漠然と感じていることなので、うまく伝えられるか分かりませんが。
Hunger is the best sause.
なんて言いますけど、逆に腹一杯のときって、どんなに旨いと言われているものでも食指が動かない人が多いと思うんです。
いや、いますよ、食っても食っても腹が減ってる人も。でも多くはないですよね。
これは、食欲に限らない、と思っています。
そう。例えば、学習。
学びに関しての私の考えは、ほぼ一貫しています。
『やればやるほどのめり込んでしまう、中毒性のあるもの』です。
しかし、この状態になるには、少しお腹を空かせている必要があります。
小さい頃に与えすぎるのは、逆効果になる気がしています。
いわゆる、年齢に見合わない早期教育やらは、これにあたりそうです。
そして、ある程度大きくなった、小学生たちはどうでしょうか。
中学受験は、相当なハイカロリー食です。
美味しい味付けはされてますが、それでも、いつでも少し空腹の状態にしてやる、のが良さそうに思います。
今の受験は、食えるだけ食わせる、そんな風になっていないでしょうか。
それでも、残していいよ、と言っているならまだいい。
親に隣で全部食べきるかを監視されていては、拒食症になるかもしれません。
子供が『⚫⚫中学に行きたい!』と言えば、嬉しくなる親が多いと思います。
たくさん栄養をつけさせて、受からせてやりたいですね。
そこには愛情があるはずです。
でも、知らず知らずのうちに、子供の口から食べ物が溢れているのに、さらに口に詰めこんでいたりしないか。
中学受験が、後の子供への悪影響にならないように、気を付けたいと思います。