『趣味の話』

気温差が激しく夏日かと思えば、雪が積もったりして今年も天気が安定しない春ですな～

そのおかげで体のあちこちに痛みが出る上、仕事もプライベートも今はジム中心だから、負担も強いので、休む日にはどっぷり趣味に浸かる時間ができます。

体が痛いのは嬉しくないけど、こういう時間ができるのもまた悪くはない。

まずはレコード!

新しいアルバムが出てから、これはやっぱり聴かない日がないくらいヘビーローテである。

最初にビビーっときてから、ヒロトのオールナイトニッポンを聴いてさらにのこのアルバムの味わいが深まりました。

ラジオも録音して何度か聴いているので、サンボマスター山口君との音楽談義を途中で止めては、その話に出たレコードを聞き、またこのアルバムに戻るというそんなのもまた楽しい。

この日は10代だったその昔にやっぱりでっかい衝撃があった名盤と続けて聴く。比べるものじゃ無いけど、今度のは今の自分にはそれと同じくらいのものだ。歴史的名盤だなー

誰かが書いていた。テクノロジーによって人間が効率良く生きることができるようになったが、そのテクノロジーがどんどん進歩して、それに依存すればするほど、己の内とそれに接触する外部への関わりを無くし、意思や思考を無くした生物となってしまう。クロマニョン人は現代人よりも脳容量が大きく、もしかしたら現代人の失ってしまった認知能力や創造力を有していたかもしれないと。

ブルーハーツから、ハイロウズとなって、クロマニョンズになった。ブルーハーツは若い心にぐさりと刺さり、そのストレートさを求めていたから、何かちょっと物足りなく受け入れにくくなっていたのは、ただ単に自分自身に聞く準備ができていなかったのだろう。

クロマニョンズなんておふざけかと思ったら、ロックンロールはもとより、人間社会の進歩するテクノロジーへのアンチテーゼなのかもしれない。

変わらず名前になんて意味は無いと、ヒロトとマーシーは言うだろうけど、そんなことを考えさせてくれて、かっこよくて優しい曲から力をもらえるのは幸せだ。

余談、そういえばラジオでヒロトが言っていた。SEX PISTOLSのただノーフューチャー！ノーフューチャー！って歌うだけの曲に元気が出たんだと。AIにこんな曲作れないだろう!ってね。

次は読書。

大昔学生の頃買った本を何となく読み返しはじめたら、夢中になって一気に読んでしまった。

現代文明に出会う前の、歩く民の学びと伝承の記録。出アフリカからヨーロッパアジアを巡りベーリンジアを渡りアメリカ大陸に達した人々の記録は部族の詩によって保存蓄積されて維持されてきた。それを知ることができるのは凄いことじゃないだろうか。

。これもたまたま、今読み返したのもまさにこの時というタイミングだった。こういうことが続くのも面白いものだと思う。

他にも読みたいのがいっぱいあるけど、またしばらくしたら読むことにしよう。