日本の天皇制は、諸説によると神武天皇が紀元前660年に初代天皇として即位し、そこから数えれば2600年以上続いているものになりますね。この天皇制は神武天皇の即位から今上天皇(令和天皇)まで男系によって継承されてきました。ここでの「男系」とは天皇の血筋を引いた男性(父方)の子ということになり、サザエさんでいえば波平が天皇だとしたらサザエ、カツオ、ワカメは「男系」で、タラちゃんは「一般人」であるマスオさんとの間の子なので「女系」になりますね。磯野家が男系を維持するためにはカツオが男の子を作るしかない、ということになります。
今そういう意味では皇室はそこそこなピンチを迎えている状態になります。今の法律では皇位継承順位1位の秋篠宮さま(令和天皇の弟)、2位の悠仁さま(秋篠宮ご夫妻の長男)、3位の常陸宮さま(上皇様の弟)の中の誰かが次の天皇となるだろうと思われ、また男性しか天皇になれないとする現在の法律を改正すれば愛子さまも天皇になることができ、愛子様も男系であるので、次の天皇は男系天皇であることが確定していますが問題はその次の天皇、ということになります。
愛子様が天皇になることができる(女性天皇を可とする)とする法律改正が行われればおそらくそれと同時に、旧宮家(現皇室典範施行後に皇族を離れた人、男性皇族)の人を皇族に復帰させるという法律改正、または一般男性を天皇の婿に迎えることができるとする法律改正、またはその両方がなされると思います。なぜならそのどちらもなければ愛子様は天皇になるけど結婚したら嫁に出て行かなければならないというおかしな事態となってしまいます。
今の法律のままでもし変わらないのであれば、現実的には次の天皇に即位するのはおそらく悠仁様になるのだろうと思われます。俺としては、次の天皇が愛子様であっても悠仁様であってもどちらでもいいと思ってます。ただ問題は先ほども書きましたがその次の天皇が誰になるかということです。ちなみに愛子様が天皇になっても一般人男性と結婚するのは反対です。小◯圭がどうこうじゃありませんけれども、歴史を途切らせないため、男系を承継していくためには、
「愛子様と皇族男性との間に男子が生まれること」
「悠仁様と誰か女性との間に男子が生まれること」
このどちらかが必須であります。愛子様の方は法律の改正が必要であるためハードルは少し高い気がします。
愛子様にも悠仁様にもお子さまができない、または女の子しか生まれないとなると、男系の存続は本当にマズいことになります。また愛子様は当然ながら女性であるので子どもをいくらでも産めるわけではないことから、私は悠仁さまのガンバりが鍵になるのではないかと思うわけです。
もし本当に確実に男系を維持するのであれば、悲しい物語となってしまうかもしれないけど、悠仁さまは、
"男の子を産んだ女性と結婚する"
とする必要が出てくると思います。じゃあ女の子を生んだ女性はどうなるのか。残念ながら悠仁様との結婚は難しくなり、その2人には国から手厚い補助や支援を与えていただきたい。日本や天皇家のために涙が出るような運命を背負う人たちに惜しみなく礼賛の念を捧げたい。
ふと、こんなストーリーを頭に浮かべていました。
〔参考条文〕