駒研(将棋駒研究会)の例会に行って来ました。



今回は、開場早々は人数も多かったですが、時間が経つに連れ人数も少なくなり、ゆったりした感じになりました。

その分、駒作りの情報交換や、駒鑑賞の時間が多めに。


今回、二代目天一師の彫り駒を2組見る事が出来ました。

機械彫りの様な正確な彫りと言われて居ました。

本当にその通りの彫り駒でした。

実際に間近で見るのは初めてでしたので、じっくり鑑賞させていただきました。





写真は、1番人が少ない時のもの。



前回から駒作りを始められた方達も、続いて参加くださり、素彫りを見せていただきました。

まだ、切れる印刀に出来て居ない感じですので、印刀研ぎ(治具あり)をして、彫りのポイントをお話しさせていただきました。



彫り〜仕上げ磨きまで実演出来る様にして行きましたが、次回以降でしようかね。

楽しく彫っていただくのが第一優先です。上達を感じられれば更に楽しくなりますので、是非、続けて頂きたいと思います。



例会とは関係有りませんが、いつも、字母を作る夕飯から寝るまでの時間で、彫り駒作りのテキストを作りました。(駒木地成形も)

ゆくゆく(何年後になるか分かりません)使う事もあるかと準備したものですが、自分の考え方や教える時のポイントをまとめるのにも役立ちました。

書いてみると、印刀が切れる様に研げれは、彫り方のポイントって、大きく言うと3つくらいしか有りません。そのポイントを頭に入れて、あとは慣れて経験を積むしか有りません。



基本編と実践編に分けました。



基本を一通りやってからの、実践編の一部です。

これも、基礎と言えば基礎で、どう言う事?と思われると思いますが、この後に各項目の説明に続きます。

他に思い付いたら、書き足して、不整合の所は修正して行く予定です。




それと、まだ、ハッキリ決まって居ませんが、3月17日の棋王戦の栃木県対局日のとちぎ将棋まつりに、駒研のブースを出すかも知れません。その時は、彫りの実演も行う予定ですので、当日、会場でお会い出来るかも知れません。

正式に決まりましたら、またご報告したいと思います。



次回駒研の例会は、4月21日の予定です。