sunny side blog
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夏の天王岩

小川山・瑞牆山から暑い東京に戻り、ちょっと休んだ4連休の最終日、コロナ禍の中でのオリンピック開幕と解らないことだらけでしたが、

気温と雨の予報とにらめっこしながら、大丈夫と判断し、依頼いただいた天王岩での講習決行!

 

心配した電車とバスの混雑もそれほどではなく(むしろ空いていた)、河原のバーベキューやマス釣り場の混雑にやや驚きながら着いた岩場も快適な空き状態。

以前の経験から、GWなどの連休や、夏の週末も他のクライミングエリアへ移動する人が多いので、予測はしていたけど、今回は本当に来てみるまで解らなかった。

 

ちょっと湿度が高く、蒸っとしていましたが、北面の木陰は、外の世界に比べれば快適でした。

ジムからはじめて、これから岩場でのクライミングをしていきたいというお客さんには、

最初の経験で、岩登りの厳しさと楽しさを味わっていただきたいと思っているので、良かったと思います。

まずは下の岩場へ。ラインやボルトは微妙なところがありますが、岩に慣れ、安全管理などを知るには良いと思います。

何よりそのなぜかを伝えられ、岩を見ることを学べる場所です。

 

 
 

そして上に移動。

クラックJOYから被った短い2本。

 
 
 

湿度と気温のためちょっと状態が悪く難しかった思いますが、登れても登れなくてもこの先の目標、そのために何をしていこうか考えることに繋がったと思います。

何より力一杯登ったことは、体の疲労と反比例して心の疲れを減らしてくれるでしょう。

 

ここに来ている人々は、本当にクライミングが好きで、この場所が好きなのでしょうね。

嬉しい声掛け、を沢山いただきました。

自分も、クライミングをはじめ、仕事をさせてもらい、怪我をしてからを再開してきた場所です。

この日は以前の講習に近いくらい登って動き、心地よい疲れで寝苦しい夜もぐっすり眠りました。

 

この人にも久々に会えた!

 

ようやく小川山もスタートできた

まだ収まらないコロナ禍の中ですが、色々な事前準備を重ねてきて、3回目のアウトドア講習はようやく小川山で行うことができました。

2019年の公共交通機関を利用した廻り目平での滞在クライミングで、すべての荷を担いで行くことを可能として、電車でも、バスでもほぼ人とは接触せずに行けることが分かったので、梅雨明けの平日、連休前のそれほどの混雑がないという予測で、決めたのですが、予想通り、キャンパーもクライマーも多くなく、ひと時の開放的な時間を過ごすことができました。

 

30台にヨーロッパをツアーした時以来、久々にこのパックを引っ張り出し全てを詰めました。
日曜午後の普通列車はガラガラ。
 

ただこの猛暑で、涼しいはずの廻り目平も昼間は暑く、ななんとなくいつもと違う様相でした。やはり4連休を控えて人は少なかったです。

 

 

 

生徒さんは、ジムでクライミングをはじめ、湯河原で初めての岩を体験してから、はじめての小川山となりました。

岩登りをしてみようと思ったのが、インストラクターの先輩の湯川での講習会を見学して、衝撃を受けたからだったということなので、

順々にステップを踏んで、今回の小川山で、岩登り/フリークライミングの入り口にたどり着き、先を思い描く良い経験になったことでしょう。

 

まずは花崗岩に慣れるのには一番良いと思うところへ向かいます。

ここは以前からよく利用した場所で、混むことも多いのですが、ほぼ貸し切りで助かりました。

 

 
 

りボルトも相当されたようですが、残念なのは、ほぼリムーバルでプロテクションがとれるルートにがっつりケミカルのボルトが使われていることでした。(なぜか歴史を感じるハーケンは残されていましたが・・・・)ラインも良く分からなくなっていてちょっと不自然に感じるところもありましたが、まあそれは昔からかもしれません。

 

 

 

短いけど、エッセンスが詰まったこのルートは実はお気に入りで、学べることが多いものです。

 

翌日はマラ岩と妹岩へ。

さすがにこちらは数名のグループがいましたが、必死に登る子供の姿に力をもらい声援を送り、マラ岩の上からの絶景を堪能してもらいました。

 

 

そして、このルートで、ナチュラルプロテクションへの理解をしてもらいクラックの足使いを体験。

 
 

~からの初めてのクラックに挑戦です。

ジャミングははじめてのことで、戸惑いながらもレイバックはしっかりとできたのは、やっぱりジムのおかげですな。

 

 
 
ここまでできれば、はじめての小川山での経験は十分してもらえたと思ったのですが、
 
やっぱりこのエリアに来たらこれはマストでしょう!

