義母から電話があったとき
『何か食べたい物はない?』
と聞いたのが始まりでした
すると義母
『前に買ってくれたシュークリーム
あれは本当に美味しかったわぁ』
と話してくれたので
電話を切ってすぐに買い物へ行き
シュークリームの他に義母が
喜びそうな品も一緒に送りました
そして翌日には義母の元へ
荷物が届くと今度は
お友達に、お洋服を
リフォームして貰ったので
お礼がしたいから菓子折が欲しい
ということで、この日も
電話をきってすぐに出掛け
どうせ送るなら義母が好きそうな
お菓子なども送ろうと思い
あちらこちらと買い物へ行き
また翌日には義母のもとに荷物が届き
電話口から聞こえる喜びの声が
『こんなに、たくさん
涙が出るほど嬉しいわぁ』
と、とても喜んでくれました
しかし少し前までは、お菓子を送ると
甘い物は糖尿病になるから
送らないで欲しいと言っていた義母
この御時世もあいまって年齢も重ね
今は考え方も変わったようで
『今は食べることしか楽しみがなくてね』
つい、この前まで良かれと思って
お菓子を送っていたら
『こんなに送られても困る』
みたいな感じで言われ
さすがの私も一瞬、ムカッというか
悲しくなってしまい2度と送るかと
思った事もありましたが
コロコロと気持ちが変わるのは
目の前にいる主人で慣れっこだし
私だって考えが変わることもあるので
とにかく義母が毎日、楽しいと思って
暮らしてくれることが私は嬉しい
だから何でも、どんとこーい
3月中旬にも、お菓子など送りましたが
自分で食べたり、お友達にご馳走したりして
ほとんど無いと言うのでドーン!!と送りました
年齢を重ねたとき食べられなくなることが
私は1番、怖いと思っているので
義母には美味しいと思うものを
好きなだけたくさん食べて
長生きして欲しいです