トントンザーザー。
黙々と野菜達を刻みながら
淡々としたリズムで考え事
沈黙のこちら側には板の音
トントントントントントン
沈黙の向こう側には雨の音
ザーザーザーザーザーザー
粛々と様々な無駄と無駄が
削ぎ落とされ洗われていく
もういいんじゃないかしら
悲しみであり続けることも
もういいんじゃないかしら
蔑まれる存在であることも
優しくする必要はないけど
痛めつけるのも終わらせて
もういいんじゃないかしら
そろそろその手を離しても
もういいんじゃないかしら
カルマも業も放棄したって
トントントンザーザーザー
ザーザーザートントントン
淡々としたリズムで考え事
沈黙のこちら側には板の音
トントントントントントン
沈黙の向こう側には雨の音
ザーザーザーザーザーザー
粛々と様々な無駄と無駄が
削ぎ落とされ洗われていく
もういいんじゃないかしら
悲しみであり続けることも
もういいんじゃないかしら
蔑まれる存在であることも
優しくする必要はないけど
痛めつけるのも終わらせて
もういいんじゃないかしら
そろそろその手を離しても
もういいんじゃないかしら
カルマも業も放棄したって
トントントンザーザーザー
ザーザーザートントントン
おたずねもの。
二百メートルほど歩く間に
三人に道をたずねられたよ
目的地は皆さん違うのだが
そんなこともあるんだねぇ
こんなふうに珍しいことが
あった日ほど慎重に生きる
虫の報せじゃなきゃいいな
何かの前触れでもイヤだな
丁寧に慎重に冷静に確実に
三人に道をたずねられたよ
目的地は皆さん違うのだが
そんなこともあるんだねぇ
こんなふうに珍しいことが
あった日ほど慎重に生きる
虫の報せじゃなきゃいいな
何かの前触れでもイヤだな
丁寧に慎重に冷静に確実に