【競輪】平塚・日本選手権(ダービー)(GⅠ、2026/05/01-05/06)

決勝(2026/05/06)       1走目 2走目 準決勝
 ①松浦悠士 (広島、98期)  特選5 二予2  1
 ②古性優作 (大阪、100期)  特選1 GR1  1   
 ③眞杉 匠 (栃木、113期)  特選7 二予2  3
 ④渡部幸訓 (福島、89期)   一予1 二予2  3
 ⑤吉田拓矢 (茨城、107期)  特選2 GR2  2
 ⑥取鳥雄吾 (岡山、107期)  一予2 二予1  1
 ⑦荒井崇博 (長崎、82期)   特選3 GR6  2
 ⑧佐々木悠葵(群馬、115期) 一予1 二予1  2
 ⑨菅田壱道 (宮城、91期)   特選9 二予2  3

【並び想定】
 ←⑥取鳥①松浦⑦荒井(西日本)・②古性(単騎)・⑨菅田④渡部(北日本)・⑧佐々木⑤吉田③眞杉(関東)

 ラインとしては、3対2対2+1の4分戦

・見どころ
 SS2車を含む3車が優出した関東は⑧佐々木⑤吉田③眞杉の並び、⑧佐々木の仕掛けから⑤吉田が好機に踏み込み③眞杉とのゴール前勝負が本線。
 無傷で勝ち上がった②古性は総合力で対抗、いざとなれば関東分断も視野に入れているだろう。
 前走の京王閣ナイターで落車し一時重傷説が流れた①松浦だが今節の動きは軽快、G1初優出の苦労人⑥取鳥目標から復活のVを狙う。その⑥取鳥は今節デキが良く車が出ている状況、⑦荒井が3番手に付くことでラインの厚みも出来たので、②古性辺りが①松浦の位置を欲しがってもつれるようならチャンスはある。
 北日本コンビは展開待ちになる可能性が高いが、もつれれば今節伸びている④渡部の直線強襲が怖い。

 なお、SSの脱落は、以下の6名。
 ・寺崎浩平 (準決勝敗退)
 ・阿部拓真 (準決勝敗退)
 ・郡司浩平 (準決勝敗退:落車)
 ・嘉永泰斗(二次予選敗退)
 ・南 修二 (二次予選敗退:落車)
  ※脇本雄太は欠場。
 
・結果
 1着 ②古性優作
 2着 ⑤吉田拓矢
 3着 ③眞杉 匠

・振り返り
 号砲で⑥取鳥が勢い良く飛び出しSを決める。枠良い②古性、③眞杉も車を出し、⑥取鳥①松浦⑦荒井・②古性・⑧佐々木⑤吉田③眞杉・⑨菅田④渡部の並びで周回を重ねる。
 青板バックで、⑨菅田④渡部が外から位置を上げていくと、⑧佐々木⑤吉田③眞杉がその後ろにスイッチ、赤板で⑥取鳥が突っ張る素振りを見せるが、その外を⑧佐々木⑤吉田③眞杉がやや呼吸が合わない状態でそれぞれ車間が空きながらも、全員が自力脚を持っている関東勢が1センター過ぎに再合流。
 ⑥取鳥は無理な抵抗をせずに落ち着いて4番手を確保するが、⑧佐々木のダッシュが良過ぎて、車間の空いた⑦荒井の前に②古性がスッポリと収まり、打鐘を迎える。
 ⑧佐々木がフルスロットル状態で先行し、最終ホームへ。
 最終ホームで⑥取鳥が捲りを打つが、⑤吉田のけん制でスピードが鈍る。この時、関東3番手の③眞杉が⑤吉田の動きにつられるように内を空け、そこに②古性が忍者のように内に入り込み、最終バックへ。
 ⑤吉田は⑧佐々木の脚色が落ちたのを察知すると、番手から自力発進。②古性は内から③眞杉を捌き⑤吉田を追走、捌かれた③眞杉も必死に追走するが、②古性の外併走まで行けず。それを見ていた⑦荒井が②古性を追走するべく内から②古性後位を狙うが、③眞杉に外から決められ、③眞杉後位を①松浦が追走する形で直線へ。
 直線で②古性が⑤吉田を捉え歓喜のG1∨、初のダービー王を完全優勝で達成しました。
 2着は⑤吉田、3着は③眞杉。

