娘はこの2年生の夏休み、
「アメリカの大学への短期留学」(2週間)に参加しました。
まず、この留学に行く迄が、戦々恐々でした
…というのも、もしコロナになったら留学に行けないばかりか、返金なし、とかで
娘は、高校時代の友人と会う約束を全てキャンセルor延期し、サマソニ含めライブを3つほど取っていたものの、全て取りやめ。
留学に行く直前まで、東京で外部大学院の研修がありましたが、ただその往復だけで過ごしていました。
親のほうも、ここでかかるわけにはいかない、と相当ピリピリしていましたよ
ぶじ旅立ったときは、心底ホッとしました…。
アメリカへの入国は、ワクチン3回接種の証明書のみで良く(帰国時も同じ)、後は、現地大学の方針で、到着したら全員PCR検査を受けたそう。
そして、アメリカでは、マスクなし!で過ごします。
…と聞いていたのですが、実際は、マスクを着用して過ごしていたとか。現地の方はマスクなし、留学生だけマスク着用。
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さて、アメリカの大学の地は、自然豊かで、のどかな地域。
その自然の豊かさが、日本の豊かさとは違うものを感じます。
ホテルからの景色。
ホームステイではなくホテル暮らしでした。
この娘たちの短期留学は、語学習得目的ではなく、大学の教員(海外の方)も引率し、「現地大学のプログラム」と「近隣へのフィールドワーク」が半々に組まれた、理系寄りのプログラムです。
たった2週間ですが、分刻みとは行かないまでも、ビッシリとスケージュルが組まれていました。
中高時代の短期留学はそこまで忙しいものではなかったので、大学の留学って「フルに活動するんだな」という感覚です。
そうそう、この留学に、大学内から22名(文系理系半々)が参加したのですが、娘は、この全員のコミュ力の高さに、非常に驚いていました!
一目会ったときから、誰もが進んでアレコレ提案し、瞬く間にコミュニティが広がり、すぐに仲良くなった模様。
驚くほど全員の人間性が素晴らしく、「皆んなのことを心の底からリスペクトする」と言うほど大絶賛でした。
やっと解禁された海外留学に、待ってました!とばかりに、早速参加を試みた面々だけあって、皆んなの向上心や行動力たるや素晴らしいものがあるのでしょうね。
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さて、今回、短期留学に参加してみて、
「何が一番楽しかったか?」
「苦労したことは?」
「今回の体験で学んだことは?」
「そもそも自分の英語はネイティブに通じたのか?」
を娘に聞いてみました。
先に、
・ネイティブに英語は通じたのか?
「全く問題なし!普通に会話できる」とのこと。
日本にいても結構鍛えられていたのですね。
・一番楽しかったことは?
「何もかもが楽しかった!」
「現地大学の学生らと話すのがとても楽しかった!」
あまりにも楽しすぎてテンション高めで、毎日爆睡だったらしい。
他にも、
「アメリカの人って、すれ違うときに、誰もがニコッと微笑みかけ、自分もニコッと微笑みかける。この習慣がめっちゃいい!自分に合っていると思った」と。
・苦労したことは?
「何もない」
ただ、長期留学でこの大学に来た日本人から話を聞くと、「授業の難しさや人間関係で苦労することがある」ようなので、長期でいたらまた違うんだろうなあ、とのことでした。
・今回の体験で学んだことは?
「更に英語を鍛えたほうがいいなあ。普通の会話や授業では困らなかったけど、現地ガイドさんが訛りありの早口で喋られると??と思うことがあったから。訛りにも対応できるようにしたい」
「中高の短期留学では、手続きは全て学校と親任せ。今回は自分でもやったけど、今後は全て自分でできるようにしたい」
他には、
「今回、6日間引きこもりだったけど、久しぶりにゆっくり出来て、逆に良かった!(笑) 旅費には見合わないけど日本で引きこもるよりかはいい。この期間に部活等の雑務を済ませることができたし、自分の時間を多いに堪能したよ!」
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この発言の理由は下記へ…
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一見楽しげな様子ではありますが…
実は、娘は、現地でコロナに罹患しました初です
ホテルの同室の方が発症してしまい、移ったようです。そう思うと、最初から全員一人部屋にしておいてくれ、って思いましたが…。ただ、もう一人罹患したけど同室の子には移らなかったらしい。
まあ、現地はマスクなしと聞いていたため、罹患する可能性はあり、「イソジン、喉薬、冷えピタ、鎮痛剤、喘息の吸入器」など持っていきました。特に、冷えピタとイソジンが役にたったらしいです。
コロナ罹患時の体調としては、1〜2日がピークで40度ほどの高熱、3日目に熱が下がると一気に元気になったとか。喉の痛みは数日残りましたが、そこまで辛いものではなかったようですね。
娘は、病院の医師や看護師など医療従事者がマスクをしてなかったことに衝撃を受けたようです…。
結局、6日間のホテル隔離生活(←アメリカでは隔離期間5日間。初日は0日と数えるので計6日間)で、予定の半分しか体験できませんでした…。
後半のフィールドワークが全滅
とはいえ、日程の真ん中で罹患したので、最終日2日前には陰性となり、最終日は思う存分満喫できたようです。(療養中もですが、このときの皆んなの対応が素晴らしかったとか)
ぶじ予定通り帰国できたことが、不幸中の幸いである、と前向きに考えることにします帰国後も予定がビッシリだしね
*海外旅行保険で、治療費や追加のホテル代等は返金されるようです。