こんにちは。キム・ナレ院長です![]()
植毛手術を控え、切開と非切開、
どちらにするかで悩まれる方はとても多いかと思います![]()
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実際にカウンセリングにご来院される患者様には
それぞれのケースに最適な採取方法をご提案しています。
本日は
どのような場合にどの採取方法がより適しているのか、
まとめてご説明いたします![]()
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「非切開(FUE)をおすすめするケース」
① 頭皮が硬く、弾力が少ない場合
切開法は頭皮の柔らかさによって採取できる本数が変わります。
頭皮が硬い場合は十分な本数を確保しにくいため、非切開法がおすすめです。
② つむじ・頭頂部の分け目の植毛を行う場合
特に女性は、頭頂部の分け目に密度を出すことが重要です。
頭頂部や分け目には毛包群(1つの毛包から2~3本生えている毛包)を
移植するのが有利になります。
後頭部の密度が落ちている場合、
毛包群を選択的に採取できる非切開法が適しています。
③ 傷跡を残したくない場合
非切開法は線状の傷跡が残りません。
また、抜糸が不要なため、
・遠方にお住まいの方
・海外在住の方
・通院が難しい方
にも向いています。
④ 切開への不安が強い場合
切開法でも痛みは数日で落ち着くことがほとんどですが、
「切ること自体」が不安な方もいらっしゃいます。
その場合は、心理的負担の少ない非切開法がおすすめです。
「切開式(FUT)をおすすめするケース」
① 過去に非切開法を複数回受けている場合
非切開法を繰り返すと、後頭部の密度が部分的に薄くなることがあります。
そのような場合は、後頭部中央の安定した毛髪を効率よく採取できる切開法が適しています。
② 後頭部のボリュームを維持したい場合
後頭部が平坦な方や、後頭部の密度の低下を目立たせたくない場合にも、
切開法が有効です。
髪の毛が元から少ない場合は切開をおすすめいたします。
「切開法(FUT)と非切開法(FUE)を組み合わせた混合採取をおすすめするケース」
①5,000本以上など大量移植が必要な場合
広範囲の植毛では、切開法と非切開法を組み合わせる
「混合方式」を選択することがあります。
まず切開法で効率よく採取し、足りない分を非切開法で補うことで、
短時間で多くの毛髪を確保できます。
植毛は、単純に「切開が良い・非切開が良い」
と決まるものではありません。
頭皮の状態、毛量、必要な移植本数、傷跡への希望、ライフスタイルなどによって、
適した方法は変わります。
ご自身に合った方法を選ぶためにも、
まずは専門医による診察・カウンセリングをおすすめします![]()
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一つ症例をご紹介します![]()
切開リフトや額リフトなど、複数の手術後に生じた頭皮内の瘢痕の総面積が広く、
さらに切開リフトの影響でもみあげもがなくなり、
顔の横幅の空間も広がっていた状態で、
約4,300本の移植が必要になったケースです![]()
手術前(2026年4月15日):手術によって生じた頭皮内のさまざまな瘢痕

2026年4月15日 手術直後の後頭部の写真
長い毛の状態のまま移植をご希望されましたが、頭皮の弾力を確認した結果、切開法で採取できる本数は最大約3,000本と判断しました。
そのため、足りない分の約1,300本は、非切開ロングヘアで採取しています。
長い毛を残したまま移植する方法には、術後すぐに仕上がりのイメージを確認できるという大きなメリットがあります。
また、1〜2日経過すると、もともとのヘアラインのように自然になじみやすいのも特徴です。
頭皮の状態やご希望デザインに合わせて、最適な採取方法をご提案しています。
2026年4月15日 手術前のデザイン ー 手術直後
患者様一人ひとりの後頭部の状態や移植部位、
デザインによって最適な方法は異なります。
しかし、植毛は単に毛髪を移動させるだけでなく、
その方の自信を取り戻す過程でもあります。
経験豊富な医療陣と十分に相談した上で手術方法を決定することで、
より良い結果につながると考えています。
ありがとうございました✨


