最初に……。
 
AKSによる、第三者委員会の調査結果の発表会見から時間が経過し、この事件に関する報道記事もほとんど見受けなくなり、世間の関心もかなり薄くなってしまって来ているようです……。
 

これでは、AKSの思う壺ではありませんか?!

 

はっきり言って、こうやって(事実上何もしないまま、)時間と共に世間が事件の事を忘れて行ってくれる事が、AKSにとって最も有り難い事でしょうし、そこが狙いでAKSは、(尋常ではない速さだった、今村前支配人の “人事異動” と “契約の解除” 以外、)何事も遅い対応をしていたのでしょう。

 

こんな事で良いのでしょうか……?!

 

 

 

一、事件は何故起きたのか?

 
ここから書く事は、これまでの経緯や報道記事などを見て、私が想像出来る範囲の話です……。
 
 

 

第三者委員会の調査報告書によると、運営上のセキュリティーの甘さ、新潟という地域性、等が事件が起きた背景とされていますが、それらは大きな要因ではないと思います。
新潟で長く活動しているアイドルグループも有りますし……。
 
 
私が思う、事件が起きた根源は、今村前NGT48劇場支配人に有ると思います!
 
第三者委員会の調査報告書でも、ある程度の今村前支配人の問題点を指摘はしていますが、調査が全く足りな過ぎでしょう!
 
 
事件が起きるまでの今村前支配人と “厄介” などと呼ばれる、被疑者らの所属するグループとの関係にしっかりとメスを入れなければならなかった筈です!
 
まあ、第三者委員会が依頼主であるAKSに忖度したのであれば、「ここは踏み込んではいけないところだ!」と気付いた事でしょうけど……。(-_-;)
 
 
事件が起きるまでの間に、劇場やイベント会場で迷惑行為を繰り返し、一般のNGTファンからも苦情が殺到していた、“厄介” と呼ばれる被疑者らの所属するグループを、大金を落とす、いわゆる “太客” だった事から、あろう事か今村前支配人は出禁などの排除をするどころか、逆に「可愛い奴ら」などと言って可愛がり、抽選時に良席を優遇するなどしていた事が、被疑者らを調子に乗らせ、事件が起きる大きな要因になったのだと思います。
 
そこいら辺の事は、(結局、口裏合わせをさせられていた可能性は高いですが、)NGT運営スタッフ内には事情を知っている者達は多くいた筈ですが、この重要な事実を調査し切れない(聞き出せない)という一点だけ見ても、第三者委員会はずさんな仕事しかしていない、と言われても仕方がない事でしょう。
 
 
 

真実を明るみにするには、今村前支配人を表に引きずり出すしかないでしょう!

 
 
AKSが、大慌てで今村前支配人の口を塞いだ事が何を意味しているか、多くの人には想像出来る筈です!
 
それは今村前支配人が知っている事、やって来た事が、AKSにとっても致命的な事だからでしょう。
 
 
山口さんが受けた暴行事件自体への関与については、事なかれ主義(この点はAKSも)の今村前支配人が、わざわざ事(騒ぎになるような事)を起こす(起こさせる)とは、ちょっと考えにくい……。
 
だから、事件自体に関与したとは考えませんが、被疑者らの所属するグループと仲良くしていた今村前支配人には、このような事件が起きるかも知れない、といった予測は十分出来た筈で、事前に手を打って事件自体が起きないようにする事は出来た、と思います。
 
 
次に事件が起きてしまった後に、今村前支配人は何をしたのでしょうか?
 
分かっている事は、山口さんと「悪いヤツらは解雇する」と、出来もしない(その権限が無い)のに約束した事、そして山口さんとのその約束は(当然)果たさず、山口さんが望むような事は何もしていなかった訳ですが、果たして今村前支配人はこの間(事件が起きてから、NGT48劇場支配人から “人事異動” させられるまでの間)、何もしていなかったのでしょうか?
 
 
私はこの間、今村前支配人はせっせと事後処理をしていた、と思います。
但しそれは、山口さんをケアする事や、山口さんの望むような事ではなく、もっぱら事件の隠蔽工作をしていたのです!
 
 
 
私が考える、今村前支配人が行った隠蔽工作は、
 

①暴行事件の被疑者らの不起訴に関与。

②事件への関与が疑われるメンバーに、口止め、証拠隠滅を指示。

③被疑者らへの口止め、調査機関(後に立ち上がる第三者委員会)への協力拒否を指示。

 
と、被害者の山口さんを守るのではなく、被疑者らと事件関与が疑われるメンバーを守る事によって、何事も無かった事にしようとした、と私は思います!
 