・感想
 古性選手の強さと凄みを見せつけられたレースでしたね。
 レース後のインタビューでは言葉に詰まるシーンもありましたが、それだけの研鑽を積んでいる自覚とより強くなる意思が感じられ、正直身震いしましたね。
 この決勝戦で古性選手がみせた瞬時の判断、そして立ち回りの巧さ、それを実現できるだけの脚力には完全に脱帽です。
 古性選手、ダービー王おめでとう!

 惜しかったのは関東勢、色々な反省点が有ると思います。
 佐々木選手は、今節非常にデキが良かったので、あそこまで早く、かつ思いっきりダッシュするのではなく、もう少し自分が残れる先行だと思っていましたが、デキが良かったが故に、先頭に立ってから受けることも考えていたのか、結果的に死に駆けになってしまったのは残念でした。
 吉田選手、眞杉選手は、その佐々木選手のダッシュに口が空いてしまったのは大きな反省点ですね。とは言え、佐々木選手の早すぎる仕掛けは想定外でしたでしょうし、その後にリカバリーして掲示板を外さなかったのですから、立派とも言えるかも知れませんね。


つぶやき<審判の判定はもっと明確に!>

何も言わずに以下のレースのダイジェストを見て欲しい。
・2日目2R ⑨佐藤礼文
・3日目7R ⑦松井宏佑
・5日目8R ⑨菊池岳仁
・5日目11R ⑧山崎賢人
この内の2人が「失格」となるのだが、それは誰だか分かるだろうか?

自分的な感覚としては、
・2日目2R ⑨佐藤礼文 アウト
・3日目7R ⑦松井宏佑 アウト
・5日目8R ⑨菊池岳仁 セーフ
・5日目11R ⑧山崎賢人 セーフ
なのだが、実際には真逆の判定になっている。

もちろん、実況やダイジェストで見られる映像と、審判が見ているパトロール映像での違いは有るのだろうが、正直2日目の佐藤礼文選手の斜行がセーフになり、3日目の松井宏佑選手のブロックは松本貴治選手の車体故障が発生しているのにセーフだったので、「あぁ、今開催は判定が甘いんだな」と思っていた矢先の5日目に菊池岳仁選手と山崎賢人選手がアウトになったのは、どうにもこうにも納得が出来ませんね。

審判の判定は基本的には厳正に行って欲しいと思いますが、人が目視で行っている以上、多少の誤差が生じるのは仕方がないことだと思います。
ただ、せめて節間では統一して欲しいと思いますね。

特に5日目11Rは決勝進出をかけた準決勝戦ですからね。
まぁ落車が発生した事故レースではありましたが、ぶっちゃけ山崎賢人選手が失格になるとは夢にも思いませんでした。
#一緒に取手場外に居た友人は「8Rで菊池が失格を取られたから山崎も失格を取られるんじゃないか?」とは言っていましたが・・・
 

ちょこっとメンテ175

「坂東タイマッサージガイド(Web版)」ですが、ちょっとだけメンテ
を行いました。
※ https://showmitoya.wixsite.com/bando-tmg/about-us

修正箇所

1)D-02「タワンⅡ」の情報を削除しました。
   →閉店/閉業情報の裏が取れました。(閉店/閉業しています。)

2)B-04「サイアムミン」の情報を削除しました。
   →閉店/閉業のようです。

3)B-05「ハナ(HANA)」
   →googleによれば「臨時閉業」となっていますので、その旨を記載しました。
   

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【競輪】オールガールズクラシック(松戸、GGⅠ、2026/04/24-04/26)

