1週間程前に、なぜか動く様になったミニテーブルソーで駒木地を一組だけ成形しました。

外で粉塵を撒き散らしながら成形しますので、土日は避けておりましたが、ここを逃すと暑くなる&梅雨に入ると思い日曜日にやりました。



成形がなるべく早く済むように、事前に板材を選別します。

100枚超有る板材を色味で大まかに分けてます。しかし、色はハッキリ分かれる訳でも有りませんので大雑把に。



右は色味が薄いもので真ん中濃いめ、左は、余りにも違い過ぎるもの。色味も、白系、黄色系、赤系と有りますので、違和感の無い様にしないといけません。




次に、もう一度色味を確認しながら、だいたいどの板材をどの駒にするか決めます。

この時に、難のある部分や、厚さを確認しながらになります。



板材の木取りによって、駒形を斜めにすると大駒にサイズに出来なかったり、厚く取れなかったりしますのでそう言うものは小駒用にします。

複数取れる場合も有りますし、難の有る場所を避けると、一枚しか取れない板材も有ります。

これをやるにも、1日弱掛かりました。



そして、何とか1組だけ成形し終わった薩摩黄楊縮杢。



最近、成形面が多少湾曲してしまうのも悩みで、成形後に湾曲や角度がイマイチな部分を手作業で直してます。これも1日くらい掛かります💦その流れで、木地ならしまで済ませました。




時間も掛かりますので、自分で駒にする分は良いのですが、成形済みの駒木地を他の方に譲る事が出来無いのは、こう言う理由が有ります。



最近、いろいろな方の成形環境を見る機会があり、成形の治具や考え方、治具の構造、駒形などそれぞれかなり違います。

一番簡易的な環境(金銭面も)に有るのが私でして、市販そのままの成形機を改造したり、治具を作り直したりしたい欲求が湧いておりますが、しばらくこのまま、必要な分だけ成形して行く事にします😅



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