8月末で、3週間に及ぶ
「オンライン留学 (Universiti Malaya)」が終わりました!
そもそもオンライン留学をやるきっかけは…
『大学で自分の興味のある教養科目(哲学等)を多く学べると思っていたのに、実際は、必修科目とかに時間が被り、取りたい科目が思うように取れなかった』
『オンライン留学を見てみると、自分の学びたかった教養科目(人文社会学系)があったので、この機会に学びたい』
とのことでした。
この留学は、語学習得目的ではなく、英語による通常の授業を受講するもので、英語が出来ること(TOEFL設定値あり)が前提のプログラムでした。
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オンライン留学の感想は、
「参加して本当に良かった!」というほど、楽しんだようですね。(課題もそこまで大変ではなかったよう)
授業も楽しんだようですが、
なによりも、向こうの国の方とフリートークを楽しんだり、文化に触れられたのが多いに良かったようです!
今回の留学では、3種類の授業に参加しました。
娘が最も興味のあった授業は「ジェンダー論」らしいです。
娘の中高時代、女子校のせいか、「ジェンダー論」「女性の社会進出」に関して取り上げることが多かったように思います。
中高の方針としても「学内に留まらず、どんどん学外(国内外問わず)へ出て活動・発信・チャレンジしていきなさい」というメッセージが強かったですね。
これは個人的にも凄く良い方針だと思うし、娘にめちゃめちゃ合っていました。
大学の教養科目で、このジェンダー論やそれ以外の科目も、思うように取れなかったということで、楽しみにして臨んだようですが、今回の授業では、基礎だったらしく、ちょっと残念がってはいました…。
まあ、また学ぶ機会があるといいですね!
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この授業での、娘の英語(speaking)を聞いていると、以前よりナチュラルになっていました。
「なんか上達しているね!」と私が言うと、
娘曰く、
「英語を喋っているという感覚はもうないよ、日本語と同じで何も考えずに喋れているかんじ」
大学になったら喋る機会が少なくなり、英会話力が衰えるのではないかと心配していたけれど、どうやら、逆に自信をつけていっているようなのです。
「高校の頃は、英語は、絶対に上位にはなれなくて、自信が持てなかった」
「でも、大学での授業では、自分が一番上手いということに気づかされた。誰も発言をしようとしなくて、自分が皆んなを引っ張っていく場面も多々あった。そのことが凄く自信になったんだよね!」
*高1〜2年時、英語のクラスは「ネイティブクラス」(10名弱)に所属しており、帰国生や英語の上手い子たちがガンガン発言し、娘はあまり発言していませんでした。このクラスの友人らはT大含む難関大に進学しており、改めて優秀なメンバーで切磋琢磨していたんだなと実感しました。
今回の留学では、最後の総評のときに、最もアクティブに発言していた、と言われたようです。
色々と成果が得られたことは本当に良かったです!
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さてさて…
1年生前期(1セメ)の「GPA(成績)」が出たようです。
戦々恐々としていた娘だけど、思いがけず良く、非常に喜んでいました!
娘が苦労していた解析学がB
その他の科目は、AAかAでした。
GPAも良く安心しました。
このことは娘に大いに自信を与えたようです。
「一時期メンタルに来て毎日泣いていたときは、もう終わった、と思ったし、もう這い上がることは出来ないと思った。何もかも後悔ばかりしていた。
でも、あれから気を持ち直して、頑張って、本当に良かった!」
と言っていましたね。
「どのくらい勉強していたの?」と娘に聞いたら、
「1日8時間くらいかな。コマがないときは自習室で勉強、終わってからも寮のラウンジか図書館で勉強、土日は図書館で勉強。正直、受験期と同じ勉強量だよ」
ちなみに娘は、受験期でも7時間程度の勉強量でした。
当初、10時間以上を目標にしていましたが、到達できず、落ち込むこと多々あり。それが負の連鎖にもなりました。
でも、自分は長時間勉強できないタイプだと気付いたようです。7〜8時間が限界のようですね。
諸々自信に変わったようで安心しましたが…
1年生後期(2セメ)は、非常に重いと言われている総合実験、物理学系演習があり、大変な時期だと言われているようです。
大丈夫かしら…。