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ラオスのLuang Prabangは日本語表記がルアンパバーンだったり、ルアンプラバーンだったり、ルアンプラバンだったりする。カタカナ的にどれが1番近いか微妙な部分があるが、タイトルはルアンパバーンにした。

 

ホテルからSuvarnabhumi空港へ

 2023年9月22日(金)朝5時、今日も早起き。昨日購入したパンを食べた。

 

 2泊お世話になったホテルに別れを告げて空港へ向かう。本来なら「バンコクを離れるの、寂しすぎる」という気持ちになる予定だった。あるいは「ラオス楽しみ」でも良かった。この時感じていたこと、それは「日本に帰りたい!!!!!」だった。慣れない大都会に疲れていたのだ。


 ホテルを出たが、まだ日が昇っていない。ホテルからは始発電車で空港へ向かった。バンコクにはDon Mueang空港から入国したが、出国はSuvarnabhumi空港からだ。羽田と成田のようなものだろうか。(脱線:就活で東京に行くまで、成田は東京だと思っていた。)


 昨日も利用したMRTのSukhumvit駅から、昨日とは逆方向、Phetchaburi駅に向かった。

 



 

ここで、ART(エアポートレールリンク)線で空港に行くために、Makkasan駅まで5分ほど歩いた。乗換案内が非常にわかりやすく(田舎者にも優しい!!)、写真を撮る余裕もあった。




 きれいだなぁ。さよなら、バンコク。(ホテルから空港まで54バーツ、約243円)

 

空港に到着

 7:10、空港に着いた。搭乗するのは、Lao Airlines(ラオス国営航空)のQV634便、Luang Prabang行き(14,420円)、10:25に出発する。





 余裕をもって着いたのは、大きな空港内を散策してみたかった、というのも理由の一つだ。手荷物を預けてセキュリティーゲートを通過した。広い、広すぎる。

 


 

待ち時間が長かったため、水を買った(40バーツ、約180円)

 

 

ラオス国営航空QV634便

 いよいよ、搭乗だ。バンコクに別れを告げ、空港からバスに乗り、飛行機へ向かった。隣にジャカルタから来たおっちゃんが座った。けっこう話が盛り上がった。なんと、宿泊ホテルが一緒だったからだ。このおっちゃんは、後に私の恩人の一人となる。

 

 2時間ほどの短いフライトだったが、機内食もあった。最初見たときは「少ない」と残念に思ったが、サンドウィッチがとても美味しかった。大満足だ。ラオスに一人で行く日本人女性は稀だと思うが、一人でラオス国営航空に乗った日本人女性はかなりレアなのではなかろうか。



 

 機内では、入国カードを貰った。カードに書いてある英語がわからない。「Race」って何???


 そんな時!救世主が現れた。「日本人ですよね?」日本人が話す日本語が聞こえる。彼の座席には日本のパスポートが見える。間違いない、彼は日本人だ。「Arrivalビザっていらないですよね」と聞いてきた。「いらないって私も思っていました。」「ですよね」みたいな会話をした。そして、「Race」問題も解決した。馴染みのない言葉だった。人種や民族のような意味らしい。結局そこは空欄で大丈夫だった。


 そして、この日本人男性も私の恩人の一人となる。旅は一期一会だ。楽しかった旅の記憶が永遠不滅のものとなるならば、間違いなくこの男性のお陰である。

 

 

ラオスに入国!

 飛行機を降りた。



 ラオスの空気を吸った。暑いというより熱い。


 念のため、トイレを済ませて入国ゲートへ進んだ。係の人にArrivalビザのことを聞いたが、やはり日本人は必要なかった。(ありがとう、日本人への信頼の高さ!)入国すると、インドネシアのおっちゃんが待っていてくれた。両替やSIMカードの購入を一緒にした。(両替は10,000円→1,329,900kip、0が多すぎて難しい!!SIMは60,000kip/6日)計算がややこしいが、ここでは1円=0.0075kipとする。SIMは約451円。


 さらに、おっちゃんはLOCAというアプリでタクシーまで拾ってくれた。(45,000kip=338円/一人)タクシーに乗って、タイでぼったくられた話をするとおっちゃんからはドン引きされ、運転手さんからは「そのお金があればラオスで2日間ガイド付きで遊べる」と言われた。ここで、第2次ぼったくられショックを受けた。インドネシアにできた新幹線や、ラオスにできた新幹線や、日本の新幹線について話しながらホテルに向かった。


 ちなみに、運賃の半分を空港で渡そうとすると「後でいい」と言われ、ホテルに着いてからも「後でいい」と言われ、もう返さなくていいかなと思っていると、夜に会ったときに「お金のこと忘れてた」と言われた。謎だった。とにかく、おっちゃん、ありがとう。

 

そんな感じで13:00、ホテルに着いた。

  


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