アバラ日記。 -54ページ目

ブランニュー。

無音のテレビと呑んでる
気分は意外と悪くもない
何かを飲み干すその度に
カラコロと氷は鳴いてる

その手を離したらきっと
一瞬の闇に飲み込まれて
少し怖い夢を見るけれど
明日は新しくなるんだよ

ただそれだけのことだよ
難しいことなんてないよ

ドッコイ生きている。

朝から自転車で駆け抜ける
切り裂いた風は夏のようで
感覚を僅かに狂わせるけど
カラダは確実に回復してる

生きていると感じることが
必要かどうか知らないけど
ドッコイ生きている街の中
脚の疲れさえ心地良い正午

抜け雀。

月とラジオで酒を呑んでいる
何だか話をしているみたいだ
斉藤和義の歌みたいだなぁと
ぼんやりと思いふけりながら

もしも止まり木がなかったら
雀はずっとずっと飛び続けて
終いには死んでしまうだろう
だから止まり木をそこに描く