三島由紀夫の言う「暴力に反対したことなんて1度もない」とは。 | ドラマーヨネの気まぐれな日記。

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打楽器やるのが好きなドラマーヨネ(米山徹)といいます。ライブ活動とか日々の出来事とか書いていきます。好き勝手に書くブログです。よろしくお願いします。











これは、三島由紀夫が暴力を肯定している発言ですが、これは決して、戦争をしてもいいとか暴力を振っても構わないという積極的な“暴力の肯定”ではなく、“暴力の否定の否定”ということになります。でもこれって世界のほとんどの人が持っているごく当たり前の考えだと思います。













世界に軍隊を持たない国は約30ヶ国あります。バチカンやモナコ公国、パナマなどになります。軍隊を持たない理由は国により様々で、国土面積が小さくて持てなかったり軍事クーデターを防ぐためであったりします。しかしそれらの国々も国防を考えていないわけではなく、他国(隣国)に防衛の支援を求めたりしています。












そして、ということは、世界にある約200の国の中で約15%の国は軍隊を持っていないということになります。といっても、そもそもこれは俺の考えだけど、国防を考えてない国なんて地球上にないと思ってます。北センチネル島でもしっかり国防を考えてます。とすれば、軍事力(暴力)を持たない国なんてこの世に存在しないことになります。












そりゃあ軍隊なんてどの国も持たずにみんなでケンカせず平和に仲良くやるのが一番だしそれが理想だと思います。しかし現実はどうでしょうか。人間という生き物の性質上、力づくで欲望を満たそうとする人間がいつどこで現れてもおかしくなく、何があるか分からないからそのために軍隊または自衛隊があるんだと思います。












つまり、「私達はいつ何があっても、どんなことされても暴力を使うことはありません」なんていうのは綺麗事なわけで、これは都合のいいようにアメリカに言わされてるわけですね。そして「戦争はしないし軍事力は持たないけど何かあった時のために自国を守る力は備えます」なんて矛盾してる状態になってるわけで、三島由紀夫はこういったことを嘆いて自衛隊駐屯地で自決をしたんだと思います。私としても「何かの時の為に軍事力を持ちます」と言ってほしいと思ってます。












そのために、前の記事でも書きましたが自衛隊というものの軍としての存在をはっきりさせるために、戦争をするとかしないとかではなく、憲法9条に軍として明記してほしいと俺は思います。










憲法改正、皆さんはどう思いますでしょうか。