鉱物を見て
「きれい、ではないけど美しいな」
と思うことがあります。

このアメジストは
初めて見た時、間違いなくきれいで
美しいと思いました。


あまりに綺麗だと恐ろしいから

汚れているくらいがいい


〜米津玄師作詞作曲『Nighthawks』より引用〜


この歌詞が頭に浮かんで

口ずさんでしまう。


恐ろしいくらいきれいで、美しいから

気軽に持ち歩いたりできないし

インテリアとして飾るのも

ホコリとかが気になる。

だから、箱に入れて引き出しにしまって

たまにそっと見る。

そんな石。





こちらはヒマラヤのカイラス産水晶。

この石を初めて見た時は
岡本太郎の「なんだ、これは!」が(笑)
(岡本太郎は「芸術ってのは判断を超えて、
『なんだ、これは!』というものだけが本物なんだ」と語っています。)


きれいとは言い難いけど、美しい。
心をつかまれて、持っていかれて
しまったのです。




鉱物は、地球の芸術作品だと
言われます。

芸術作品とするなら
美しくない鉱物なんて無いと思う。

鉱物を見て
きれいではないし、
流行の、よく見かけるものとは違うな
と思うことがあるけど
それを飛び越えてくる
「なんだ、これは!」
に出会った時、すごくワクワクします。