いつ見ても美しいと思う小川山を代表するクラックルートに打ちのめしてもらい、ここを登る日を夢見てもらえるように、そしてその日が来たら最高だと思いました。

 
 
 

 

昼間は暑いけど夜は寒いくらいで、その空気と自然は変わらぬ廻り目平でした。

昼間に間違って出てきてしまった、蝉の幼虫と、残念ながら短い成虫の時を迎えられずに終わった亡骸を見ました。

 

 

 

 

繁殖という最大の目的を遂げられなかったけれども、その後は蟻や微生物に分解され、残った物は草木の養分となるのでしょう。

自然の中に生きてそのサイクルの中にいる蝉を感じました。

人間もその中にいるはずの生命なのですが、その循環から外れ、自然に対しては害を及ぼすだけの生物になってしまったことを、この蝉の姿から感じてしまいました。

 

そして、この方面に行ったら、必ず自分のクライミングをします。

この前には覚悟の上で灼熱の十一面末端壁で、そして後には涼しくも疲れた体にムチ打ち不動沢で、ボロボロになるまで叩きのめしてもらい、コロナで溜まったモヤモヤを少し吹き飛ばすことができて、体は重いが心は軽くして帰ってくることができました。

 

 

 

 

 

 

第二弾は湯河原

ストーンマジックの講習からクライミングをはじめ2年が経った2人の、はじめて岩に触れる機会となったアウトドア講習再開第二弾は湯河原でした。

梅雨入りしたものの、まだ前線が北上しない貴重な晴れ間で、気温もそれほど高くないラッキーな日でした。

冬のカラットした状態の日と比べれば、しっとりした空気の中での岩だけれど、何より人に煩わされることのない、自然の中でのクライミングは、はじめての経験としては良いものだったと思います。

 

 

コウガイビルと言うらしいハンマーヘッドのイカス奴

 

これまで、古くはやはりクライミングをはじめたころのプライベートから仕事でも長らくお世話になってきた場所ですが、退院してからは正面壁に1度行っただけなので、多分講習で使わせてもらっていた7~8年ぶりくらいになる久々の桃源郷でした。

右側の易しいルートで、人工壁とは違うフットホールドに怖い怖いと言いながらも徐々に慣れていき、

 

 

 

仕事でよく使ったアボリジニやサンセット、ダイヤモンドヒップなどにトライ。やはり今はジムで登れるおかげで、ムーブをこなし力を出し切れるようになるものなんだと感じました。



本当に久々で、ポイントとなるホールドやムーブなどを懐かしく思い出す良い時間となりました。

 

そして、前から解ってはいたことだが、

右の易しいルートの中で、クラックシステムを利用したラインがボルトルートののプロテクションを利用できてしまうので、なんだか釈然としないものになってしまっていたり、目の前の届く範囲のホールドを使わせないようにルートが設定され、岩を見るのでは無くボルトを見て登るラインがルートとなっていることに、岩場を人工壁化してしまった過去と、そのルートを人工壁に慣れ過ぎてしまったクライマーが利用している現在の場所であるということをあらためて感じた。

ルートについては、あの時代の進化の過程であったことだったから仕方がないと思が、それを理解して、先に進んで行く者は、身体的にはジムによってはるかに向上しているのだから、精神性をに岩によって養っていけるようにすると良いだろうなと考えた。

 

はじめての体験は、岩に触れ、力一杯登ることを楽しむことができた。

リードを理解して、それが見えるようになったら、次は岩登りを感じることができる場所に連れて行ってあげたいものだと思った。

 

 

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