決勝(2026/04/26)
 ①佐藤水菜 (神奈川、114期)
 ②尾崎 睦 (神奈川、108期)
 ③鈴木奈央 (静岡、110期)
 ④児玉碧衣 (福岡、108期)
 ⑤山原さくら(山口、104期)
 ⑥太田りゆ (埼玉、112期)
 ⑦柳原真緒 (福井、114期)

・見どころ
 連日圧巻の時計を叩き出している①佐藤、ここも別次元の脚力でライバルたちを置き去りにしての完全優勝で仕方なし。
 ②尾崎、④児玉、⑥太田がどれだけ食い下がれるかが焦点。
 今節リズムの良い③鈴木に特注。

 なお、初日特選レース(ティアラカップ)からの脱落は、以下の3名。
 ・久米詩
 ・梅川風子
 ・坂口 楓華

 代わって予選からの勝ち上がりは、
 ③鈴木奈央
 ⑤山原さくら
 ⑥太田りゆ

・結果
 1着 ①佐藤水菜
 2着 ⑥太田りゆ
 3着 ④児玉碧衣

・振り返り
 号砲で③鈴木、⑦柳原の両者が車を伸ばすが、内枠有利に③鈴木が誘導員を追う。
 道中は、③鈴木・⑦柳原・②尾崎・④児玉・①佐藤・⑥太田・⑤山原の並び。
 前受けの③鈴木が赤板過ぎに誘導との車間を切って後方の動きを警戒すると、赤板3コーナーから3番手の②尾崎、4番手の④児玉が連動するように上昇し、②尾崎が一旦は先頭に立つも、④児玉が②尾崎を交わして先頭に立ち、ペースが上がらないまま赤板バックへ。
 打鐘手前で5番手から⑤山原が一気にスパート。これに反応した④児玉も踏み上げ、一旦は半車身ほど⑤山原が出るが、④児玉が突っ張り切った形で再び⑤山原の前へ。この流れの中で②尾崎、③鈴木、⑦柳原は内で被った格好になり後退。
 そうした争いを嘲笑うかのように、⑤山原に乗って上昇してきた①佐藤がさらに外から一気の加速、前団を楽々乗り越え最終ホーム手前で先頭に立つ。
 この動きに対応できたのは①佐藤をマークする形だった⑥大田のみで、3番手以下を大きく突き放す。
 ⑥太田は2センターで車を外に持ち出すも、①佐藤との差をまったく詰めることができず、①佐藤がそのまま逃げ切って今年最初のG1∨。
 ⑥太田が1車身差で2着。
 ⑤山原の内で応戦しきった④児玉は、前の2車を懸命に追うも、その差は詰まらず6車身差の3着。

・感想
 いやはや佐藤選手の強さばかりが目立った決勝戦でした。
 佐藤選手はこれで一昨年11月の競輪祭女子王座戦から続く6連続G1∨。
 年間グランプリスラムを成し遂げた昨年の勢いを維持するどころかさらに加速している感じでしたね。お見逸れしました。
 2着の太田選手は、最後方になっても動じずに佐藤選手マークからの2着。
 レース後の本人コメントは「力勝負がしたかった。自分からの発進を考えていたが、6番車でいい位置取りが難しかった。差せなくて悔しいが、自分の現状もわかった。自分は差せないと思ってレースはしていませんから。2着でオッケーと思ってやってはいない」としているが、ぶっちゃけ33バンクとは言え、丸々1周完璧マークで佐藤選手との差をまったく詰めることが出来なかった事実は受け止めつつも次の対戦に闘志を燃やしているようでした。
 3着の児玉選手はレース内容としては素晴らしかったと思います。
 山原選手のカマシを合わせ切り、尾崎選手を捲らせなかったレース振りは、これまでややもすると交わされた後が淡白だった児玉選手が、キッチリ粘り込んで、結果的に山原選手、尾崎選手より先着している点は評価するべきでしょう。
 4着の山原選手は、結果的に佐藤選手をアシストするような仕掛けになってしまいましたが、あそこで自分から仕掛ける勇気は見事でした。
 5,6,7着の尾崎選手、柳原選手、鈴木選手は、打鐘前に内で被ってイン詰まりになってしまったのが残念でした。
 なお、この決勝戦のみが最終日全レースの中で上がりタイム10秒を切るレースで、いかにレベルが高かったかを数字も証明していますね。
 

