヶ月が経ちました。

 

前回の時点で、すっかり良くなっていたため、終えても良かったのですが、娘が「念の為、睡眠薬があると安心」とのことで、引き続き、通院予定でした。

 

そして、この2月頭に再診に伺う予定だったのですが、

「まだ手元に薬も残っているし、もう行かなくてもいいや」とのことで、なんと、いきなり診療終了です!

 

もしかしたら、また睡眠薬を貰っておきたい、ということがあるかもしれませんが、とりあえず終えることにしました。

*手書きの「睡眠票」をつけるのが一手間で、それを催促する私も面倒だったので、それを含めて、嬉しい(笑)。

 

 

結果、通院期間は半年で終了となりました!ニコニコ

(通院:4回)

 

 

 

 

 不安に思っていたこと

 

この睡眠障害の経過以外に、私が不安に思っていたことがありました。

 

・一気に睡眠薬を飲んでしまわないか?

万が一、やけになって一気飲みしてしまわないか?と不安ではありました。一人暮らしのため親は管理できませんしね。

しかし、娘はその点しっかり自己管理していました。

念の為「睡眠票」は定期的に報告して貰ってはいました。

 

・友達に睡眠薬をあげたりしないか?

友達に睡眠薬を飲んでいることを言うな、と伝えたのですが、実はその時点で既に仲の良い友人らに服用することを言ってしまっていました…驚き

(それまでは、深夜1時過ぎまで友人宅に集まっていたりしたので、これからは23時には寝るから夜遅くまで遊べない、と伝えるために告げたとか)

その後、友人にあげることも、友人が欲しいと言ってくることもありませんでした。常識的な友人ばかりで本当に助かりました。

 

 

これらの件で、娘が自己管理できる人間だと分かり、ホッとしましたね…。