今村前支配人の大きな誤算だった事は、言うまでもなく、山口さんの告発でしょう。
まさか被害者の山口さんが、あのような形で世間に告発するとは思わなかった事でしょう。
山口さんには、そのまま黙ったまま活動をし続けてくれるか、或いは黙ったままひっそりと卒業してくれれば良い、とでも思っていたのでしょう。(-_-;)
そもそも、そんな警察沙汰にするような “事件” でもないだろう……、と考えていたのかも知れません。
 
 

① “暴行事件の被疑者らの不起訴に関与” について……。

 
山口さんの告発が有って、事件が世間に知られた当初からずっと、
「何故、二人の被疑者が不起訴になってしまったのか?」
という疑問が上がっていた訳ですが、“可能性” という点では当初から十分考えられた事の筈なのに、弱腰のテレビ出演弁護士達も、“あくまで、その可能性も有る、という話だが、” 等としながらでも、あまり指摘されなかった事でありますが、
 
“今村前支配人が山口さんに、「悪いヤツらは全て解雇する」と出来もしない約束をする一方、「大きな騒動になると、NGTの(真面目な)メンバーやNGT自体が、大変な事になる」と脅して、「だから、被疑者が不起訴になるようにしなさい!」と指示をした。”
のでしょう……。
 
具体的には、(司法に疎いので、素人考えですが、)「警察に、(反省しているようだから、とか、あまり大袈裟な事になると、私が困るので、とかの理由で、)被疑者を起訴しないで欲しい、と言いなさい!」(或いは、「警察の事情聴取を(以降)拒否しなさい!」)とか、或いは単に、「被害届けは出さないよう(出した被害届けは取り下げるよう)にしなさい!」と指示をした、という事でしょう。
暴行被害を訴える者が、そのような言動を取れば、警察としても被疑者を不起訴にするしかなくなるのでしょう……。
 
 
ここでのポイントは、今村前支配人が、(真面目な)メンバーやNGT自体の存続などを “人質” に取ってメンバー(山口さん)を脅し、拒否出来ない状態にさせて、自分の思い通りにメンバー(山口さん)を行動させた、というところ……。
 
この手口は、まさに松村取締役が山口さんに謝罪をさせた手口と、全く同じではないでしょうか⁈
 
つまりこの “( “人質” を取って)脅して、言う事をきかせる” という手口は、AKSの(或いは多くの、アイドルを抱える芸能事務所やら運営の?)常套手段なのでしょう……。
 
 
この隠蔽工作が行われたのは、“被疑者が逮捕されてから、不起訴になるまでの間” でしょう。
 
 
しかし、もしもこのような事実か有ったとするならば、山口さんが再び(三度?)その事を暴露してくれれば、明るみに出るでしょうが、我々が山口さんにこれ以上の要求をする事は出来ないでしょう。
実際、これ以上の暴露の発信を、山口さんが出来るかどうかは難しいでしょう……。
 
 
 

② “事件への関与が疑われるメンバーに、口止め、証拠隠滅を指示” について……。

 
先に証拠隠滅についてですが、そもそも最初から、証拠になるような物は無かったかも知れません。
第三者委員会の調査報告書によるところの “丙” が、マイクロバスから降りたところの “顔見知り” であった “A” に、(最初からその目的で)声を掛けているように、被疑者らの所属するグループの人間は何らかのアポを取らずとも、関与が疑われるメンバーと会って話をする事が出来た訳ですから、メアドの交換なども必要無かったかも知れませんし、関与が疑われるメンバー側から被疑者ら(の所属するグループ)に、メンバーの住所等を教えるにしても、紙にでも “◯◯町◯◯丁目◯◯番地の◯◯マンション” などと書いて渡さなくとも、口頭で “◯◯町の◯◯マンション” と言えば、(新潟の場合?)十分特定出来るのかも知れません。
 
なので指示したとすると、「メールやメアドなど、やり取りした記録が残っているなら、消しなさい!  紙などで受け取った物が有るなら、捨てなさい!」といったような具合でしょう。
 
 
さて、“口止め” についてですが、第三者委員会の調査報告書によるところの “B” と “C” は判で押したように、全くブレずに一貫して “事件への関与を全否定” な訳ですが、それは実際にその通りであるから、という可能性も勿論有るのですが、本当に全く何の関与も無いのに、被疑者 “甲” に名前を出されるのでしょうか?
 
