好きな事 / 恋人Ver .2 》期間限定 | ラテックスは妄想中

ラテックスは妄想中

暴走ギミな妄想をチラカスBananaです。
甘味世界を目指し オリジナル小説書いてます。
腐 要素 多くなってきちゃいました。苦手な方ご注意ください。


すっかり当たり前になった快適空間で


微睡んでいると



「 こんな不自然な環境に居たら ダメになる 」


そう言って クーラーを消した彼


反応を伺う目と 目が合う



…ここで何か反論したとして

 あの目は 何かを企んでいる


ここは無反応を決め込む事に…



暫くすると 締め切られた空間は

ムッとした空気に包まれ

不快度指数を 上げて来た



立ち上がり

無言で窓を開ける


…無風でやんの

しかも

…ミンミン うるせぇし


汗が吹き出してくる

…めちゃめちゃ 不快じゃん



何がしたくて

何してくれちゃってる訳?

何目的?


どんどん

文句が込み上がって来たところで



暑っ苦しい抱擁を 背後から受ける



「 あああああっ うっとおしいっ 」


両肩を上げて 彼からの拘束を解く



ひゃっひゃと笑う彼


「 水浴び しよっかぁ♡ 」



屈託の無い満面の笑みに


…言葉を失う



「 ほらプールとかは準備が面倒だけど

  うちの風呂なら そのまま…ね♡

  水風呂 最高気持ち良いよぉ 」



…悪くない 発想だ



暑さは判断力を鈍らせ



安易に 彼の言葉にのってしまった




「 え?一緒に入るの?」


脱衣所で 

「 はい 両手上げてぇ♡ 」と

何かしらの ごっこ遊びが始まり

気付いた



暑さは注意力を鈍らせる



「 何言ってんの

一緒に入んないと 意味ないじゃん 」



暑さは理解力も鈍らせ…



涼を求める事に集中した脳は


シャワーで濡れた肩を彼に吸われ

…魂胆に気付く…




互いにヒンヤリした肌は心地よく


「 ちょっと寒くなったね 」


自然と抱きあう手が 少し震えて…



涼を求めていたことも忘れ


 互いの熱を求め始め




夏にやるお楽しみリストに


水遊び ランクイン決定かも…






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