ある社長がオススメのスイーツを見せるため

私を連れて行きました。

そこで、突然ふたつ買おうとします。

 

ひとつは社長の分として、もうひとつは私に???

で、ちょっとカマかけてみたら

「“俺が食べて欲しい”から“俺の金で買う”やん。全部食べられそうになかったら、半分は冷蔵庫に入れて後から食べてもええやろ。だから、買わせろや」

不機嫌そうに、こう言いまして。“”内の言葉は、本当に強調して言いました。

「ああ、そういうことね」と私が納得したら、ようやく機嫌を直して、お気に入りのスイーツをふたつお買い上げになりました(笑)

冒頭にあるように、「見せる」目的だったはずが「買う」結果になり、私の心づもりがなかったことも併せてわかっていただきました。

 

そうして、前の記事に書いた坊っちゃん

イケメンは、オススメ品を紹介するだけで、私に買わせようとします。私が雑談の中で購入予定を話したら、そこにイケメンの好みを伝えてきます。私は訊ねてないのにね。

 

これを文章化したら、

“俺がして欲しい”から、“あなたの金で買う”

こうなります。

くだんの社長と比較して、みなさんはどう思いますか?

イケメンの話法を「差出口」と言います。通俗的に「ご意見」とも呼ばれます。

どこの営業の回し者やらしらんけど、イケメンの会話は文脈が歪みがちで、私は知性を感じず逝けてる感じがします。イケメンは会話が弾んでいるつもり。イケメンに歪みの意識はないだろうし、話のついでに「教えてあげる善意」なつもりですらあるかもしれません。便乗する意欲が高そうな。

 

イケメンが満足するために、他人が行動しなけれぱいけない理屈がわからない。イケメンを満足させるために、私は働いてないし生きてない。イケメンは他人を食い物にしか見えないだろうか。

こういうの、思いやりの問題や、共感性の問題になります。

学歴がどうあれ、職歴がどうあれ、私は社長の方に人間味を感じます。実際、社長は高卒ですが勉強家でも努力家でもあり、建築や工業系の資格をたくさん持ち、一級建築士でもあります。

独学のできる男性。

 

今は、イケメンのタイプを「俺様」と呼ぶのてしょう(´・ω・`)?

私の時代は、社長のタイプが「俺様」でした。

どこで切り替わったんだろう。自信ばかりあっても、見栄ではややこしい。