「確かに冗談半分で、それらしい事は話したが、まさか本当にやるとは思わなかった……。」とでも言うならば、分からなくはありませんが、二人揃って見事に一貫した “全否定” というのは、“誰かの入れ知恵” 感がプンプンします。
 
……極端に言えば、本当に潔白だったとしても、これだけ “黒” 扱いされたら、ここまでブレずに「私はやってません!」という態度を取り続けられるでしょうか?
「証拠さえ無ければ、全否定し続けていれば絶対逮捕もされないし、“黒” だと断定される事も無いから……。」
と、誰かに言い聞かされて、“全否定” さえしていれば絶対大丈夫だ、という確信でもなければ……。
 
 
この隠蔽工作が行われたのは、“被疑者らが逮捕されてから、事件への関与が疑われるメンバーらが警察に呼ばれる前までの間” にでしょう……。
 
 
 

③ “被疑者らへの口止め、第三者委員会の調査への協力拒否の指示” について……。

 
とにかく、今村前支配人としては、ここまで①②の手を打っても、この “被疑者らへの口封じ” が出来なければ、いつ、自分と彼らのこれまでの関係が公になってしまうか分からないので、何としても “被疑者らに真相を暴露させない” 事が必要だった筈です。
 
“厄介” と呼ばれる被疑者らが所属するグループに、どんな交換条件を出したかは分かりませんが、無条件で今村前支配人の言う事を聞くとはとても思えません。
或いは、「不起訴になるようにしてやっただろ!」という事を、恩に着せたのかも知れません。
とにかく口止めには成功したようです。
 
 
この隠蔽工作が行われたのは、“被疑者らが不起訴になってから、第三者委員会からの調査協力の依頼が来るまでの間” でしょうか?
 
 
 
……この三つの隠蔽工作に成功していたので、第三者委員会が調査中にも拘わらず、戸賀崎氏らと呑気に酒を酌み交わし、戸賀崎氏もそれらの隠蔽工作が “しっかり” 行われている事を「色々聞いた。」ので、「なにも心配しなくて大丈夫」というようなツイートをしてしまったのかも知れません……。(-_-;)
 
 
ここまで書いた事は、これまでの経緯や報道記事などを見て、想像出来る範囲の話だった訳ですが、ネットではもっと酷い今村前支配人の悪行が書かれています。
いくら今村前支配人がAKSの人間ではなくなったからと言っても、真実の究明は必要でしょう!
 
 
 
 

二、AKSという企業について。

 

AKS(芸能界では、AKSに限った事ではないかも知れませんが、)は企業の皮を被った、世間の常識が通じない、企業にあらざる存在でしょう。

 
 
まず、再三、松村取締役が使っている「コミュニケーション」「話し合う」という言葉が胡散臭いです!
 
彼らが言うところの「コミュニケーションを取る」とは、「(脅したり、嘘の約束をしたりで、)言い包める」という事でしょう。
「コミュニケーションが足りなかった」とは、「言い包められなかった」という事であり、「(これから)しっかりとコミュニケーションを取る(しっかりと話し合う)」とは、「(これから)しっかりと言い包める」という事でありましょう……。
まったく、世間の常識とは、かけ離れた組織です!
 
 
 
今村前支配人にしても松村取締役にしても、AKSは、(否、多くの、アイドルを抱える芸能事務所やら運営は、皆そうかも知れませんが、)メンバー(山口さん他)に嘘をつき続け、各種(保護者、契約スポンサー等)説明会にしても、世間に対しても、嘘をつき続けています。
 
「なんで嘘ばかりつくのでしょうか。」
と言っても、彼らからすると、
「なんで真実を言わなければならないのか?」
くらいの感覚でしょう。
警察に逮捕される訳でもない嘘ならば、いくらでも、その場しのぎの嘘をつき続ける事でしょう……。
 
このような、“逮捕でもされない範囲の” その場しのぎの嘘をつき続ける人間達(嘘つき企業)は、どうすれば良いのでしょう?
 
