嗚呼しくじったぁ 8 | ラテックスは妄想中

ラテックスは妄想中

暴走ギミな妄想をチラカスBananaです。
甘味世界を目指し オリジナル小説書いてます。
腐 要素 多くなってきちゃいました。苦手な方ご注意ください。



起きた男の様子


気になるあまり 


まだ

 

Bet周辺しか

 

 

視界に入って来ないけど

 

それでも

 

 

見ている天井が

 

 

広くて



…何だこの部屋…



って思ったら


つい

 

 

張りつめ浅くしていた


呼吸が


限界とばかりに

 

 

大きめな音を伴いつつ


僕は 体全部で



呼吸をした

 

 


そう 


頭の中



忙しなくいっぺんに


あれこれと 巡らせるも



それは


息を

吐いて吸う程度の


一瞬の間の事で

 



だからして


感覚的には


もう随分長い間の様に


感じてる



男との密着も



その実


呼吸の回数で言えば


3拍…あるかないかの


間 




だから



互いに目が覚めた


…とは言え

今尚



僕を抱き枕にした態勢


キープ中の男の


腕の中で



過呼吸気味な


乱れた胸骨の上下


継続中で



恥かしいほど


心拍が早くなる




このドキドキは

 

 

今に至る経緯の

 

記憶が


まるっと皆無であるが為の


 

不安と 心細さ


そして



僕…どうなっちゃうんだろう…


って

 初めての体験


アレコレに



対処する方法のスキル


当然皆無で



焦り 先行して

 

 

過呼吸気味の呼吸



抑えようにも


酸欠気味な息苦しさ


治まらず


通常時よりも

胸の上下 



荒馬並みに 跳ねてるの


もう


どうしようもなくて

 


僕は 開き直ることにした




   つづく