Spinoff 408》Short  | ラテックスは妄想中

ラテックスは妄想中

暴走ギミな妄想をチラカスBananaです。
甘味世界を目指し オリジナル小説書いてます。
腐 要素 多くなってきちゃいました。苦手な方ご注意ください。

 

 


カメラマンの物言いと


態度から




わざと踏んでた


洋服の件は



気にしていないのかな?




悪戯

咎められずに済みそうな気配に

 


気持ち 軽くして




促がされるまま


当初の目的である


汗流すため

バスルームへ向かおうと



カメラマンの横を


すり抜け


和室を出ようとすれば





「…どこへ行く?」




少し 体をこちらへ寄せ



邪魔する所作で


進行方向 遮りながら


掛けられた声

 



いや この状況なら



予測できる範疇だろうと


浴室の方 指差して




風呂…だけど 」



なに?ってニュアンスで



肩寄せてくるカメラマン


正面から見れば




「俺が拭いてやっったじゃん」



少し


恩着せがましく


拭った程度の処理を


さも 充分だろうと


何が不服だと


言った口調で



当然

同意だろ?と


強引な推し体勢で



浴室への道を


遮ろうとするカメラマン




…やっぱ


洋服踏んだ事

根に持って


意地悪し掛けて来たんだ…と



このやり取りの意図


察して


黙り込めば



見下ろしてた目が細められ



探り合う


互いの出方




先に動いたのは


カメラマンで



見下ろしてた視線


逸らし



首元に

顔を寄せて来た




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