地震の中心地ではありませんが、医療現場で戦っています。
とりあえず一番困ったのが、停電。ほんとに真っ暗になってしまった。
医療機器が動かせなければ我々は無力です。
10時間しか持たない自家発電に、いつ来るかわからない給油。
電気が止まったら、酸素を必要とする患者は皆死んでしまいます。
幸い、当大学病院には給油がなされましたが、不足しているのは明らかで、
電灯、暖房はOFF、システムは停止し、すべて紙伝票。
そうこうしているうちに、市内の他病院は全て重油が尽きて、診療停止。
大学が最後の砦になりました。
そしたらもう来るわ来るわ、サイレン鳴りっぱなし。
空いてる病院がここだけなんだから、しょうがない。
被災の中心部ではないので、凄い重症ばっかりではないのだけれど、
それでも救急部はあっという間にパンクしました。
場所が足りないので、待合とか廊下に急造の診療室を作りました。
パニックになった人とか、発熱、けが、交通事故だったり、
あとは暖を取ろうとして練炭を使ったために、
一酸化炭素中毒になった人が異様に多かったです。
電気がないのは恐ろしい。
電気が復旧し、日曜の午後には落ち着いております。
急患の受け入れを優先するので、明日までは臨時の体制です。
自分でやってみてすごく思ったのですけれど、
電気、水、薬品ほか医療用の機器が使えない状況では、診療など無理。
被災地においては、病院の機能だってダウンしているはずで、
おそらく明日以降、被災の中心地からの搬送などが増えるはずです。
なんて思っていたら、病院がヘリポートの準備を始めたアナウンスが。
ヘリ搬送だってどんとこいです。
中心部に行って多くの方々の助けになっている人も多いでしょう。
そのバックアップとして、我々は診療体制を整えています。
空きベッドも幾つかあります。
必要ならばいつでも運んできてください。
ただ、その前に自分も休息を取ります。眠い。
明日からも何があるかわかりませんが、まー頑張ります。