子供の塾では、算数の宿題の裏表紙に文通欄みたいなものがあります。
ひとつは「家庭から塾へ」という欄
なにか伝えたいことがあればここに書くようですが、一度も使ったことはありません。
ふたつめが、宿題チェック欄です。
良くできました、から、もっと頑張りましようとか、解き直しをしましょうとか、講師がチェックする部分です。
ここには余白が多くとってあります。
4年生の頃は、チェックのみでした。
5年生になり、ここの余白が活用されるときが来たようです。
算数の先生は、授業でここにまず自分の目標を書かせています。
そして、翌週チェックをするときにコメントを書いてくれています。
この前テキストを整理していました。
(算数は一回ずつテキストが分かれていて、放置していたらいつの間にかあふれでて大変なことになった。)
すると、その中のひとつにこんなことが書いてありました。
【子供の目標】
総合テストで80点はとれるようにする。
【先生の指摘】
テキストで出来ていても、テストで間違えることがある。それは何故かを考えよう。テキストで間違えたところをなぜまちがえたかをわかることが大事です!
おっしゃる通りです!先生、おっしゃる通りでっす!!!
なんだろう、今やってるのって、大学受験なのかな?なぜなら、これを私が出来たの、大学受験の時だから。
要求されるのは、そういうレベルなんですね。自己分析して、解決する能力。
10才でできる人は、多くはないのではと思います。
少し古いものですが、文科省の資料に、発達に関しての記載がありました。
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/053/shiryo/attach/1282789.htm
皆さん実感していると思いますが、この年齢では個体差が大きいわけです。
客観的に捉え、分析して、修正する。
いい、いい。出来なくて。そのうちできるよー。