細胞診の結果は多型線種の良性のまま。
腫瘍の大きさは3cm弱。
良性なのでこちらの病院で手術しましょう。
これ以上大きくなるとL字カットが難しくなるかもしれない。
声帯に影響が出て声色が変わる可能性がある。
顔面麻痺は一時的なものは出る可能性があることは覚悟してください。なので術後当分の間は仕事を入れないようにしてください。
本来午前は外来の診察をして午後を手術にするけど、あなたの場合ものすごく時間がかかるので午前を休診にして10:00〜手術開始します。
ここからは毎月1回診察にきてください。
以上を伝えられました。
6月下旬のこの日、10月の手術が決まりました。
手術しましょうと言われた時涙が出ました。
1月に大学病院で腫瘍が見つかり、他の病院を探してどうしたらいいかわからなかったここまでの期間が不安で仕方なかったことにこの時初めて気付きました。
決して手術がしたかったわけではないけど、決まらずウロウロしている期間は本当にしんどかった…。
声色の件は私が声を使う仕事もしてるので伝えてくれたようです。
私は歌がメインではないけど歌う人や声優さんはここも引っかかってくるのか、と思いました。
どの程度かはわからないけど顔面麻痺はこの時点である程度覚悟していたので、復帰できないことも想定してました。
今年は舞台やイベントの出演オファーをいくつもいただいてたのですが、1月に顔面麻痺の話が出た時点で来年まで全てお断りしていました。
この時に10月までに自分のやりたいことをとにかくやろうと覚悟を決めて前に進むことができました。
この日病院近くのお店で食べたポークステーキ。
それまでは受診後にご飯を食べる気持ちになれなかったけど、ようやくこの日は美味しくご飯をいただけました。