付ける薬も無く、どうしようもありませんが、かと言って、これが支配下に未成年者も含む、多くの若い女性達を持つ人達だとなると、“どうしようもない” でも済みませんしね……。(-_-;)
 
 
吉田豪氏は、“NGT48の解散” どころか、「AKSが解散しなければならないのでは?」みたいなことを言っているようですが、そこまで追い込むには、もっともっと追い込む為の材料が必要でしょう。
 
マスコミにしても、“芸能部” では “持ちつ持たれつ” の関係で、会社を潰す程の追求は出来ないでしょうが、もはや社会問題として、“社会部” が動いて、法で裁けないにしても、社会悪となっている、“嘘つき企業” (と今村前支配人)の追求をして貰わなければならないでしょう!
 
 
 
しかし、ネットでの話を見ると、もっともっと、AKSの(否、芸能界の)深い闇が見え隠れしています ……。
 
被疑者らが所属するグループのリーダー格の男は、今村前支配人ばかりでなく、AKSの幹部連中とも、私的に深い関係にある、と言われています……。
 
ですがその話を聞くと、妙にAKSの言動に納得が行ってしまいます。
 
AKS(今村前支配人も)は、被疑者らの所属するグループ(のリーダー格の男)との関係(余程、公になってはまずいような事が有る?)を隠す為、被疑者らを守り(隠し)、被疑者らを守る(隠す)為に事件への関与が疑われるメンバーらも守り(隠し)、彼らにとって一番どうでもよい、被害者の山口さんを切り捨てる、という、一貫した言動になっている、と……。
 
 
そして、公になっては逮捕でもされ兼ねないような事実でも有って、余程それを隠したいが為に、どんなに非難されようとも、“逮捕でもされない範囲の” 嘘をつき続けている、と……。
 
 
 
……AKSの力ではここまでが精一杯で、社会部の記者ならば十二分に、AKS(と今村前支配人)に切り込んで行けるのではないか、と思いますが、AKSが “芸能界のドン” などと呼ばれる、芸能界の実力者に泣きつけば、その “芸能界のドン” の都合(気持ち)次第では、社会部記者でも切り込めないような事態になるのかも知れません……。
 
その “芸能界のドン” は、政界の実力者とも通じていて、マスコミに上から圧力を掛け、社会部記者にも、上から取材を止めるよう命じさせる事も出来るのかも知れません……。
 
……もっと言えば、闇の組織とも通じていて、この件でAKSにとって切り捨てたい、面倒な存在(縁起でもないので、ここで名前は出しませんが、勿論、あの人)を事故死、或いは自殺に見せ掛けて、消してしまう事すら出来るのかも知れません……。
 
 
……これが “芸能界の深い闇” という物でしょうか?
恐ろし過ぎます……。(-_-;)
 
 
 
 
 

三、おかしな事を言う、コメンテーターらについて。

 
ワイドショーなどのコメンテーターらが、後で訴えられたりしたくないので、なるべく当たり障りのない事を言いたい、という心理は理解出来ますが、「どちらの言い分が真実か、全く分からない」とかは、「どちらの話に信憑性が有るかくらい分かるだろうし、そのくらいの事、私見としながらでも言えるだろ!」と思います。
 
 
……ある男性コメンテーター(弁護士だったと思う)は、AKSの第三者委員会の調査報告の会見中に有った山口さんの反論ツイートを見て、「批判の矛先がもっぱら運営(AKS)に向けられているので、被疑者らに対しては、もうかなり許しているのではないか?」などと馬鹿げた無責任な事を言っていましたが、
 
「そう簡単に、自分を襲った男達を許す訳ないだろ!」
「そこで被疑者らへの文句を言っても意味が無いから、言わないだけだろ!!」
 
……被害者の心情をまともに考えず、如何にも当たり障りのない事を言おうとしているな、という人が、結局、自らの根底に有る、(訴えられる可能性も低い)弱者(被害者)蔑視の精神が露呈してしまった馬鹿な発言を、平気でテレビでしている……。
 
そんなコメンテーター達は、とっとと辞めさせて欲しいものです!
 
 
コメンテーターに限らず、(遂にはSKEの須田さんも言い出したようですが、)
 
「複数の男からの暴行被害を受けた若い女性(山口さん)に、対立している組織(AKS)の幹部と一緒に、公の場に出て来て喋れ!」
 
と言っている人達がいますが、ふざけるのにもほどが有ります!
 
双方の立場は対等などでは全くなく、圧倒的に被害者(山口さん)の方が低いのです!
まともに考えた言葉とは、とても思えません!
 
無責任な発言が公然となされている事には、とても腹が立ちます!