らぶばなです。アッシュ、お誕生日おめでとう!!
アッシュお誕生日記念 「バナナフィッシュ Go」1をお読み頂いた読者さま、ありがとうございます。色々と設定がおかしいですが、よければ続きをお読みくださいませ☆
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アッシュお誕生日記念 「バナナフィッシュ Go」2
僕は英二。陸上が得意な大学生だけど、怪我で療養中。この夏休み、退屈だから ゲームでもして過ごそうかと思っている。そうだ、仲間が言ってたけど 巷でポケ◎ン Goと言う流行っているスマホアプリゲームがあるらしい。さっそくダウンロードしよう、あれ、バナナフィッシュGo ?これはなに?BFキャラを集めよう? どこかで見た事あるような。。。昔読んだ漫画のキャラかなぁ。。。?気になるから一応試してみよう。
どれ、地図アプリをたちあげ、各BFキャラに関係のある場所を表示させるとそのキャラクターを手に入れることができる。中にはレアなキャラがいるかも? あれ?歩く必要はないの??まぁ僕は怪我しているから好都合だな。。。
よし、とりあえずどこにしよう?うーんとりあえず地元で有名なのは。。。「出雲大社」だよね。
あ、何かいたぞ! 【えいじ】だって! 何となく僕に似ているような気がする。。。
アイテムは「漫画」か。わかるわかる、僕なら漫画を出されたらホイホイ付いていくよ。
次はどこにしようかな〜。そうだな、最近大学の「図書館」が改築されたからそれでも表示させてみよう。僕ににたこの「えいじ」が真面目に勉強しているかもしれないぞ。
あれれ?金髪の外国人がいる。。。留学しているのかな? 眼鏡かけていてすごく知的だなぁ、それに緑色の瞳かぁ。。。この子、綺麗だけどなんかツンツンしているな、反抗期なのかも。でも不思議と憎めないな〜どうしてだろう?? たぶん。。。根っこの部分は優しい子に違いないな。
「クリスバージョンのアッシュ」??よく分からないけど、 とりあえずゲットしよう。でもどうやって? アイテムは「えいじ」?? キャラをアイテムにしちゃうの?何でだろう??
ゲットだぜ!! あ、二人とも飛び跳ねてる。。。勝手に歩き始めちゃった。何だか嬉しそうだし、まぁいいか。。。付いていこう。。。
「えいじ」がラーメン屋に行きたがってるな、なんか二人とも喧嘩し始めた。ライスがどうとか、スープがどうとか言ってるよ。僕のおすすめはラーメンライスだけどね。
売店で「えいじ」と「アッシュ」が立ち止まった。漫画と新聞を買っているよ。なんか正反対な気がするなぁ、でも不思議と仲は良さそうなんだよね。
夜店の射的で「アッシュ」が全部の的を当てちゃった!!でも金魚すくいでは「えいじ」が勝っているよ。女の子がキャーキャー近づいてくるからアッシュは”ひょっとこ”のお面をかぶっちゃった。俺だけだと恥ずかしいからお前もかぶれ、って”おかめ”のお面を「えいじ」に渡しているよ。「えいじ」は金魚鉢と餌を買わなくちゃって楽しそうに話しているな。。。
何だか二人をみているとほっこりするなぁ、でもどうしてだろう、僕は涙が溢れてきたよ。。。
***
肩を軽く揺さぶられた振動で英二は目を開けた。窓から差し込む光はオレンジ色に変わっていた。後ろを振り向くと同居人が少し困ったような、心配するような視線をおくっていた。
「起きろよ、英二。こんなところで寝て。。。体調悪いのか?」
英二はアッシュを安心させるように柔らかく微笑んだ。
「ん〜? アッシュ。。。大丈夫だよ。帰ってきたんだね。。。」
心配不要だと分かると、アッシュはため息をついてあきれ顔をみせた。
「まったく、何を寝ぼけているんだよ。もう夕方だぜ?」
時計を確認すると18時を過ぎていた。英二は慌てて立ち上がり、コンロの鍋を確認すると安心したように胸を撫で下ろした。
「えっ、もう? 準備は。。。。!! よかった〜していた」
彼の反応が理解できないアッシュは眉間にシワを寄せている。
「なんの話だ?」
頭を掻きながら英二は説明をはじめる。
「いや。。。今日は君の誕生日だから、君の好きな物を作ったんだ。君の帰りを待っていたら眠くなってつい寝ちゃった」
コンロの上には数種類の鍋やボウルが並んでいる。外出中に用意していたのだろう。そのうち疲れて寝てしまったと予想した。
「そうなのか?。。。そういえば、 腹へってきたな」
アッシュはフッと小さく微笑んだ。本当は嬉しいのだが素直になれないことは英二にもお見通しだ。英二は立ち上がり、冷蔵庫からサラダを取り出した。
「そうか、じゃぁ 食おうぜ! 僕、何か変な夢見てたみたいだ、頭がボーッとする。ほら、君が言ってた 小型の電話だよ。。。それを使ってゲームをしていたのさ」
同じような夢をみたという英二にアッシュは驚いた。
「へぇ。。。それは興味深いな。メシ食いながらその話を聞かせてくれよ」
「分かった。。。君がゲームの中に出てきたよ。何か小生意気な感じだった。僕もでていたよ」
「なんだよそれ。。。お前はきっと間抜けな顔していたんだろう?」
揶揄うように皮肉たっぷりの表情で言うアッシュに英二は頬を膨らます。
「失礼だな!!もう。。。!!それよりアッシュ、お皿取ってよ」
鍋に火をかけながら、英二は後ろを振り向いてアッシュに指示をだした。
カラカラと大きな口をあけてアッシュは笑い、英二に皿を渡した。
「あぁ、それでその夢は、、、どんな内容だったんだ?」
「うん、僕の知っている人みんなが出てきたよ。それでね。。。」
楽しそうに英二は夢を語り始めた。相づちをうったり、時々驚いたり。。。テーブルには英二が時間をかけて作った手料理が並べられた。
誕生日を友人と穏やかに過ごす幸せをアッシュは噛み締めながら、料理と英二からのお祝いの言葉をゆっくりと待つ事にした。
(終)
お読み頂きありがとうございます。適当な文章で申し訳ありません(汗)
でも愛情は込めていますので!
アッシュ、誕生日おめでとう☆☆☆
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