大学受験で、どの程度の数の大学を受験するかは、文系理系・志望学部・地域で違うだろうし、人によって千差万別だなあ、と思うので、書いてこなかったのですが…

記録に残しておこうかな、と思い立ち、我が家の場合を明記してみようと思います。

 

 

他にも、

我が娘の場合は、こういう(下記)受験の組み合わせにしたけれど、受験が終わってから他大学の様子が分かり始めると、

「当時これを知っていたら、別の選択肢もあったかもしれない」

と思ったりしたので、そのことについても触れたいと思います。

 

 

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さて、まずは、受験にかかった費用から。

 

我が娘の志望校は、

(学びたい専門分野がピンポイントだったこともあり)

・本命 地方国立大1校

・併願 地元私大R 1校 の2校でした。

 

併願は1校のみですが、こちらを手厚くしたので、意外にかかったかもしれません。

 

 

 

1、 共通テスト受験料 18,800円

 

 

2、 国立大 計 51,000円

 

・国立大 総合型選抜 17,000円

・国立大 前期 後期 17,000円×2回= 34,000円

 (全て、理学部物理)

 

 

3、私大 計 106,000円

 

・私大R 共テ利用(4科/6科) 18,000円×2種= 36,000円

・私大R 一般(2科数物+英検) 35,000円×2回= 70,000円

 (全て、理学部物理学科)

 

 

● 受験料(1〜3) 合計 175,800円  (+手数料 3,090円)

 

 

 

4、総合型受験 旅費 移動費(2名)+ホテル代 1泊(2名)

  4万+3万= 約7万円 (うろ覚え…)

 

 

● 大学受験にかかった全費用(1〜4) 合計 245,800円

 

 

 

<受験数>

・国立大 総合型 受験

・私大R 一般 受験 (1回)

 

私大Rは、共テリサーチでA判定であったため、合格と予想しましたが、万が一の場合と、場慣れのため1回のみ受験しました。

 

 

<結果>

・国立大 総合型で合格

・私大R 共テ利用,一般ともに合格

 

私大Rの合否は、この総合型合否後の発表でした。

そのため、私大Rには入学金を支払っていません。

(上記以外の支払いはなし)

 

 

 

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もう一度、組み合わせを考えるとしても、上記どおりにしたとは思います。

特に、第一志望の国立大は娘の熱望校で、ここは共テ結果がどうあれ受験したので、むろん、変更はありません。

 

 

ただ、今、振り返ってみると、「この選択で正しかった」と思う反面、「もっと別な選択もあったんじゃないか」と思う面もありました。

 

 

 

1、第二志望(後期)の国公立大を、T立大(物理学科)にしていました。これを、高3になってから、T波大(物理学類)に変更しました。もっと早くからT波大も視野にいれるべきでした。

 

・当初は、自宅から通える「都内の大学に限定」「総合大学が絶対条件」だったので、T立大一択にしていました。そのため、他の国公立を深く調べることもなく、T波大も一度も訪れたことがありません。

・後期も都内の大学という縛りを無くし、T立大からT波大に変更しましたが、娘は「よく知らないから」と乗り気ではありませんでした。

・T波大は、娘の代から初めて「後期」に「物理学類」が加わりました。そのため調べるのが遅くなりました。

・娘は進みたい道は決まっていました、そのため、より適した国立大を視野を広げて調べておけばよかった、と思いました。

 

*結果的には、後期は、地方旧帝(物理系)で出願しました。

(共テリサーチはA判定だったものの、2次試験に娘の得点源である英語が無いため、一番のチャレンジでした)

 

 

 

2、私大を、R一択ではなく、R科大も視野にいれても良かった。

大学院で他大学に進学する可能性を考えておくべきでした。

 

・娘は「総合大学であること」「理学部がメインキャンパスにあること」が条件でした。

 

・まず、一般的には早慶も入れるところかもしれませんが、

Kは、志望する研究室がない、とのことで却下。

Wは、Kよりかは選択肢はありましたが、Wの物理学科は理工学部のなかでも最難関。志望しているわけじゃないのに、ここに勉強時間を割きたくない、とのことで却下。

そして、「上記の条件+志望の研究室がある」ということで、R一択になりました。

 

・もし、「大学院で他大学に進む」という選択肢を視野にいれたら、RではなくR科大のほうが強いんじゃないかと思いました。

・実は、Rは大学院に進む方が少ない(自他大学含め35%)、ということは当時から知っていて、それが不安材料でした。もしRに進んでいたら、大学生活を謳歌し、院に進む気になれないんじゃないか?と。(あくまで個人的憶測です)

・更なる先を見据えて、R科大(理学部物理学科)も候補にし、ちゃんと調べてみても良かったんじゃないか、と思いました。

 

 

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まあ、娘自身は、第一志望の地方国立大しか眼中になかったし、模試の判定(順位)や過去問の出来も合格範囲内だったので、より一層、他大学には興味が向かなかったのだと思います。

 

 

ただ、親としては、志望校へ進めなかった万が一のことを考え、

大学の教育力や環境を見極め、入学後それ以降もっと先を見据えた大学選びをしておけば良かった、と思ったりしました。

 

当時は、大学の教育力って、どこも同じでしょ、大したことないでしょ、くらいにしか考えていませんでした。

しかし、娘が大学に進むと「この大学で良かった!」と思うほど、教育力や環境の素晴らしさを実感します。

大学ってこんなにも革新的なんだ?!と思うくらい、大学側の絶え間ない努力をひしひしと感じています。

 

いざ進学してみないと見えてこないのかもしれませんが、それぞれの大学の教育力、環境、カリキュラムもしっかり見ておけば良かったなあ、と思ったりしましたね。

 

 

*なんか、こう書きながら中学受験のときと同じに思えてきました真顔