
ダークアート的世界観。インダストリアル・ミクスチャー・ユニット
MILLHOWSE(ミルハウス)
MON(Vo)
EDo(Gt)
http://sound.jp/millhowse/
“暗黒舞踏”。初めて彼らのライブを見たときにそう思った。剃髪に全身白塗りで、踊るというよりは奇妙な舞いでアートを表現する暗黒舞踏(YouTubeで“Butoh”と検索するとたくさん出てくる)。さすがに彼らはあそこまで人間離れしてはいないし、白塗りでもない。だが、ダークアート的な世界観と、舞踏家のように舞いながら歌う姿はかなりそれに近いと思う。
中学からの同級生で、2006年から本格的に活動を始めたミクスチャー・ユニット。現在都内を中心に活動中。
ダークでゴシックな打ち込みにラウドなギターがうねる、インダストリアル・サウンド。吐き出すように叫ぶ日本語ラップ(全然日本語に聞こえない)。人間の奥底に潜むドロドロとした世界を引きずり出したような彼らの曲は、まさに暗黒舞踏やダークアートを初めて目にしたときと同じ衝撃を与える。見てはいけないものを見てしまったときのような恐怖感に一瞬ゾクッとするが、その恐怖感がたまらなく病みつきになり、聴けば聴くほど曲の世界に引き込まれて行く。
どれだけ爽やかなバンドと対バンでも、瞬時に空気を変えてしまう彼らのライブをぜひ生で体感して欲しい。サウンドに反して人間くさい、ゆる~いMCとのギャップがまた最高なので、それも含めて彼らの世界にどっぷり浸かってみてください!!
(小野妙子)

1stアルバム『蛇腹的生贄』¥1000(ライブ会場にて発売中)

