鶴御崎で泣いた理由

鶴御崎の記事はこちらです↓


まず、主にとって鶴御崎はあこがれの地でした。

「九州最東端」という言葉に惹かれて、ずっとずっと行きたいと思っていました。


ですが、家からは遠いし、カーブだらけで運転が怖いし、波が穏やかで天気がいい日しか行けないだろうし。


「無理かな」と思っていました。行きたい思いも、心から少し離れていました。


でも、この日は「このままじゃ物足りない!遠くまで行きたい!」と思って鶴御崎のことを思い出しました。


そして、ほんの少しの勇気を出して行ってみました。


頑張って運転して、やっと着いた鶴御崎。「絶景」という言葉では言い表せませんでした。景色を見ている間は興奮して、泣くどころではありませんでした。


「おい!○○(主の名前)!この景色を忘れるなよ!やっと来れたこの場所を一生覚えておけよ!目に焼き付けろ!脳に染み込ませろ!」


と、叫びながら見ていました。主は、この時の感動を一生忘れることはありません。


そして、帰り道。来た道を戻りました。「よく運転頑張ったな」と思いました。


それと同時に、主が持っている別の夢と今日の出来事が重なり、涙が止まらなくなりました。


主には、叶えたい大きな夢がありました。あと一歩で叶うところでした。でも、直前に叶わないことがわかりました。主がどうあがいてもなんとかなる問題ではありませんでした。


それでも「いつかは絶対」と思って努力を続けました。しかし、だんだん現実を見るようになって「もう諦めよう」と何度も自分に言い聞かせました。


大きな夢は主の頭から消えました。


そして、今日。鶴御崎に行く夢が叶いました。「行きたい!」と思ってから1年以上が経っていました。それでもちゃんと叶いました。


主は、諦めなければ夢は叶うとは限らないけれど、諦めたら絶対に叶うことはないと、改めて思いました。


どんなに、遠回りしても、思い通りにならなくても、「絶対に叶う」と信じて、少しだけ勇気を出して見たことのない、知らない世界へ飛び込んでいく。


歳を重ねると、「あなたの夢は?」と聞かれることも減ります。現実を見ることが良くて、夢を持つことはダサいのかもしれません。


それでも、叶えられる可能性がある限り、頑張りたいと思います。


この日の思いを、これからも大事にしていきたいです。


次は、旅のまとめです!