【競輪】アジア・アジアパラ大会協賛競輪(名古屋、G3、2026/04/23-04/26) 

決勝(2026/04/26)
 ①纐纈洸翔 (愛知、121期)
 ②永澤 剛 (青森、91期)
 ③西田優大 (広島、123期)
 ④小畑勝広 (茨城、115期)
 ⑤坂口晃輔 (三重、95期)
 ⑥志村龍己 (山梨、98期)
 ⑦木村隆弘 (徳島、91期)
 ⑧北井佑季 (神奈川、119期)
 ⑨柿澤大貴 (長野、97期)

【並び想定】
 ←①纐纈⑤坂口(中部)・⑧北井②永澤(混成:南関と北日本)・③西田⑦木村(中四国)・④小畑⑨柿澤⑥志村(関東)

 ラインとしては3対2対2対2の4分戦。

・見どころ
 この決勝戦では⑧北井の機動力が一枚上、番手の②永澤もしっかりしたマーカーだし、この2車が中心と見る。
 紛れがあるなら、力ある③西田、3車の利ある④小畑の抵抗だが、果たしてどこまで。
 地元の①纐纈は勝つレースをすれば連対まで。

 なお、初日特選からの脱落は、以下の4名。
 中釜章成 (準決勝敗退)
 山岸佳太 (準決勝敗退)
 木村皆斗 (準決勝敗退)
 嵯峨昇喜郎 (準決勝敗退、車体故障)

 代わって予選からの勝ち上がりは、
 ①纐纈洸翔
 ④小畑勝広
 ⑥志村龍己
 ⑧北井佑季

・結果
 1着 ⑧北井佑季
 2着 ①纐纈洸翔
 3着 ⑨柿澤大貴

・振り返り
 号砲で③西田が飛び出してSを取り切る。これで道中は、③西田⑦木村・⑧北井②永澤・①纐纈⑤坂口・④小畑⑨柿澤⑥志村で周回を重ねる。
 後ろ攻めになった④小畑は赤板手前から上昇を開始、北井にフタをしながら赤板1センターで先頭に立つ。③西田は引いて4番手、⑧北井は6番手。
 ④小畑が波を作りながら先行態勢になると、後方となった①纐纈が打鐘で巻き返し④番手の外で併走。
 最終ホーム過ぎ、4番手内から③西田が発進するが、①纐纈と⑥志村に挟まれる形になり接触・落車。
 4番手を①纐纈と③西田の落車で目標を失った⑦木村と①纐纈で取り合いに。
 落車を避けた⑧北井は最終2コーナーから一気にスパート。
 鋭いダッシュに番手の②永澤が千切れるも、構わずに凄まじいスピードで2センターで前団を捲り切り、そのまま後続を5車身突き放して先頭でゴールし、S級復帰2戦目でG3∨を決める。
 中団外併走の形から追い込んだ①纐纈が2着。
 ④小畑の先行に乗った⑨柿澤が3着。
 
・感想
 ビッグレース前週のなんちゃってG3戦。
 注目はドーピングのペナルティで1年間休み、A級を6節で特昇して再びS級に上がってきた北井選手の出走だろう。
 その北井選手が圧巻のスピードで圧勝、力の違いを見せつけた。というしかないですね。

 さて、北井選手については、1年間出走停止のペナルティで禊は済んだという意見と、まだまだ禊は終わっていないと意見が拮抗しているようですが、自分的には「禊は済んだ」、「今後信頼を取り戻すべく頑張って欲しい」ですね。
 今回の優勝で「4日制G3の決勝3着以内}の小倉競輪祭の出場権も手に入れましたので、G1出走を視野に入れて一層の精進を期待したいです。