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最初に書いておくが、このクルーズ船の記憶は他の観光地と比にならないほどに、記憶が無い。


船に乗船

 集合し、乗船した。船で有名な観光地をいくつか巡り、最後に夕日を見ながらルアンパバーンの街に帰る、という流れだ。



 最初の目的地に向かう途中で、自然豊かな周りの景色と合わない、大きな橋のようなものが崖の上の方に見えた。ラオスでは、中国の支援で急速に新幹線、ダムなどの建造物が増えているとガイドさんが教えてくれた。数年後にラオスに行くと、全く違う景色になっているのだろうか。

 

Pak Ou Cave

 15:00頃、Pak Ou洞窟(パクウー、パクオウ)についた。崖にある洞窟の中に、4000体もの仏像が置かれていることで有名な洞窟だ。


 中に入ると、大分の中津にある羅漢寺を思い出させるような風景だった。とても似ていた。正直、そこまで新鮮味はないのだが、あまりに所狭しと仏像が置かれていたので面白く、ついシャッターを何度も切った。(写真撮影可能だった。)空が青く、美しい。





 ここでは、地元の女の子がミサンガを片手に、必死に観光客に話しかけていた。優しそうな欧米系の女性が子どもたちと手を繋ぎ、最終的にミサンガを買っていた。子どもたちのお小遣いになるのだろうか。それとも、食事代になるのだろうか。
 

 

サンハイ村

 このあたりで、確か日本人が合流した。ここでは、伝統的なお酒「ラオラオ」の説明をしてもらい、試飲もできた。ラオラオは、発酵させた米を使って作るお酒であること、日本の焼酎と似ていること、度数が50度もあることなどを聞いた。


 そして、何種類かのお酒を試飲させてもらえた。(度数の強さで舌とのどが熱くなり、味も、焼酎と似ているのかも、よくわからなかった。いや、そもそも飲酒習慣がないため、焼酎の特徴がわからない)



 周りの観光客は、まあまあなペースで試飲していた。みんなすごい。蛇やサソリが漬かっているお酒もお土産として購入できるらしい。

 


サンセット

 いよいよ、船旅も終わりに近づいてきた。ガイドさんがビアラオの瓶を見せながら「ビール飲む?」と聞いてくれたが、自分がどれくらいアルコールを摂取できるのか、わからなかったためお断りした。代わりに、コーラを持ってきてくれた。ガイドさん、ありがとう。


 ラオスに来て、苦手なものが一つ減った。それはコーラだ。雰囲気のおかげか美味しく感じて、飲めるようになった。



 最後に、ガイドさんは観光客の集合写真を撮ってくれた。「俺たちは仲間だ」か、「俺たちは家族だ」か、そんなことを言っていて、少し感動した。船旅がこんな雰囲気で終わることを想像していなった。ちなみに、写真はガイドさんからWhatsAppで送信してもらうことになった。私はアプリを入れておらず、日本人男性からInstagramで送ってもらった。私は運が良かったが、このツアーに参加するならWhatsAppのインストールを勧める。



 本当に、素敵なツアーだった。このガイドさんには2日もお世話になった。もちろん、ツアーにはお金を払っているのだが、ガイドさんは私が旅を通して感謝している一人だ。

 

 

象使い免許取得!

 船を降り、日本人男性と共にManifa Travelの事務所へ行き、象使いの免許証を発行してもらった。

 


 真っ暗で帰り道を間違え、ホテルと反対方向に歩いてしまったため、へとへとで部屋に戻った。この日は夕飯を食べずに寝た。


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