【鉱物言葉集】

宝石にまつわる言葉




西脇順三郎著

『西脇順三郎全集1』より





誰が忘れて行つたのか

この宝石

この極光の恋を



(p248)





20代のころ
好きだった人に
こんなことを言われたことがある。

「人を好きになる瞬間という
ものがあるが、まだそれを
あなたに感じていない。」


😅


その言葉を聞いた私は、
その「瞬間」を演出しなければ
ならないような気がして、
プレッシャーに耐えられなくなった。
結局、自分の気持ちだけ伝えて、
去った。。



あれは何だったんだろう。
恋…?
わからないのです。


ただ、時々、
彼の言葉だけがふっと浮かび上がる。


その瞬間とやらは、
待っていたら来たのかな…😅





「極光(きょっこう)」は、
ふつうオーロラのことを指します。


広い意味では、
北極や南極の近くで見られる
光の現象をまとめて
そう呼ぶこともあるそうです。


オーロラは、晴れた夜に太陽から
吹いてくる強い風が地球の磁場に
ぶつかることで発生。


特別なタイミングでしか
見ることができないものです。 



「極光の恋」 

それは、まるで
オーロラが現れるように、
ある一瞬、心を照らすもの。



その一瞬は、
時間の経過と共に結晶し、
永遠に輝く宝石になるのかも
しれません。


そしてそれは
作ろうとして
作れるものじゃない。


尻尾を巻いて逃げた私は
ある意味正しかったのかな(笑)




そんなことを考えていたら、
溶けてきちゃった💦
ルビー ショコラ シンフォニー フラペチーノ




西脇順三郎の言葉

1番上と、オーロラの写真