第22作となります恒圓書の磨き仕上げが完成しました。
大振りな薩摩黄楊のくっきりした柾目が特徴の木地に彫り込みました。
面取りは、中くらいのC面取りです。
恒圓は、他の方の作を含め作数が少ないと思いますが、魅力の有る書体で、特に、王将、玉将の縦線の太さに迫力が有ります。
四大書体で沢山依頼を頂ける様になりたいと思いますが、この書体は、作り続ける事になりそうと感じて居ます。
毎回、反省点は有りますが、木地用の板材入手から手掛けた駒(成形は木地師様に頼みました)で、今の実力が充分出せた1組です。
後輩の一番の愛用駒になってくれたら良いなと思います。