こんにちは😊
キム・ナレです。
近年、植毛の技術は大きく進歩し、多くの方が薄毛の悩みから解放され、自信を取り戻されています✨
植毛は以前に比べて身近な治療になりましたが、「手術」であることに変わりはありません。
特に糖尿病をお持ちの方は、植毛を検討する前に必ず確認していただきたい数値があります。
それが**HbA1c(ヘモグロビンA1c:糖化ヘモグロビン)**です🩸
今回は、**『Hair Transplant Forum International(2026年)』**に掲載された論文をもとに、糖尿病患者様が安全に植毛を受けるための血糖管理の目安について、わかりやすくご紹介します😊
❓なぜ植毛では血糖値が重要なのでしょうか?
植毛では、頭皮に数百~数千か所の小さな穴を開け(FUE法の場合)、そこへ毛包を移植していきます。
一見シンプルな処置に見えますが、頭皮には非常に多くの微細な傷ができる手術です。
移植した毛包がしっかり定着するためには、術後48~72時間以内に頭皮と毛包の血流が再びつながり、新しい毛細血管(新生血管)が形成され始めることが重要です🌱
しかし、血糖値が高い状態が続いていると、
・毛細血管の血流が悪くなる
・新しい血管が作られにくくなる
といった影響が起こります。
その結果、
✅ 毛包への栄養が十分に届かず生着率が低下する
✅ 傷の治りが遅くなる
✅ 感染症のリスクが高まる
といった問題につながる可能性があります。
🩸 HbA1c(糖化ヘモグロビン)とは?
HbA1cは、過去2~3か月間の平均的な血糖状態を示す指標です。
アメリカ糖尿病学会(ADA)をはじめ、世界中の医療機関で、手術を安全に行えるかどうかを判断する重要な基準として用いられています。
📊 HbA1cの値による手術リスクの目安
今回ご紹介する論文では、HbA1cを以下の5段階に分類しています。
🟢 7.0%未満:手術可能
🟡 7.0~7.9%:条件付きで手術可能
🟠 8.0~8.4%:慎重な判断が必要
🔴 8.5~9.4%:手術は延期を推奨
⛔ 9.5%以上:手術は推奨されない
HbA1cが7.0%未満であれば、一般の患者様と同様に安心して植毛手術を受けられる可能性が高いと考えられます😊
一方で、8.5%以上になると、
・感染リスクの上昇
・創傷治癒の遅延
・移植毛包の生着率低下
などのリスクが高まります。
こうした合併症を防ぐためにも、手術を急ぐのではなく、まずは内科で血糖コントロールをしっかり行ってから手術を受けることをおすすめします。
糖尿病があっても、血糖値が良好にコントロールされていれば、植毛手術で良好な結果を得ることは十分可能です✨
植毛手術をご検討中の方は、手術の成功だけでなく、その後の薄毛予防や全身の健康のためにも、
🥗 バランスの良い食事
🏃 適度な運動
💊 適切な薬物療法
を継続し、日頃から血糖管理を心がけましょう。
以上、キム・ナレ院長でした😊
※糖尿病をお持ちの方は、植毛手術をご検討される際、事前に主治医とご相談いただくことをおすすめします。
