日常347 | ラテックスは妄想中

ラテックスは妄想中

暴走ギミな妄想をチラカスBananaです。
甘味世界を目指し オリジナル小説書いてます。
腐 要素 多くなってきちゃいました。苦手な方ご注意ください。

 

 

全く 人って生き物は

 

テンパると

 

予想外な顔を 

 

見せ始めてしまうものだなぁ…

 

等と

 

余裕ぶってる 暇のない

 

彼に 両脇

 

攻められてる俺は

 

 

降参 ポーズでもって

 

 

「…えぇ…っとぉ…

 

 …今の状況は…そのぉ

 

 このまま おさわり続行…って事で しょうか?」

 

 

差し込まれた 彼の手が

 

 

肋骨の下部分 ホールドしてて

 

俺的には

 

その辺の肉は

 

現在 たるみきってる

 

触れて欲しくない 部分で…

 

言い訳したい

 

気を抜いていない時は

 

こんな手触りじゃない事を

 

 

…とか 思いつつ

 

つい

 

 

呼吸に合わせ 腹筋に力を入れれば

 

 

「…今 凹ませても 遅くねぇ?」

 

 

触れてる 彼の手に 伝わる

 

形態の変化

 

 

「…ごもっとも…」

 

 

なんとも 間抜けな状況

 

認めつつ

 

一端 力を入れた筋肉

 

ついでと 

 

ドローイング しながら

 

 

ホールドした手を

 

降ろすタイミング

 

見計らっていれば

 

 

彼の膝が また こつんとぶつかって

 

俺の方へ

 

身体を寄せてる動きに

 

 

…ぅわ…

 

この状況

 

ハグしてくれって

 

迫られている様なもんだぞ

 

 

 

俺の手の位置は

 

彼の背中か 肩の上か

 

頭か?

 

等と

 

勝手に 抱擁Scene

 

あれこれ パターンを

 

想定しつつ

 

 

彼の手の動きに

 

意識向ければ

 

広背筋に添って

 

背後に移動開始し

 

 

ガチで 俺の胸の中に今

 

彼が居る 状態に

 

キュッと 唇をかんで

 

顎を上げれば

 

継続中の

 

ドローイング

 

吸い込んだ空気は

 

胸骨を押し広げるから

 

胸に 彼の額か?

 

頭部の何処の部分かは

 

今現在 確認取れていないけど

 

 

接触してて 

 

それが

 

息を吐いても 接触したままで

 

 

…これでは益々

 

ハグ体制の 俺側拒否構図

 

って状態なのでは?

 

とか うはうは 考えていれば

 

 

「…鼻息が すげぇなぁ」

 

 

興奮気味に吐き出した息

 

 

彼の もふもふの髪

 

揺らしてる状況

 

指摘され

 

あわわわ…と

 

 

ホールドした手で

 

己の口元を 覆えば

 

 

今は

 

僧帽筋に到達中の

 

彼の手のひら

 

健康骨の内側

 

縦に触れてて

 

 

されるがまま

 

じっと 耐えてる

 

俺の様子に

 

 

「…ギャップ萌え…狙ってんの?」

 

 

見た目 百戦錬磨感

 

怒涛の俺が

 

受け入れちゃってる様子に

 

 

“萌え”ってオブラートで

 

包んで来たけど

 

 

これが本来の

 

俺の素なんだ…って事は

 

結構 残念がられる点で

 

 

「…女へのウケは

 

 実際の所 よくないっすよ」

 

 

見た目とのギャップで

 

得した事ない事

 

それとなく 伝えつつ

 

 

俺は 天井を眺め続けた

 

 

  つづく